「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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12:11:53
どうも今日和。
浜松町戦利品の撮影をとっとと済ませたいのに、雨続きにヤラれ
梅雨時の○ゴミのごとく少々腐り気味なTONGARIです。

工房が~作業モードのチェンジが~遅れる~。(涙
嗚呼、こういう時には身に染みる六畳間の限界よ。

…気を取り直しまして。
昨日少々新シリーズが挟まりましたが、石日記は通常通り推移中。
引き続き「話に出していた子」の流れで参ります。
本日は、ひいらぎさんのトコロで思わせ振りに寸止めした子です。(笑
既に画像は出来ておりましたから、今回はそれをアップで。

えーと、石としては別段珍しくも何ともありません。
…って、基本産地が世界で1箇所なのに「珍しくない」ってのもアレですが、
いかんせん流通量が流通量なインペリアルトパーズですから。
ついでに言えば、取り立ててキレイなものでもないです、むしろ汚いかも。

でも、この姿はご覧になった事だけならず、案外想像段階でもした事の
ある方は少ないのではないでしょうか。
そんなインペリアルの、鉱物として当たり前…しかし気付いてみれば
「そういえば見ないな」という状態の、いつぞやのブラジル産蛍石に続く
意識の死角ともいえる存在の、本日の子はこちら。

トパーズ_ブラジル3
そう、それは「母岩付き」。

という訳でインペリアル、産地は勿論ブラジル・ミナスはオウロプレト。
そして、少なくとも私は現物を国内で見たのはこれだけの母岩付です。
(注:昨年辺りから出てる紫トパーズ&水晶は別として
一応Webで見る分には国内にも無い事はないんですが、存在として絶対的に
少数派も少数派なのはどうやら確かみたいです。

本品は実サイズ45x40x15mm程、円盤状に近い鉄鉱石…恐らくは磁鉄鉱と
赤鉄鉱が主体っぽい…を母岩に、そこらじゅうから大小様々なトパーズが
無数に顔を出している、まぁ「キレイ」ではないな…という一品。
他に水晶辺り混じってそうな気もしたのですが、今のところ見る限りでは
透明結晶は全てトパーズの模様。
一見にはこんなんなので、どうにもインペリアルという実感は薄いですが…

トパーズ_ブラジル3アップ
…うん、見慣れた姿っすね。

何故母岩付きが少ないのか?
これは私の推測ですが、幾つか理由は浮かびます。
まず最大の理由は…やっぱりキレイじゃないからでしょう。(苦笑
インペリアルはただでさえトパーズの中でもクラックやインクの
入っている頻度が高く、分離結晶でも一見の質に相当幅があります。
もしトパーズ本体がキレイであれば、このもろ鉄鉱石な母岩もそれを
際立たせるアクセントとして活きるでしょうけど、本体もヒビだらけで
母岩もコレとなると、「インペリアル」から想像出来るイメージからは
遠くイス○ンダル辺りまで旅立っちゃいかねません。
そういうイメージ的な問題が一番でしょうね。
幸い、トパーズは柱面に垂直な劈開がありますから、出っ張ってる
部分だけをぽきっと取るのは比較的簡単そうですし。

他に挙げるとすれば、まずは運搬性。
母岩の鉄鉱石は複数種鉱物の混合体ですが、当然その鮮度もまちまち。
この子も、部分的に錆びていたりしてますね。
まだこの子は普通に扱えるので頑丈な方かと思いますが、もしこの
鉄鉱石部分の酸化がキツいものだったりすると、自然に崩壊する可能性も
決して低くなく、運搬ともなればその確率は更に上がります。
勿論ここでも、本体のクラックが多く劈開があるという部分も影響。
重量も増す分もし互いがぶつかった際のダメージも増加する訳で、
トパーズを安全に運ぶのであれば、最初から分離結晶にする選択肢は賢いです。
「母岩付き」でも、途中で外れちゃうものばかりじゃ商売になりませんね。
あとは現地で母岩付の重要度の認識が違うとか、色々理由は浮かびますが
とりあえず以下は割愛。
ともかく、そういった何やかやで「見ない」子になっちゃってるんでしょう。

この子は勿論鉱物的方面から「母岩付き」の珍しさに入手したというのも
ありますが、何よりその「意表を付く」存在そのものが気に入った子。
「そうそう、何か足りないと思ってたらこれか!(・∀・」
という部分にすかーんとクリーンヒットする回答をくれたよーな。
私自身、これを見て「ああっ」と思ったクチですから。
紫インペリアルは水晶母岩付きが普通なのに、案外気付かないもんですね。

何というか、ウチにはインペリアルの分離品は一家レベルでいますけど。
この母岩からアレが産まれていると思うと、何とも感慨深いと同時に
大地の一種サギめいた(苦笑)錬金術の一端を見てるような気分に。
どう見ても正反対の立ち位置な2種が、同居ですものね。
ああ、その対比が強烈だから風景的にも感じるところがあったのかー。

まだまだ、私にも固定概念や思い込みの罠は一杯あるでしょう。
普段から出来るだけそういう部分は駆逐するようにしておりますが、
当然ながらコレが無茶苦茶に難しい。
この子はその一角を確かに崩してくれた、「恩石」の1つなのです。


余談:mindatギャラリー見ておりましたら、紫だけでなく黄~オレンジ系や
ピンク系インペリアルの水晶母岩パターンもあるんですね…。
ううん、これは水晶好きとしても、ブラジル石好きとしても、鉱物好きとしても。
どの方面でも見逃せない品ですねぇ…嗚呼、欲求は止まらないなぁ。(苦笑

世界最大の「鉱山」は、ひょっとしたら人間の脳みそかも。
色んな石(への欲求)が次々出て来~る。( ̄▽ ̄;



BGM:Kaipa「Skogspromenad」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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