「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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18:47:22
何だか特集じゃない記事を久々に続けているので、
繋ぎがラクに思えている今日この頃。
コンバンワ、芋蔓式に掘り返し掘り返される漢TONGARIです。

昨日からのトルコ石を取り巻く方々からは流石に少々ずれますが、
本日もまぁややこしい石の1つである事は確かな子です。
ただ、コレに関しては比較的まだカオス度低い、のかな?
市場評価的にトルコ石ほどハイソなものでもないですしね。

クリソプレース_ブラジル1
水浸保存しているので、撮影時も濡れています。

ブラジルはGoias、Niquelandiaよりニッケル発色の緑玉髄、
即ち「クリソプレース」のラフカットです。
実サイズは45x30x10mm程の厚めな板状。
ご覧の通り母岩中の脈になっているものをテキトーに割って
サイズを手頃にしたような状態のもので、クリソプレースの
原石販売状態としては至極一般的なスタイルです。
通常不透明~不明瞭な半透明が多く、一歩間違えれば玉髄じゃなく
碧玉と言った方が正確なようなものが多いこの石ですが、
この子はその点で言えばかなり色味も透明感も良い方でしょう。
クラックがもうちょっと少なかったら、磨かれてしまって
いたのかもしれません。

クリソプレース(クリソプレー『ズ』とどっちが正解?)は
先述の通りニッケルの微量混入で緑色になった玉髄の事。
つまるところ通称であって鉱物名では無い訳ですが、
非常に広範に使用されている名前です。
良く見掛ける産地はここブラジルと、後はオーストラリア、
他に最近ではタンザニアでしょうか。
無論もっと産地自体はありますけど、大概はこの何処かですネ。
一応最高のものはオーストラリアというのが一般的な評価ですが、
微妙に各産地で風合いが異なる(特に原石)ので、その辺は趣味でしょう。
ざっと思うと、ブラジルはこういう淡目のグリーンで透明度は
平均するとやや低めのもの、オーストラリアは淡目から極濃緑まで
色幅が広く、透明度はやや高めで褐鉄鉱付着が多い感じ、
タンザニアは最も色が淡目な事が多く、透明度幅も広いように思います。
参考までに、これは以前出したオーストラリア産。
やっぱり色はともかく高めの透明度と褐鉄鉱の多さが目立ちますね。

ブラジル産は個人的に少々青味を含み、最も爽やかな緑に思います。
何故かこの石は玉髄によくある球粒状のものは殆ど見掛けず、大体が
板状の脈になっているのですけれど、母岩付着も少なめで板も厚過ぎず
しかもその厚みが比較的均等。
透明感や内包物はモノによりますが、印象としては結構こんな感じでしょう。

で、紛らわしいというのは。
主にオーストラリア産の加工品で見掛ける「レモンクリソプレース」という
淡緑色で透明感は無く、ものにより筋が入ったものがありますが。
アレはまずこの「クリソプレース」とは全くの別物です。
じゃあ何か…というと、これもどうやら1種類という訳でもない模様。
主に塊状の菱苦土石の緑色のものを指し、その発色はやはり塊状の
菱ニッケル鉱の混入によるものであるようです。
ただ、これも混在割合はばらばらな上に別の鉱物との混同(蛇紋岩
緑泥石入り玉髄等)も相当に激しいらしいので、一概には…。
ちなみにこれは、海外でもLemon-ChrysopraseあるいはCitron-Chrysopraseと
呼ばれているそうなので、国内でそのまま名前を受けた物でしょう。
更に染めもあればこれにもハウ石染めがあるようなので、ご注意。
一応今日の子は、その辺一切無処理のものです。

ってか玉髄周りもトルコ石に負けじとアレですからねぇ。(苦笑

ともかく。
そういう事情もございますが、だからどーしたと言わんばかりのこの子。
まっこと、堂々とした美しき緑を湛える、とても存在感のある子です。
緑石好きとしては、これには理屈抜きで惚れちゃった訳です。
あふん。(*´Д`*)


BGM:Mike Oldfield「Lament For Atlantis」


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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