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22:05:49
さて、本日の石日記。
渋い石流れで続きます。

渋い、といったら多分外せないカテゴリー。
それは、硫化金属鉱。
私だけかもしれませんが、外せません。

一口に硫化金属鉱と言っても色々ある訳で、中にはお世辞にも渋い…
いや、地味とは言えない強烈な色彩の子もおられます。
が、やはり大多数を占めるのは鋼黒~鋼灰色の一群。
そして無闇に裾野の広いカテゴリーでもありますから、それこそ
どメジャーなものから誰も知らないよーなどマイナーまで多々。
当然これは他のカテゴリーでも言える事ではありますが、
硫化金属鉱は非常に似た外見のものが多くてそのケが一段と強いのです。
とゆーか、産状・肉眼判別不可なんて日常茶飯事ですしね。
ラベルが付いてなきゃお手上げですともよ。

そんな硫化金属鉱、只今自分の中でぷちブーム。
相変わらず鉛好きな事も手伝って、地道に増加中です。
今回はそんな中から、鉱物系の方にはそこそこメジャー、でもそうじゃない
方にとっては思い切りマイナーな部類に属する子を1つ。

ジンケン鉱_ボリビア1
こう見ると派手と言えなくもない?

南米の金属鉱天国ボリビアはPoopoより、金属鉱石中のジンケン鉱です。
実サイズは50x45x40mm程の、全体が多種多様な金属鉱の集合体で出来た
ごろんとした塊。持つとかなり重いです。

…とはいうものの、この石自体がジンケン鉱ではありません。
全体はそれこそ黄鉄鉱・方鉛鉱他訳の判らない鉱物まで含んだ「鉱石」。
では何処にジンケン鉱本体がいるかと申しますと…。

ジンケン鉱_ボリビア1本体
光輝の角度調整。

えーと、表面に何やら柱状の煌きが、基本放射状で縦横無尽に
多数走ってますよね?これがジンケン鉱本体です。
地味っ!(苦笑

初登場のジンケン鉱。
組成はPb9Sb22S42で、鉛とアンチモニーの硫化鉱物です。
何だか元素数がえらい事になっているのは気のせいでしょうか?
この手の硫化鉱物の中ではやや希産気味な方に入るそうですが、
ここボリビアをはじめ幾つかの産地では割と多産します。
結晶も微細な針状からこの子の様な母岩に埋没した柱状、更には
空隙中の立派な柱状集合と、幅広い姿を持っております。
(ちなみに空隙版、欲しいですがお高いです…。
尤も、基本は縦長から殆ど変化しないそうなので、まだ硫化鉱の
中では紛らわしくない部類に入るのかもしれませんが。

…とはいえ、それはあくまで「硫化金属鉱としては」というレベル。
実際殆ど同じ外見の子達が割合メジャーな鉛・アンチモニー系だけでも
毛鉱・輝安鉱・ブーランジェ鉱・ベルチェ鉱等々、枚挙に暇が無い上に、
鉛とアンチモニーだけで鉱床が出来ている事の方が少ないため他の元素も
金属・非金属共にどんどん関与してきて更に混乱の度合いは深く。
実際のところ、この子の柱状部分も果たして全部がジンケン鉱かは
非常に怪しい処です。
というか、他に入ってる鉱物も数種しか特定出来ません。(涙

…でもアマチュアじゃ分析なんて出来ませんし。
ラベルを信じる他無いのです。るるるー。

とはいえ、この「らしい」といえば余りにもらし過ぎる程の
硫化金属鉱感は非常に魅力的の一言に尽きます。
素性が怪しかろうがモノが何だか判らなかろうが、それは鉱物的な
興味部分で悔しくはあっても風景には余り関係ありません。
お店でもこの手の石はやはり好き嫌いが大きく分かれる為か、ある程度
大きく鉱物系に傾いたお店でないと置いていなかったりしますが、
少なくとも私はかなり好きです。

何でしょうね?
こういう子って、充実感と言うか存在感と言うか。
そういう部分で表現出来ないような訴え方をして来るんですよ。
この子はある程度サイズがあるので判り易いのですが、ちょっと前から
その辺無関係にそう感じるようになって来まして。

でも、興味が無い方はきっと全然興味が無いタイプなんだろうなーとは
思いますから、今日の更新がツマラナイ方もおられるかと思います。
それはもう、個人の趣味趣向だから仕方ないですね。

キレイじゃないけど美しい。
その点では、我が家の中でも特に上位に入るかもしれません。
インダストリアルな気配が好み直撃だったりして。
さて…貴方にはどうでしょう?



BGM:Alanis Morissette「Not All Me」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
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