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2011/05/02
14:39:44
GWですもんね。
今日も2回更新出来るとイイナ。

自然金_ブラジル1
GWですしね。

複数画像なので続きは折り畳みへ。


とまぁ、安直。(笑
ブラジルはミナス、ディアマンティーナ産の自然金です。
実サイズは45x40x10mm程、ぐずぐずな粗粒結晶の石英質母岩で、
空隙にルーズな結晶の自然金が見える分には4箇所ほど付いたものです。
実際には若干黄色く透けて見える気がする部分もありますので、
もしかしたら中にもう少し埋まっているかもしれません。
1つの結晶は大体大きいもので3~4mm、色は濃い目ですが純度は不明。
さすがにコレは少ししまして、手持ち標本でもハイソな部類に入ります。

結晶部分アップ。
自然金_ブラジル1結晶1

自然金_ブラジル1結晶2

自然金_ブラジル1結晶3
かなりルーズですが、何となく八面体基調。

自然金は…まぁ鉱物としては有名も有名ですね。
そのまんまですが自然に産する金の元素鉱物です。

さて、金を語る上で外せない説明を1つ。
通常鉱山採掘される「山金」と河床から選鉱される「川金」に分かれ、
一般に産出が多いのは川金のほう、いわゆる「砂金」ですね。
これは「母岩風化による分離後重くて1箇所に溜まり易く、柔らかくて
粘り強いので再集合しやすく、風化に極めて強く、反応性が低いので
化合物を作らず単体で集まりやすい」という金の性質上漂砂鉱床の方が
採集効率が高い事によるものです。
どう違うかと言うと、川金は金以外の部分が淘汰されるので純度が高く、
山金は大概銀等の不純物を含む代りに結晶形が残るってとこでしょうか。
当たり前ですが川金は再集合物なので、自形結晶は作らず普通一般に
「ナゲット」と言われる塊状で産出します。
ちなみに山金はまず確実に銀を固溶体として含み、その割合は様々。
両者が等価に近いと、「エレクトラム」と呼ばれる亜種になります。
他にパラジウム等も含むこともあるみたいですね。
金自体はご周知の通り錆びませんけど、銀の含有量が多い山金は
経年劣化して曇りますので、保存には一応ご注意を。

で、金は世界的に最も相場が安定している…と言うより共通相場がある
唯一の貴金属なのですが、この指標が実は鉱物標本だと余りアテになりません。
というのも、本来同じ重さなら純度の高い川金の方が高くなるはずなのですが
こと鉱物標本となると大概山金の方が評価が高いのですよ。
これは「自形結晶の残存度」「希少度」という独特の要素があるから。
絶対量として山金の方が少なく、また川金ではどうやっても自形結晶は
残りませんから、「鉱物標本」としてはそっちの方がいいという訳。
なので、↑と同じ量の川金標本を買ったら、多分ではありますが半分以下の
価格で入手出来ちゃうんじゃないかと思います。
不思議。(苦笑

とまぁ、さくっと書きましたが。
私は余り貴金属や宝石である事に執着はありません。
ありませんが、やっぱ自然金はキレイなんですよ、ええ。
ある意味こんなに「金属」感の無い金属も無いかなぁとか思ったり。
何か普通にイメージする「金属」とは、一線を画しますよね。

長く人類に愛され、これからも色んな意味でそうであろう金。
皆様もその名を冠した連休に相応しい時を過ごされますように。


BGM:Terra Nova「Only For You」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
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