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21:44:31
本日の石日記、何となくこれで。

今年はあんまりGW関係無い人でしたが、それでもやっぱり
連休が終わる切ない空気を感じているのかもしれません。

緑藍晶石_タンザニア1
何処か寂しげ。

タンザニア産の緑色藍晶石です。
実サイズは約30x4x2mmほどと、タンザニアらしく(?)小型。
所々に青味が残った黄緑色で、曇りがちですが光の透過はそこそこ。
端の方で黄~褐色なのは、母岩由来(多分鉄)の結晶間侵入物みたいです。
しかし流石タンザニア、緑も出ますか…。

緑色の藍晶石は既にブラジル産が登場しておりますが、ここ最近でタンザニア産も
オレンジに引き続き緑も比較的良く見掛けるようになりました。
ただ、見ているとタンザニア産はブラジル産に比べ結晶形が荒れ気味で
青い部分が斑に混在し、緑色も淡いものが多いみたいです。
それに、表面の剥げや傷も多いような…?
扱いの差なのか産状の差なのか定かではありませんが、ミャンマー産の
藍晶石(青いですが)も大体こんな感じですよね…。
また、「空想の宝石結晶博物館」様の記録では、タンザニアでは以前から
宝石質の珪線石(Sillimanite)が少量ながら産出しているようです。
こちらは緑色がバリエーションとして存在しているとはいえタンザニアで
緑色が出ているかは不明ですが、藍晶石とは同質異像鉱物なので場合に
よっては紛らわしいかもしれません。
カット石の画像しか出てこないので結晶でどうかは判りませんが…。(汗
ただ、青いラインや斑は藍晶石特有のものっぽいので、この子が藍晶石
なのは間違い無いと思います…多分。

また、本産地の緑は特に発色要因の記載が見付かりませんでした。
ブラジル産はバナジウムと鉄によるものとされていますが、特に注釈が
見当たらない処を見ると、この子も同じなんでしょうかね?
更に言えば、ここ最近加工品でもちょこちょこ見掛けるようですが、
タンザニアからは青い藍晶石と一緒にコランダム(ルビー)や鉄ばん~
苦ばん石榴石、緑~灰簾石等が混じり合った「ルビーインカイヤナイト」が
市場に出ておりますね。

※ルビーインカイヤナイト研磨品
 産地不明ですが、多分タンザニアじゃないかなぁ?
ルビー&藍晶石_不明1
実サイズ直径25mm程の、いびつなスフィア。

内訳は主に青が藍晶石、紫がかった赤がルビー、真紅の粒々が柘榴石。
緑は緑または灰簾石で、青い部分にも一部灰簾石を含むよーです。
また、白っぽいキラキラは雲母っぽい。
原石でも流通しているのですが、中々良い感じのものに恵まれず
私はまだ入手しておりません。
いやはや、タンザニアの石は1個取っても色々話題が尽きませんねぇ。

どちらかというと各種鉱物のビビットなバリエーションの産出が多い
本産地において、この淡く控えめな緑はちょっと異質。
今日この子を何となく選んだのは、その寂莫さが連休の終わりに
合っているな…という事と共に、GWを過ぎた事で早くも聞こえつつある
梅雨~初夏の足音に反応したせいかもしれませんね。

暖かい水を湛えた、若い緑。
草いきれを感じる季節も、そう遠くではありません。


BGM:Genesis「The Cinema Show」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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