「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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19:24:43
さあ、前回宣言通りまいて行きます横浜&新宿戦利品特集。
本日2発目は横浜のターンです。
少なかった二酸化珪素一族の補填っぽい流れになっていますが、
今回もそんな感じ。鉄もまだすこーし絡みます。

そういえば、この石で…というかこの国の石は、私今回の横浜で
初めて見たんですよね。
思えば「無い訳がない」トコロなんですが、何でか見る機会は少なめ。
でも調べてみると鉱業皆無な訳でもなさそうで、流通の少なさに
何か別の理由でもあるんかいな…と思ってしまったり。

そんなちょっと見ない産地の子、久々オセアニアより登場です。

玉髄_ニュージーランド1
全体には薩摩揚げっぽい。(笑

という訳で、ニュージーランドは南島Samers山より玉髄です。
実サイズは50x30x15mm程、細長い板状の切断研磨品で、表面には
粘土のようなものの名残と思しきマットな層が付随。
何の因果か内部がくっきり黄色と緑の2色に別れ、それぞれが瑪瑙と
言うほどにははっきりしていない層の縞模様を持っています。
で、これまた何の因果かその2つの縞はきっちり90°程の角度違い。
この子はまだ大人しい方ですけど、縞の濃いものにはもっと笑って
しまうほど見事にTの字状態のものもありました。
某オセアニアが得意な国内店さんにてお迎えです。

オセアニアで緑の玉髄というとニッケル発色のいわゆるクリソプレーズが
有名ですが、この子の緑に関しては緑泥石関係らしいです。
なので、色の濃淡の差がかなり大きく、濃い部分はちょっともさもさした
いかにも「何か入ってます」的質感に。
黄色っぽいのはやはり鉄の関連だそうですが、本体玉髄自体の質は
平均してかなり良い様で、色々ごちゃごちゃしてる割に良く透けます。
それこそオーストラリアのクリソプレーズより、よっぽど平均的な
透明度は高くなるかもしれません。
その辺推測ですが、普段水浸保存してもまるで色が抜けて来ませんし、
構造的に相当細粒且つ緻密に玉髄と鉄が絡んでいるのかもしれませんね。
詳しい産状は知りませんが、オーストラリアの流紋岩系と比べると
色々他要素が多いですし、クリソプレーズと比べると圧倒的に
金属の気配が少ない辺りがヒントになりますかねぇ。
個人的には緑泥石の存在と縞の移動(=地質に変動の気配が強い)、
それに表面の粘土っぽい部分から、蛇紋岩中と予想してみたり。
いや、判りませんけど。

…そう、もっと縞のはっきりした「瑪瑙」と呼べる子もあったんですよ。
でも、お迎えしたのはかなり薄い部類にあったこの子。
いやね、時は春先の何時に無く天気が不安定だった際に、この子の
緑の縞がとっても気持ち良さそうな芝生に見えてしまいましてね…。
いやほんと、確かに見つけてから「おお、産地始めて見た」とかは
ありましたけど、基本それだけの理由だったりして。(苦笑
発色がインクのせいか、断面だけでなく奥まで本当に芝生っぽいんですよ。

玉髄特有の柔らかな透明感に、温かみのある淡い黄色と優しい緑。
今年の変も変だった気候の春先、この子に惹かれたのは一種自然な事かも。
やっぱり、春は春らしくあってほしいというのが、四季の国に生きる人の
人情というもののよーです。


BGM:Def Leppard「All Night」

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コメント
(^^)
これ、”和”を感じる・・・
いいですね、この子☆

惹かれますわ☆

kana│URL│2010/06/21(Mon)14:11:36│ 編集
Re: (^^)
あー、確かにその気配強いかもですね。
そうなると芝生と言うより、野原と言うべきか。

ちょっと話が広くなりますが。
私、日本人が選ぶものには必ず何処かに「和」はあると思ってます。
ソレが本人に自覚的かどうか、また他人が見てもそう思うかどうかは
全く考慮外として、気に入るってそういう事かなと。
いわゆる「波長が合う」ってヤツですね。
私の場合元々他分野でも和物大好きなので、逆に石のような抽象的な
世界になると相当強くないと自覚しないのかもです。

勿論、皆さんの選んだ石もそうなんじゃないかな…と思います。

TONGARI Take│URL│2010/06/21(Mon)15:42:53│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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