「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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06:10:53
えー、昨日は睡魔と激闘の末敗北してしまいまして。(汗
更新が出来ませんでした。
その分妙に早起きしてしまいましたし、本日は2度更新予定です。

それでですね。
ご先達サイトであるkanaさんの「パワーストーンのメモ帳 Tender time Blog」から
ありがたくも昨日リンクを戴きました。どうもありがとうございます。
こちらからもリンクさせて頂きましたので、皆様ご覧あれ。

で、そちらでシトリンのお話が出ておりまして。
ちょうど準備もあったもので、本日は連動でこちらもシトリンいきます。

シトリン_ブラジル1
ブラジルはイティンガのシトリンです。

実サイズは高さ80mm弱と、うちでは中々の堂々サイズ。
いかにもブラジル…なすっきりカテドラルタイプで、素晴らしい透明感と、
表面が長石粉か何かでややマットなのに強い照りを持った逸品。
クラックやインクルージョンも殆ど皆無です。
下方にはちんまりと母岩由来の金色白雲母も付いていて、母岩が脆かったのか
中心軸周辺が突き抜けて下もポイントが生成されています。

シトリンとは「鉄イオン発色で黄色くなった水晶」の事。
ちなみに、この状態に天然放射線がプラスされるとアメシスト化します。
ただし天然のシトリンはそれなりに希産品ですので、イミテーションが多いです。
一応これは怪しい部分皆無なので、天然だと思いますけど。

実は、アメシストやスモーキークォーツを加熱すると(全てではないそうですが)
「退色」してシトリン化します。
よくウルグアイやブラジルの短柱アメシストそっくりなシトリンが売っていますが、
あれは加熱品と思って間違い無いです。
また、加熱の際クラックが出来たり色合いが不自然になる事も多いので、
タンブル化されたものでも幾つか数を見ていけば何となく判るようになります。
ただし、巧妙に作られたものは中々難しいですが…。
その辺りは「虚空座標」さんが非常に詳しいので、ご参照ください。

さて。
この石ですが、いわゆる「一目惚れ」石です。
何時もの石屋さんで棚に他の水晶と一緒に無造作に転がっていて、色が非常に
淡い事もあり最初はシトリンだと気付きませんでした。(苦笑
ですが気付いてよく見てみれば、透明感は底が覗けるほどな上、ややすっきりした
いかにもブラジルらしいスマートで端正なカテドラル。
その頃まだシトリンを1つも持っておらず、「欲しいなぁ」と思っていた矢先に
こんな美しい品を見せられたらもーダメです。(笑
なので、理屈抜きで気に入ってる品なのですよ。

こういう淡い色合いのシトリンを、「シャンパンシトリン」と言うそうです。
シャンパンは無論お酒のあのシャンパン。
確かにこの薄金色に若干のミストが浮く様は、それを彷彿とさせるので
良いネーミングだと思います。

…が、そこでふと疑問。
他国はいいとして…これ、フランスでは何といって流通してるんでしょ?
フランスはとにかくワイン・ブランデー絡みのネーミングにうるさい国です。
かつてイヴサンローランの香水「イヴレス」が当初「シャンパーニュ」という
ネーミングで発売された際、訴訟沙汰になり改名を余儀なくされた一件は
香水好きの間では有名な話。
色味の分け方がシビアなお国柄な上に鉱物収集に関しても歴史のある
国ですから、その辺りが解決されていないはずはありません。

と言う訳で調べてみました。
まずはエキサイト翻訳(苦笑)を使用して、「水晶」をフランス語訳。
「Cristal」

うぉい!( ̄▽ ̄;
い、意味ねぇ…。(←「Cristal」は英語で結晶全般を指すので、検索には…

気を取り直して、「Citrine」を仏訳。
「Citrine」

…はれ?( ̄Д ̄;
同じなんですか…?

んじゃ直球で「Champagne Citrine」を仏訳。
「Champagne Citrine」

…。('A`)
…少し変化を付けて、「淡色シトリン」。
「Légère couleur ....」

どうやらシトリンは日本語からでは該当データが無い模様。
しかし、ようやく「言語を限定できそうな」検索ワードが出て来ました。
念のため、「Quartz」を訳。
「quartz」

…そっすか。(´ω`)
では、「Légère couleur jaune quartz(janueは黄色の意」で検索開始。
無論私はフランス語なんて「一部香水用語」しか判りません。
こういう時は画像検索が威力を発揮するので、そちらで探索。

…何だかシトリンらしき画像が全然出て来ません。(汗
ただ、仏wikiを発見したので見てみましたが、色毎の名称に付いては
言及がありませんでした。

その後も検索ワードをとっかえひっかえ調査しましたところ、
どうやらフランスではシトリンはあくまでシトリンとして記載し、
色味の解説をするのみに留まるみたいです。
この辺は混乱と「うるさいネーミング問題」を避けているのかもしれません。
ただちょっと面白かったのは、日本ではもう余り使われなくなった淡黄色の
トパーズを指す「シトリントパーズ」というフォルスネームがありましたが、
これが結構使われておりまして、その中できちんと(もちろん店にも
よるみたいですが)「citrine topaze」と「citrine quartz」とカット石まで
割と厳密に記載されていました。
この辺は宝飾大国フランスっぽいですね。

この石は画像を撮るのに結構苦労しました。
気に入ってる石だけに妥協したくなかったのもそうですが、何せ色が淡いだけに
ちょっとした光の加減で色飛びするする。(汗
何とか珍しく色調補正まで使って、現物に近付ける事が出来ましたが…。

…つ、伝わるといいなァ。( ̄▽ ̄;

BGM:Camel「The Snow Goose」
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コメント
(^^)
ご指摘、ありがとうございました(^^)

まず最初に・・
マディラ酒はシェリー酒と違いますよという意味でいいのでしょうか?

私が調べた本で、マディラ(諸島)島で作られているシェリー酒と色見が似ているので、そのことからマディラシトリンという名前がついたという記載がありました。
そのつもりで書いたのですが・・
つたない文章で申し訳ありませんm(__)m

もし何かご存知でしたら、教えてください(^^)

リンクありがとうございました(^^)
そして、お写真のシャンパンシトリン。
このシャンパンって色味をすぐにイメージできる名前ですよね(^^)
でフランス語!!(笑)
私も調べ物をしていると、全く同じ状況になってます(笑)
なんだか目に情景が浮かびます!

お写真、とってもきれいですよ(^^)
確かに淡い色合いの写真はとにかく撮りづらい・・・
私もシトリンはかなり苦戦しました^^;

今後ともご指導の程末永くよろしくお願いいたします。

kana│URL│2009/06/23(Tue)10:57:04│ 編集
Re: (^^)
初拍手があんなんですみませんでした。( ̄▽ ̄;

えーと、マディラもシェリーもポートを含めて「酒精強化ワイン」
一族なのですが、全て厳密に製造法が双方決まっているので、
お酒としては完全に別物として扱われるのです。
製造もマディラ=ポルトガル領マディラ島・シェリー=スペイン
アンダルシアの一部で、ポートもポルトガル アルト・ドウロ地区が
各国法規で規定されていて、使用する原料ブドウの種類まで決まってます。
なので、完全に別のお酒。
色味もモノによりますが、一般にポート≠マディラ>シェリーという風に
濃厚な赤になる感じです。材料や製法の関係で、若干違いも出ますし。
そーなると、マディラシトリンはあくまで「マディラワインの赤」になるかと。
…私飲兵衛でもありますので、細かい話ですみません。(恐縮

これからもお願い致します。>リンク
ネーミングは見事ですよね…でもそうすると、この名前言い出したのって
何処なんでしょうね?エキサイトは珍訳はともかく、本当に訳せてるのか
判らない時があるのが実に厄介です。(笑
出来ないなら出来ないって出してくれー。

淡色の強敵はまだまだいるので、精進致しますです、ハイ。

"TONGARI"-Take│URL│2009/06/24(Wed)02:10:34│ 編集
(^^)
ありがとうございました(^^)

マディラ酒とシェリー酒が違うことは理解していたのですが、シェリー酒の色・・との記載があって、私的にも???だったのです^^;
かといって、本にそう書かれているのをまげて書くのもどうなのかなぁと思い、そのまま掲載したのですが、やっぱりそう思いますよね・・・
んじゃなきゃ、マディラという名前はつかないと思います・・・

たまに本を調べていて訳がわからなくなってしまいます(笑)

kana│URL│2009/06/24(Wed)09:53:45│ 編集
Re: (^^)
本には筆者や訳者の主観が混じりますからねぇ。
Webもそうですけど…。
一応フォルスネームとして使用している西欧で酒の方がきちんと
区分けされている以上、分けないとおかしな事になるかなぁ…と。

これは私の主観ですが、マディラワインは他の2種に比べ
フランス料理の調味酒としての使用頻度が高いので馴染み深く、
その名前になったんだと思います。
(呑む方だけだと呑める人にしか判りませんし
「シャンパンシトリン」だって、分けなくしたら「スパークリングワイン
シトリン」なんて間抜けな別名になっちゃいますしね。(笑
場合によっては石の地域性や歴史にも関わって来るので、
個人的には別名関係は必ず一度疑ってかかる事にしています。

ああ、こんな時間なのに呑みたくなってきた…。( ̄▽ ̄;

"TONGARI"-Take│URL│2009/06/24(Wed)11:33:22│ 編集
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プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
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