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18:21:55
温イ大気ニモ負ケズ。

今回は昨日から緑の石で繋げて、約半月振りに中国より。
一般にもかなりの有名品目ですね。

蛍石_中国2
何でか妙なクラック多め。

という訳で、中国から蛍石です。
実サイズは35mm四方程の、ご覧の通り緑色八面体。
石屋と言わず、雑貨屋やら何やらで類似のものをご覧になられた事の
ある石好きさん以外の方も多いでしょう。

というのも当然でして。
この子は卸元曰く「天然の八面体」だったそうですが、石屋さんも
やっぱり「人工でしょ」と。
まぁ…ちょっとクラックの入り方や表面の質感で「ん?」と思う部分も
ありますが、多分そうでしょうね。

この形の蛍石、よく売ってます。
サイズや色はまちまちですが、共通するのはこの八面体。
というのも、これは蛍石の劈開性を利用して、人間が叩き割って
この形にしているものだからです。
勿論八面体は蛍石本来の結晶形なので天然でも産出しますが、
その割合は低く多くは複雑に組み合わさって6面体その他の形状。
なので、大型の結晶や層状のものをかち割ってこーしてる訳で。
(っは、まだ8面体蛍石、全然出てないのか…

主な産地は中国とアメリカ。
割り方の精度や丁寧さは、一般にアメリカ産の方が遥かに上です。
色で言うと、圧倒的に青系が多めで透明度も高め安定。
その代わり、色彩のバリエーション豊かで安価なのは中国。
どっちが好きかは…はっきりと好みの問題ですね、どっちにも
それぞれの魅力がありますから。
ちなみに材料とされる石は天然のものなので、そこで加工を明記せず
「天然です」と言っている場合が本当に多いです。

※注:…但し、場合によっては光学素材に製造された人工蛍石の
残り等を利用して作った「純人工物」もあります。
これはまず明記が無いので、ご注意あれ。
一般に中国産・小粒・高透明度は危険度が高いみたいです。

同じようなパターンの代表格に、方解石の平行四辺形6面体もありますね。
鉱物標本としては…一般にどうなんでしょ。
色々言われる事もあるみたいですが、まぁ私はOKかなぁと思います。
尤も、産地は明記して欲しいですけど。(苦笑
確かに人の手が必要以上に加わってると言えばそうなのかもしれませんが、
手軽にその石の美しさを知るには悪くないんじゃ?と。
第一、明瞭な劈開があるからこうなりますが、無ければラフカットと
あんまりやってる事は変わらないと思うんですがねぇ。

そんな人の手で作り出された、しかし蛍石本来のカタチ。
一般に人の手が加わった石は真の姿から離れて行く傾向にあるもんですけど、
この「劈開割り」というヤツに関してはやればやるほど真の結晶形に
近付いていく、地味に石の不思議を体現した手法。

…というには少々ざくざくですが。(苦笑
そんな三段論法的ながら一種の「矛盾」を抱えた、実は石の面白さの
1面をしっかりと表している子の一群でもあるのです。


いや、本当に手軽でいいですよ。
材料用に中国産の層状蛍石塊、1つあるんですが…。
当地の層状としては全然小さめな方ではあるんですが、それでも約250x250x200mm。
現地に行けばメートル単位も普通にあるわけで。
それが掌に乗ると思えば…ねぇ。( ̄▽ ̄;



BGM:Black Sabbath「Heaven And Hell」
   さらば、ロニー・ジェームス・ディオ。(´・ω・`)
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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