「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
2017/09«│ 2017/10| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/11
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
2010/08/01
13:31:25
今日の1個目は酒匂川石から。

…これも前回に続き自信ありません。(´・ω・`)
特徴で候補が複数から絞れない上に、それぞれの確定品で該当範囲産の
ものは全て1度も、内1種は海外含めても見た事が無い。
しかもほぼ塊状の脈中に、僅かに空いた空隙に自形が見られるだけ、
トドメに推測出来る種の広いこのタイプですからねぇ…。
つーか前回の菫青石(?)と同じ岩体なんですが、部分部分で完全に
表情が変わってしまうので何ともはや…。

緑閃石_酒匂川1

岩全体は幅100mm以上ありますが、ほぼ塊状の脈が縦横無尽に
走っている中に、自形が見られる空隙が画像幅で2mmくらい。
そこにこのスタイルの鉱物は正直ムズ過ぎ。(汗
断面形状や僅かに見える斜めなクラック(劈開?)、光沢の感じから
上流産地の鉱物を当て嵌めたところ、緑閃石(~透緑閃石)が
一番問題無く合うかなぁ…と。
ただ、非常に紛らわしい別候補として緑簾石(~単斜灰簾石)と
パンペリー石がいらっしゃるので、どうにも不確実な訳で。(汗
確率は低いですが、産状からベスブ石の可能性もあります。

というか一緒に入ってる白い脈もかなり謎。
見た目には曹長石かソーダ沸石か…という感はあるのですけど、
どうも複数種混在してるっぽい上に一部はぶどう石のようにも
思えたりして、どうにも掴めません。
…脈状鉱物を同定出来る方って、スゴイ。

まぁ、採取地が鉱物産地でも何でもなく、それら複数+αx未知数の
場所から流れ着いて来た河原の転石の産物なので、同定が難航するのは
当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。
でも、その理由の一端がやっぱりWeb等には何故だか岩レベルやその
斑晶・脈・薄片拡大ばかりで該当単種での写真資料が無い事なのは確か。
有名鉱物ならちょっとはあるんですけど…産状に対し絶対数が。(涙
尤もそんな事情もあって、ここで(不明部分も多いとはいえ)こういう単体の
画像数を重ねるのは後々意味が出るかなーとも思えるんですが。

気になるから同種別個体のサンプル欲しいんですけど…。
8月の河原(日光直射下)で保護に長袖長裾着ての石叩き…。
…で、出来るのカナァ。(汗
出来そうなら、8月は帰省予定あるからやりたいんですけどね。
でもめっさ熱暴走しそうな悪寒。


※余談:
本品を調べていて、無関係だけど気になった品が少々。
どうにも一般の知名度は高くないであろうパンペリー石ですが、
上記の通り緑簾石等とかなり紛らわしいです。
…ただ今までは見掛けても微細だからと余り気にして無い事だったんですが、
今回の調査中にすっごく「紛らわしい状態」の子を発見。

中国産の「エピドート付き水晶」ってございますよね。
あれと見た目にめっさ似てる標本を散見したんですよー。
こんなにでかい結晶群になるとは思わなかったので、眼ウロコです。
(参考:画像検索結果

産地を見るとほぼ四川省で、たまに湖南省。
…って、緑簾石付きと同じですね。
これ、ひょっとしなくてもかなり高確率で「実はパンペリー石」が
いるんじゃないかと思うのですけど…。
現物が手元に無いのですが、画像を見る限りはパンペリー石は
群れた際に緑簾石と比べ、僅かに癖が違うように思えます。
緑簾石は大概割と均等にツンツン化しますが、パンペリー石は
扇状の板っぽくなったのが何枚も集まる感じ?
上の画像検索結果と併せてご覧戴くと、多分判って頂けるかと…。

「ん?」と思われた方、調べてみるのも良いかもしれませぬ。


BGM:801「Third Uncle」

スポンサーサイト


コメント
コメントの投稿









トラックバック
トラックバックURL
→http://twws.blog38.fc2.com/tb.php/606-bf2c8c20
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

これまでの来訪者数
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新コメント
最新トラックバック
リンク
このブログをリンクに追加する
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。