「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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2010/07/27
03:57:47
何か眠れない(現在AM3:30)ので、記事追加。
浜松町戦利品の次の子を出しておきましょうか。
皆様の大部分がお眼にするのは早くても朝でしょうから、
昨日の喧暴な夕立の印象を爽やかに変える子で。

…まぁ、出る順番は決まってた訳ですけど。
毎回この煽り・繋ぎを考えるのもムズいんですのよー。(苦笑

チロル銅鉱_オーストリア1
何処かピースフル。

オーストリアはチロル地方、Brixleggより当地が原産地の、
その名もずばりなチロル銅鉱です。
実サイズは25x20x10mm程のサムネイル級、白と褐色が混じり合った
独特の母岩のそこかしこに、皮膜状~放射状の結晶が多々。
私自身見慣れぬ鉱物故に表面が結晶面か劈開面か確かには判りませんが、
劈開面は真珠光沢を呈するとの事ですから、多分劈開面かと。
もっとも、常なる事として探せば結晶面くらいあるでしょう、多分。

チロル銅鉱といえば堀博士「楽しい鉱物図鑑2」での、皮膜状に近く
結晶形は今一つはっきりしないながらも涼しげな帯緑青が印象的。
名前とその見た目の印象通り超弩級カオス軍団・銅二次鉱物の1つで、
砒酸塩に属する「CaCu2+5(AsO4)2(CO3)(OH)4.6H2O」。
金属鉱は銅単種ながらカルシウムと結晶水、そして何より砒酸基以外に
何故か炭酸基と水酸基まで持つという、中々の変り種です。
だからかどうかは知りませんが、案外色の変動幅が激しいらしく
見るものによってほぼ完全な空色から結構な濃緑まであるみたいで。
この子も部分ごとに濃緑色~青緑色でまちまち。
尤も、銅二次ですから他鉱物の混在もあるかもしれませんが、
この辺は極当然のように判る訳もございません。(苦笑

そもそも砒酸塩は私の中で「油絵的」と言うか何と言うか、
独特のキャラの「濃さ」みたいなものがある一族の印象があります。
が、この子は余りそういう感じがございません。
単に印象から言えば、私には硫酸塩に近く感じます。
勿論科学的根拠のあるお話では無いのですけど、ちょっとその辺の
部分で「他とは違う」感があって、ケースに入って他の石と並んでいても
少々浮き上がって見えて来るような感があります。

だからといってホントに孔雀石やら珪孔雀石やら何やらと混ぜられちゃったら、
きっと判んないんでしょうけど。(笑

だもので、普段砒酸塩には余り感じない「爽やかさ」が。
朝露に濡れた山地植物の緑の色が、確かに見えるような。

今回は地味に銅鉱物多いです。
持っていない鉱物を優先したと言うのがきっと効いてるんでしょう。
今までこのカオス軍団、ある程度意図的に避けていましたから。(苦笑
実際相手にするとやっぱり難物なんですけど、ソレにも増して危険な
香りがするのは…やっぱり魅力がある一族だからでしょうねぇ。
一度ハマったらえらい事になるぞーという本能の警告か。( ̄▽ ̄;

そこに逆らえる人は、きっとコレクターになんぞならんのですよ。
偉いヒトには、それが判らんのです。


あっはっは。ヽ(・∀°、)ノ


※余談
ちなみに本鉱に付いて調査中、同地区産の産状で鮮緑色の本鉱の結晶が
濃紺色の藍銅鉱とオレンジレッドのコバルト華を伴うという余りにも
強烈に美しいモノの存在を知ってしまいました。(汗
画像はこちら→mindat内ギャラリー

ちょ、これキラーアイテム杉、修正汁wwwww

…知るのも時には罪となりけり。 とんがり。 orz



BGM:U.K.「Thirty Years」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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