「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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17:28:14
さて、本日の埋め合わせではない記事石日記。
ここ暫く南米がどーっと続いて中々抜け出せませんでしたネ。

ので、黄色い宝石系鉱物でばびゅんと大陸越しにすっ飛ばし。
伝統ある産地のこちらへ着弾といきましょう。

灰ばん柘榴石_ロシア1
一族の「元祖」。

ロシアはシベリア、ビリュイ河流域産の灰ばん石榴石です。
実サイズは20x15x10mm程のこじんまりとした結晶群。
メインの結晶1個の周囲に、4つほどの子結晶が引っ付いてます。
基本形は5角26面体で、特に貫入双晶的な部分は見受けられません。
ガーネットとしてもグロッシュラーとしても、割合素直な形状です。

で、何が元祖かと言えば。
ここビリュイ河流域は、実はグロッシュラーの原産地。
その中でも草緑色のものが西洋スグリの1種に似ている事からこの名が
付いたと言う事で、僅かながら緑気を帯びたこの子はその末裔的存在。
世に数多ある、本ブログでも既に何種も登場しているグロッシュラーの歴史は、
正にここから始まったのです。

とはいえ実際には一言にビリュイ河といっても、本流のレナ河に達する
前まででも全長2,650kmもあるそうですから、流域と言っても一体何処よって
感じではあるのですが。(苦笑
一応下流はそれなりに都市があるそうですが、上流は峻険な中央シベリア
高原地帯ですし、そもそも発見年が何気に何処見てもはっきりしないので、
その流域も当時どの程度開発済だったかも判らず。
地域的に所謂西ロシアから見た意味での「シベリア」内なのは確かなので
しょうが、本当に何処だったんでしょう。(苦笑

とはいえ、学術的には原産地となっている訳で。
とすれば、この子が末裔なのも確かな訳で。

流石に草緑とまでは行かないまでも、帯緑黄色の涼やかな色味。
多少クラックはありますが透明度もガーネット一族としては中々で、
結晶の形もいい感じです。
内部にどうやら赤褐色の「種」があるようですが、これはこれで
何となく全体の雰囲気が土っぽくなって気に入ってます。
人に育てられたものではない、野生の果実の気配です。

また、実はこの子ってばアングルでかなり印象が変わります。
本画像はきちんとグロッシュラーらしさを全面に出した上で、透明度と
内外の色味が味わえるものを選択したのですが、ちょっと変えるとこの通り。

灰ばん柘榴石_ロシア1色味
錐面ぽい部分から覗き込んでみました。

こうすると、グロッシュラーっぽさは減退しますが、色味と透明感は
より一層味わえる状態になります。
それに伴って、好ましい土っぽさもよりアップ。
私はどっちも気に入ったのですが、本画像はあえて「公正」なもので。

皆様は、どっちがお好きですかね?


BGM:Wigwam「The Moon Struck One」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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