「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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14:39:11
本日2発目、まだまだ「'10-夏のトラックバック祭り」開催中。

今回はAnnfellさんの「Pieces of Earth - ホシノカケラ」。
ある意味私のお付き合いさせて戴いている方々の中では、
最も「鉱物派」として受け入れられているんじゃないでしょーか?
実際、そっちから見ても大変な良標本多いですしね。

さて、今回何にしようかなぁと思ってましたところ。
少し前にとある鉱物が掲載されまして、これまたいつぞやの
菱亜鉛鉱
よろしく、丁度近い時期に私も入手してたり致しまして。
「おー」と思ったのですが、その時はまだ画像が出来ておらず。

が、先日出来上がった画像を見てて、それを思い出しました。
今回はその子を出しましょう。
こういうマイナーな子が連携出来る辺りも鉱物系っぽいですね。(笑

アナパ石_ウクライナ1
たっぷり大盛。

ウクライナはクリミア半島、E採石場(?)よりアナパ石です。
実サイズは約20x10x5mm程、本産地特有の褐鉄鉱にまみれた
貝化石中に出る、典型的な産状。
一般には当地でやはり同じ産状を示す藍鉄鉱の方がメジャーですかね。
どっちも鉄を含む含水燐酸塩なので、親戚みたいなもんです。
というか、アナパ石は鉄が少ない分カルシウムが入っただけ?
そのせいか結晶系は違ってきますし、見た目には色味こそアナパ石の
方が基本的に淡いですが、全体では何となく近い感じもしますね。

このタイプは通常隅っこにちまっとくっ付いてる事が多いのですが、
これはどんだけ原料豊富な場所にあったのか、例外的と言っていいほど
モノの見事に内面部が埋め尽くされる勢いでアナパ石まみれ。
一部は対面成長した結晶同士がぶつかって、危うく塊状になりかけてたり。
サイズが小さいからそんなもんかとも思いつつも、ここまで1空間を
容赦無く埋めにかかってるアナパ石も珍しいというのが正直な感想。

また、Annfellさんもお書きの通り貝化石中とはいえ周囲はざくざくの
鉄鉱層ですし、またカルシウムが組成にある事も一因なのか、当の
貝化石がきちんとした姿のものは余り見掛けないのですが…。

アナパ石_ウクライナ1裏面
…かなりいいセンいってると思います。(´ω`)

ちょっと欠けがあるのは、仕方ないでしょう。
どっかに接地面が無きゃいかんのですから、この程度で済めば御の字。
それ以上に、きちんと強烈なディティールとなる肋が残っているのがグー。
これがあるおかげで、裏も陰影はっきりのメリハリある風景に。
且つ、表側との対比もばっちり。

このアナパ石、ウクライナが代表産地ではありますが、何故か他産地でも
貝化石中や、その堆積鉱床に出る事が多いみたいです。
(少なくとも当地と半島対岸のロシア、スペインはそうっぽい
燐酸塩ですから生物起源なのは頷けますが、こうも頻繁なのはちょっと稀。
それも殆どが他の何でもなく貝であるというのも不思議です。
(殻が残り易いだけかもしれませんが
化石置換の瑪瑙みたいなものもちゃんと考えると結構謎がありますが、
こういうのはそれ以上に「選別感」があって謎度高いですね。
きっと他の化石もあるはずなのに、何故貝の中なのか…。

ともあれ。
我々の遥か昔、ひょっとしたら繋がっているかもしれないご先祖様。
その余りに美しくも繊細な墓標は、今日も静かに輝くのです。
何時か私達も、こうやって掘り出されるのかなー。


注:庭にアサリとか埋めても多分出来ません。


BGM:Magma「De Futura」

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コメント
二週目御礼
アンフェルデス。二回も紹介していただきありがとうございます。TONGARIさんのサイトからも多数の方がうちに来ていただいていて感謝の限りです。
しかしアナパイトできましたか。透き通っている感じが良いですよね。裏側の感じもうちのとはまた違って鉄錆的なアンティーク感がいい感じで。
アサリ埋めてもできませんか、ソウデスカ。

ところで最近掲載した「含銅アダマイト」が良く似てると思うんですよ。
そういえば今食べているロザリオ(マスカットです)もなんだかいろいろ似ているな・・・

Annfell│URL│2010/08/21(Sat)22:30:53│ 編集
Re: 二週目御礼
TONGARIデス、Annfellさんのトコロからもまた然りなので、
持ちつ持たれつでございます。(*´▽`)ノ

アナパは丁度その手前頃初入手だったんで、印象に残ってましてね。
各個の結晶は小さいんですが中々美人で、裏も仰るとおりなので
その対比も含め気に入っとります。
もちろん、ハマグリでも出来ません。

>含銅アダマイト
ふふ、そうやって不用意に振ると…。(´∀`)

他にもフォスフォフィライトとかラドラム鉄鉱とかニッケル華とか、
あの辺の燐~砒酸塩は似た感じの子が結構いますね。

TONGARI Take│URL│2010/08/22(Sun)06:40:42│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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