「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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22:04:47
さて、本日2発目は引き続き戦利品中「渋味の極み」。
その内新宿より、前回の金属鉱版・四面銅鉱に続き非金属版です。

これもちょっと珍しい事なんですが、その座を獲得したのが
今回厳密に言えば「鉱物」ではなく「岩石」だったりします。
一応特定種の鉱物を多量に含むものではありますし、実際その鉱物の
標本とされている事も多いのですけど、今回のラベル的には岩。
そして、更に産地的にも思わぬ子が参りました。
ここのだと所謂土地での俗称が付いている訳なんですが、
それが完全に「岩」として全体を指す名前なんですよね。

そんなスタイルが一種枯山水の白砂と水石にも見える子は、こちら。

いぼ石_神奈川1
あっちとは随分姿が違いますが。

てな訳で、何と中の人とめっさ同郷の神奈川山北町は西丹沢、
国産鉱物中でも特にベスブ石の産地として名高いザレの沢より、
有名品目の1つである「いぼ石」こと菫青石ホルンフェルスです。
画像で突き出している六角柱が菫青石で、地がホルンフェルス
実サイズは約60x40x30mm、ば○うけをボリュームアップしたよーな
姿をしており、その随所から多数の菫青石が突き出してます。
ほんとに随所からなので、岩としてある意味雰囲気は異彩。
でかくなったらウル○ラマンにでも出て来そうな。(笑

わざわざ地元産の子を、お金出して買うなんて…と思われる方も
多いのではないかと思いますが、一応理由はちゃんとございまして。
1つはこの産地、なまじ地元で知っているだけに行きたくないです。(苦笑
いやね、山北って無闇に広い上に交通機関希薄なんですよー。
何気に神奈川第二位の広さ持っていたりしますから。
(あれ?統合後の相模原とはどっちが広いんだっけ?
ウチの実家からだと、殆どバスも無い上に車分だけでも3~40分、
更にそこから沢登り(デンジャラス)1時間以上もかかる上に、
結構剣呑な虫やらマムシやら一杯いるんですわ。
それでも体も財布も全開状態ならまぁいいんですけど、生憎どっちも
そんなによろしくない(苦笑)療養中な身でもありますので。
というか、国産鉱物を買うとよく「採りに行けば?」と言われるんですが
買うのと採りに行くのとどっちが余裕が必要かといったら採りに行く方。
なので、その楽しみは先に送って今は野外のためにも眼を鍛え…的な。
まぁ、納得されるかどうかは人次第でしょうが、私のスタンスと現状は
そんな感じですもので。

もう1つの理由はもっと明快で、この子が現地では県の天然記念物指定
受けているのを知っているからです。
なので、採取はもし禁じられていないとしても、地元民としてはちょっと
良識的にそれは控えておきたいトコロ。
気持ちの問題ですけど、ネ。
…もっとも、この子が天然記念物なんて地元にいる間は全く存じませんで。
ベスブ石や大理石共々、石好きになってから知りました。
この辺、地域教育的に学校及び教育委員会は何していたのかと…。

…話が逸れますね。
この岩、実は非常に有名なものの母体です。
それは、可憐な姿が印象深いいわゆる「桜石」。
いい機会なので出しますが、これですね。

桜石_京都1
実サイズ径4x長6mmほど、頂き物感謝です。(*´▽`)ノ

上の画像の菫青石部分が思い切り風化すると姿そのまま仮晶として
白雲母になりまして、つまりはそれがこの桜石。
母岩も同じホルンフェルスとされています。
こっちの知名度に比べると、いぼ石はイマイチ華が無いのか低い事。(苦笑

というか、いぼ石もその流れか実は菫青石ではなくて、仮晶状態の
別鉱物ではないか…という話もあるみたいです。
まぁ、少なからず風化はしている訳ですから道理は通りますね。

いぼ石_神奈川1菫青石
…とはいえ、肉眼では何とも。( ̄x ̄;

ま、その辺今回はラベル準拠です。
それなりに意外と群青っぽい透明感も感じるので、期待込みで
菫青石って事にしておきましょう。
見た目で判断するなって過去の経験もありますけどね。(笑

そんな訳で色々ファクターの多い子ではありますが、結局何が
お迎えの決め手になったかといえばやはりその風景。
地元産なのはその後ラベルを見て気付きました。( ̄▽ ̄
ブースの方はコレを手に取って「横」から見てる私を不思議そうに
していたのですが、理由をお話ししたらご納得戴けましたヨ。(笑
そう、正にこの画像の角度に惚れ込んだからお迎えしたのです。
だって、すっごく渋味溢れる、しかもこの子独自としか言いようの無い
とても良い風景だと思いませんか?ねぇ?
枯山水っぽいってのも確かにそうですが、「大岩の転がる沢」という
意味合いを持つ「ザレの沢」をそのままミニチュア化したみたいですよ。

影を造るは岩、合間を流れるは水。
ああなるほど、「水石」という分野はこうやって出来ていったのか。
…とも思ってしまう、私にとっては故郷の風景の1幕ともいえる
静かな存在感を放つナイス盆栽なのです。


BGM:801「You Really Got Me」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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