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「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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2011/05/29
23:29:46
ここ暫く小さいモノのターンな気が。

曹灰長石_テキサス1
本日も小型。

米テキサス州産の黄色透明な曹灰長石です。
実サイズは10mm四方くらい、元々カット用として量り売り状態だった
ラフだそうで、つまり価格的にちと一流とはいかないでしょうが、かなり
クラックやインクの少ない、そして色も透明度も中々な一品です。
表面近くの劈開クラックに浮かぶ微かな虹がオシャレ。

曹灰長石って言うと「?」な方も多いでしょうが、要はラブラドライト。
普段見かけるこのへんとはまるで違う姿をしていますが、ものとしては
どうやらこっちの方が純粋みたいです。
ちなみに代名詞的に扱われているラブラドレッセンス、これは出ません。
ラブラドレッセンス自体異なる屈折率の細かい層状構造で発生して
いますから、コレは当然っちゃ当然。
でも確かに、マダガスカル産も光を通すものだと大概地色はくすんだ
黄緑色~黄色してるのが見れますから、別に変じゃないですね。
むしろムーンストーン系と混同されている場合の方が厄介な気が。
地色が白いと見た目じゃ本気で何長石なんだか。(苦笑

あと、このタイプで「ラブラドライト」って売ってるものは、他に多く
見かける産地としてメキシコ産があります。
ありますが、これは多くの場合亜灰長石(Bytownite)みたいです。
一応長石内での別種とされておりますので、念のため。
見た目には殆ど変わりませんけどね。
また見た目で言うならマダガスカル産等の黄色透明な正長石も
紛らわしいですが、こっちは価格が大分上な事が多いのでまだ
判り易い方になるかも。
…売る側が煩悩に負けなければ、ネ。

ところで、考えてみると以前から手元には黄色系かつキレイ系の
子が少ないと書いてますが、この子もいましたねぇ。
少ないと思い込んでるだけで、それなりにあるのかもしらん。( ̄▽ ̄;

気付けば整理用リストも1650番台に突入と、大分増えてきましたからね。
そろそろ手持ちを一通り見直してみてもいいかもしれません。


BGM:Kaipa「How Might I Say Out Clearly」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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