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20:28:52
さて、本日2発目も横浜から。
今回は頂き物のご紹介です。

頂き物、地味に多いです。
素直にありがたい事ですから、どんどんご紹介せねば。
そして帰省させねば。( ´ω`)≡3
この辺、楽器もそうですが石も「使ってポイ」じゃないから
後も交流が続いていいですよね。尻切れにならない。

ともあれ、今回はこちら。

紫石_ナミビア2
これも「渋鮮やか系」かな?

ナミビアはエロンゴより、直球名称五指に入るかもな紫石です。
英名もそのまんま紫の石で「Purpurite」、世界共通ド直球。
実サイズは50x20x15mmほど、割と板に近いかサイコロっぽいか
私感ではどっちかに偏ったラフにされやすい気がする紫石にしては
余り見掛けないように思うくさび型っぽい取り方の子。
いや、いるのかもしれませんが、私の周りにはそういうのが多いんで。
先述の通り頂き物で、某国内店さんよりです。
どうもありがとうございます。(*´▽`)ノ

この子、私が石を始めた頃はあんまり見る石じゃありませんでした。
が、何時ものお店には小さなサイコロ状の子がありまして。
割と最初の頃から知ってたんですよ。
しかし、その後ある辺りから急速にWebでも見掛けるように。
ショー初参戦の昨年横浜の頃にはもう見てた気がしますので、
そのちょっと前くらい…という事は、昨年のツーソン絡み?
その辺から一気に見るようになったよーな。
いやまぁ、私が気付いてなかっただけかもしれませんが…。

ただ、その最初の頃の子と最近の子、比べると何となく
密度が違うような感じがします。
最初の頃の子の方が、みっしり詰まってる感が。
破断面のメタリックな光彩も、以前の紫のまま光る感じに対し
最近の子は普通に白い光を乗せて光るような、そんな微妙な差が。
気のせい?

まぁそんなこんなで、ちょっと思い入れっぽい何かのある鉱物だったり。
そんな紫石はマンガンの燐酸塩で、割と単純な組成「Mn3+PO4」。
米ノースカロライナ産が1905年に記載されたという、割合新参の子です。
こんな目立つのに記載が意外と遅いですが、産地が少ない模様。
実際今供給されているものの殆どは、米産ではなくナミビア産。
リチオフィル石(呉須土の方が一般的?)の変質鉱物だそうなので、
周囲の黒っぽい部分はそうなのかもしれません。
破断口の金属っぽい光沢もあって、一目でそれと判る子です。
(但し、鉄優位体ヘテロ石との固溶体は肉眼判別不可

最近ではビーズ等にもされているとか。
確かに、独特の質感の紫は魅力ある素材です。
が、実は自分で加工するにはちょっと困った子でして、硬度や靭性の低さも
然る事ながら、魅力的な光沢が6面体方向に対し2方向のみしか出ず、
そのままだと触っただけで粉が手に付くという問題が。
トルコ石ラピスラズリほど緻密な感じでもないので自己スタビライズも
やりにくく、頭を悩ませています。
かといって研磨しちゃうと、その大きな持ち味の1つである
メタリックさが死んじゃいますしねぇ。
うーん、素材としても面白そうな子なんですけど…。

しかし、原石のままでならそんな事も杞憂。
そうなれば、すらりとした良いラフ形状もあって、何処と無く
上品とも言える、雰囲気ある佇まいを見せてくれます。
かつて紫色は神秘・高貴の色だったと言われつつも、普通の布地や
塗料・顔料だとどうにも「ケバい」印象が拭えないのですが、この子は別。
実にいい力加減の紫色をしており、その辺もすっと入って来ます。
石好き故のひいきの引き倒しかもしれませんが…。

…いいの、それが好きになった弱みってものだもの。

そんなこんなで、この子は今日も標本箱の中でお淑やかです。

※余談
紫石なら「Purplite」じゃないのん?という疑問は当然あるでしょう。
実は古代ギリシャ~ラテン語から、古欧州系はもとより、英語も
古語の時点では紫を「purpure(パーピュア)」と記載していました。
ので、そのまま鉱物名に転用すれば「Purpurite」。
「Purple」は比較的新しい言葉みたいです。
ちなみに、ドイツ語で紫は「purpur」。
ナミビアは旧ドイツ系植民地ですから、地名その他に多くのドイツ語が
残っており、話し言葉にも結構残っているそうです。
だから現地でも「Purpurite」という綴りは使い易そうですね。
嗚呼、石の名にも歴史有。


BGM:Jethro Tull「Thick As A Brick (Side 2)」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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