「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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19:10:13
さて、本日の石日記。

昨日は緑閃石というちと渋い立ち位置の子でお送り致しました。
ので、その輝石・角閃石系な流れで今一つ参りましょう。

というか、今週渋めなものが多いかもしれません。
また雨でどうも採取に実家GOのタイミングが掴めず、
私自身ちょっと渋ってますから。(苦笑

えっと、事の始まりは昨年浜松町ショーの際。
ショー参戦三度目だったその時、既に卓上だけでなく「足元を見る」事の
大切さを体験で知りまして、そういう探索をしていたのですが。
そんな折に某ミャンマー系ブースの足元で、何だかよく判らない石が
大量にコンテナへ無造作インしているのを発見。
これが掘ってみると緑の柱状結晶が溶けたものと、六角板状の
赤鉄鉱の集合体で、しかもでかい。
ミャンマーでこんな石あったかな…と思いつつ、お店の方に
聞いてみると帰って来た返事は…

蝕像透輝石_ミャンマー1
(´ω`)<Diopsideダヨ。

…あ、なるほど透輝石でしたか。
という訳で、本日はミャンマー・モゴック産の溶け透輝石&赤鉄鉱。
ちょいと激しめに溶けているのでご覧になり辛いかもですが、
全体がこの2種だけ、後は少量のクレイ残滓で構成されています。
縦横無尽に絡み合った猛烈なエッチングを受けたと思われる、
しかし何とか柱状の原型を保っている透輝石と、合間を縫うように
ざくざく割合遠慮無しに刺さりまくる赤鉄鉱が中々ステキです。

実サイズは75x50x40mm程と結構大きめですが、実はこれでも表に
出ている物では大き過ぎるので、お願いして一番小さなものを出して
もらった結果でして、他は全て10~15cm平均くらい、最大のものは
40cm近い塊もございました。
しかしこのサイズでもせいぜい¥1000ちょっと。
透輝石は輝石族の中では中々立場が高い部類らしく、お値段も
張り易いというイメージがあったのでちょっとびっくり。
確かに結晶形はアレですけど、色味といい豪奢な蝕像といい中々に
楽しい子だと思うのですが…やっぱ標本的に微妙なんでしょうか。

ちなみにこの箱、他のショーでも見かけましたが、この浜松町も含め
手に取っている方を全然見ません。
やっぱ一見して汚く見えがちなのがネックなんでしょうかねぇ?
ああ、値札が無いのもそーかな。(笑

透輝石は名前の通り輝石一族で、その中では名の知れた部類。
特にクロム含有で鮮やかな緑になった子の人気は高いです。
ちなみにこの子がクロムかは不明ですが、それっぽい気がします
組成はCaMgSi2O6となり、MgがFe2+に置換されると灰鉄輝石
基本産状は火山岩中だそうですが、スカルンにも出るようなので
ミャンマーという土地柄も考えると火成岩の段階で結晶していて、
苦灰岩(あるいは大理石)へ変成した際に溶けた…ような気がします。
多分この標本は苦灰岩(or大理石)を溶かして出したものだと
思いますが、流石にそこで「溶かしちゃった(´∀`;」という事は
無いでしょうし(苦笑)、見た感じも違いそうですし。

確かにもちゃっとしたケイオティックな塊ですが、滑らかで複雑な
光を放つ結晶蝕像面と柔らかい緑色、そして合間に輝く赤鉄鉱の
金属光沢が中々渋い美しさを醸し出しています。
私が緑石好きだからかもしれませんけど、「違いの判る」子的な
独特の魅力と存在感を放っていて、かなり良い感じ。
これがあんな投売りされていた子とは思えません。
きっちり端面の立った透輝石は確かに美しいですけど、これも全然
捨てたもんじゃないなーと思うのです。

そんな美しいのに顧られなかった子をお迎えした自分が、ちょっと誇らしい。
マニアックな目線なのは自覚してますが…いいでしょ?この子。
確かに蝕像の関係か、透明度的にはちょっと曇りがちな部分も
ございますけど、それが却って輝石の鋭い感じを和らげているようで。
少なくとも私はとっても気に入っている子なのですヨ。(´▽`)

ホントに気に入っているので、もう1個くらいあってもいいんですけどねー。
本当に無闇にでかいんですよねー。(苦笑



BGM:Radiohead「The Gloaming」

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コメント
こんばんは
この半透明テリテリぶりは綺麗だと思いますが、その大きさはちょっと手に取りづらいですね;
というか、小さい方が綺麗に見えそう。
海外の業者はでかいのが多いですがだからといて「割ってください」というわけにもいきませんもんねぇ。
これで4~5センチだったら是非手にしたいところです。
なるべく小ぶりの標本を心がけるようになって来たところにまたどでかいのが来ました(-_-;)
ある程度大きさは解っていたけど立体で見ると「あわわわわ~;;;」

そういえば、週末はお天気悪くてせっかくの道具が活躍できなかったのでは?

Tucsonが出回る前に山ほど増えてしまった石。
うーんどうするんだ自分。
どこかで石好きだけのフリマとか(敷居の低い奴ね;)やってないんでしょうかね。
とはいっても、どれを出すかの選別は難しいのですけど。

tomoko│URL│2010/03/02(Tue)22:11:21│ 編集
Re: タイトルなし
どもこんにちわ。
そう、でかいんですよ…やたらと。
自分で割ってもいいんですが、意外と結晶にしっかり流れと言うか
方向性を感じるようになっているので、下手に手も出せず。
いや、この子は勿論端から割るつもりはございませんでしたが、
その手は使えないなぁ…と。
道具も使えません、多分早くて今月末までお預けです。
しょぼん。(´・ω・`)

そういえば、「ある程度見極めが出来る気がするまで…」と
封印していたオクを先日限定解除。
反動か小さいものばかりですが、幾つか一気に。(苦笑
オクは安いですし便利ですし、ダメでも自己責任なので却って
私には気軽で良いのですが、地味に蓄積ダメージ(to財布)が
溜まりやすいのが怖いですネ。(苦笑
言ってるそばから石のみならず楽器にも目移りが。
嗚呼嗚呼嗚呼。

今回は横浜、一応1・3日目どっちかで参戦予定ですが…。
…何時もより弾数控えめになりそうです。
業者さん方にご挨拶出来るので、それでも出来る限り行きますけどね。

フリマ…欲しいですね。
もうちょい元気ならなぁ、企めるんですけどねぇ。

TONGARI Take│URL│2010/03/03(Wed)16:02:04│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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