「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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2009/07/01
02:36:53
本日も新宿戦利品でございます。

えー、よくミネラルショーへ参戦する際、「狙いの石」を
決めて向かう…と言われますが、実は私余り気にしてません。
まぁまだ参戦2回目で出展品の傾向が掴めていないのも大きいの
ですが、「どーせ普段から欲しいと思ってる石こそが欲しくなる」と
思ってますので、殊更に決めてかかる事はしていないのです。
そういう意味では、今回無意識下で狙ってたのは「マラウィ煙」と
「鉛二次鉱物」「重晶石」でした。
結局、後者2つに付いては完全に空振ったorz訳ですが…。
ただ、直前に「すれ違い」や「予想外し」で入手出来なかった石ような
「惜敗石」はリベンジ対象品として、きっちり脳裏に刻まれます。

今回は馴染みの店でちょうど「買えない時」に出て来て、キープ
しなくても売れないよと言われつつも「多分売れちゃうだろうなぁ」と
思っていたら案の定売れてしまい「やっぱり…」とがっかり。
その事があって「あったら買うぞ!」と心に決めていた石です。
というわけで、本日はこちら。

水晶&ギラ石1
ブラジル パライバ州産のギラ石入りエレスチャル型水晶…
いわゆる「パライバ・クォーツ」です。
昨年辺りから原石が出回り出した、いわゆる「カビ状内包タイプ」。

実寸は画像の見た目高で40mmちょっと、画像の面しか結晶面は
ありませんが、下方の破断跡で見事に自立するために「正面だけは何とか
キャンドラル(造語)」な一品です。
やはりちょっとお高かったですが、そこは流石ミネラルショーというべきか。
高いと言っても「このグレードが国内一般流通に乗ったと想像する」場合の
価格よりは遥かに安価といえるお値段でしたので、決め打ち決定となりました。
ただ、カゴにごっそり入って売ってるとは思いませんでしたが。(苦笑
本当はもう少し結晶面のしっかりしたものやギラ石の量が多いものも
ありましたけど、そこは「風景派」の私として「全景」のバランスに拘って
選んでみました。何気に結局色味も一番綺麗なものだった気がします。

お店の人の話によると、このタイプの石は幾重にも石英が堆積した
層状になり、表層のみがこのようなエレスチャル状になった状態で
見付かるそうです。また、暗緑の層で各結晶群が区切られるように
なっており、ギラ石は必ずその周辺層(多くは上層)にあるそうで。
また、石英自体もミルキーというかメタモルフォーゼスっぽいというか
独特の質感で、何故か表面が濡れているような不思議な艶消しっぽい
感じのものになっております。なので、透明感は全体にやや低め。
むしろこれでも置いてある中では相当透明な方でした。
更にこの石はその層部分に2層のアメシストを含んでいるので、
横から見るとぱっと見は蛍石のゾーニングみたいです。

言葉で言われてもピンと来られないかもしれませんので、
サイドからの画像もご用意してみました。

水晶&ギラ石1層部
これなら一目瞭然でさね。(・ω・)

尚、緑の部分は「緑泥石だヨー」と言われたのですが、違うと思います。
ルーペでガン見致しますと辛うじて放射状針状の結晶が見えますので、
輝・角閃石類…あるいは他の(ギラ石仮晶かも?)銅二次鉱物ではないかと
思います。緑泥にしちゃ随分光沢・結晶形とも鋭過ぎるので。
ただ、ギラ石自体にも緑色皮膜・球(針)状産出が存在しますので、
実はここもギラ石かもしれません。
いかんせん小さく低めの透明度なのもあり、同定は不可能ですが。
ちなみに緑の部分を辿っていくと、この石は3つの結晶群から
出来ているようです。(右サイド・左上・下で3群

決め打ち買いしたものではありますが、無論風景に妥協した訳ではありません。
ミストインクと合わさって泡立つような青が清涼感たっぷり。
更に裏のアメシスト層からほんのり紫も来ますので、おかげで普通
「重く感じる」キャンドラル(造語)系の造型が何ともポップになっています。
暗緑層も当初「ちょっと多いかな?」と思っていたのですが、こうして画像に
仕立ててみると案外いい差し色。特に下方はしっかり「大地」化。
何とも「イメージ的なブラジル」に相応しい石ではありませんか。
正直、現物よりこっちの方が真価を発揮する石かもです。

これから夏を迎えるにあたり、実は丁度良いのかも。
「エレスチャル・サマー」Ver.とでも言いましょうか。
どことなく昔風ソーダ水の雰囲気もあり、新しさと懐かしさを同時に
感じさせてくれる、そんな粋な石でもあるみたいです。

BGM:Dream Theater「A Change Of Seasons I: The Crimson Sunrise」
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コメント
さっそく飛んできました!
紫とブルーのグラデーションが実に綺麗!
表から透けて見えるミントブルーも実に爽やかなで素敵です。
ウチの石と比べてみるとやはりそれぞれ個性があって納まるべきところに納まっている感じがします。
やはり「縁」って存在していますよね。

LINKありがとうございました、こちらからもLINKさせて頂こうと思います。
完了しましたらお知らせに上がります。

棗│URL│2009/07/02(Thu)00:17:42│ 編集
Re: さっそく飛んできました!
ありがとうございますー。(*´▽`)ノ >ご飛来&リンク&お褒めの言葉
まだまだ石界ではワカゾーどころか産まれたてピヨピヨなので、
びしばしご教授いただけましたら幸いです。

縁はありますよねー。
人の石を見て「いいなー」と思う事は多々ありますが、
何故か「より向いている石」が寄って来るんですよね。
私も今回、開場からちょっと経って行きましたし、
やはり来るべきものは残っているようです。


"TONGARI"-Take│URL│2009/07/02(Thu)01:03:20│ 編集
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プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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