「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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16:45:11
本日の石日記、引き続きモロッコ石特集です。
それと、金曜なので鮮やか石タイムですね。

モロッコというのは本当に名物の多い産地でして、
とても1度の特集では纏め切れるものでもございません。
なのでちまちまやっていくしか無い訳ですが。
そんな数多の名物で組みあがった美しい盆栽をいきましょう。

水晶&緑簾石&くさび石_モロッコ1
母岩下は影ではなく空間です。

モロッコの有名鉱物産地の1つ、Imilchllエリアより、
緑簾石とくさび石を伴った水晶です。
実サイズは35x15x15mm程、新宿ショーでワンコイン捕獲。
母岩は極薄い褐鉄鉱で、小さいながらも鋭い光輝を湛えた褐色の
くさび石とモロッコ特有のしっかり緑な緑簾石が見事に描き出した
大地の縮図の上に、モノリスの如く水晶が屹立した一品です。
ちょっとダメージはありますが、ご覧の通り全く問題ありません。

くさび石緑簾石、この2つもモロッコの名産品の1派です。
くさび石は余り大きくならないようですが、シャープな結晶形と
程好い濃さの褐色を高め安定な透明度で持つのが特徴。
対して緑簾石もこれまた大きさは左程でも無いながら、褐色味が
殆ど見られない濃厚な緑色で、放射状の集合体での産出品が多い
特徴を持っております。
しかもこの二者は組み合わさって出る事が多いらしく、よくコンビで
鮮やかなクラスターを作っており、その様は本当に植物と大地の如く。
他の産地だと個々はあってもタッグでは余り見かけません。
また、緑簾石で褐色味が殆ど無いというのも、地味に少数派だったり。
水晶がちょっと荒っぽく見えますが、これは根元の方に二者が
干渉している為にミストが多くなっているからみたいです。
や、確かにチップ等も多いんですけどね。

まぁ一言で言うなれば、冬でも枯れない大地。
そうなると水晶は氷なのか?となりますが、それはちょっと何かが
違うような感じで…もっと暖かな雰囲気ですね。
何でしょう?…この場合の水晶は、水晶のままでいいのかしらん。
昨夜の果てし無き荒涼さ加減とは、また見事に真逆な子です。

私は季節の冬は好きですが、人生の冬はちょっと寂しい。
その辺に関してはこの子のように、枯れない大地でいたいもの。
皆様も人生に冬の無きが如く、良い週末を迎えられますように。

…で、そんな流れの後で何ですがトホホな余談を少し。
この子は先述の通り昨年新宿ショーで、某「階段下」モロッコ店で
トレイの中から発掘した子です。
で、その陳列方法というのが「ダンボールにホットボンドでくっ付けて
紙箱の中に入れる」という、いかにも海外業者な方法でして。

帰宅してからさてどうしたものか、と。
母岩が弱いのは一目瞭然なので、お湯で取るにはちと怖い。
でも、カッターで削り落とすのは却って支点としてより強い力が
加わらざるをえないので、この子には無理。
なので、覚悟を決めて慎重に熱湯へ。

…7割ほど剥がれた所で、「ぱきっ」。 orz
また綺麗にど真ん中から2つになりやがりました。
幸い風景に影響が無かったので良かったですが…。
覚悟していたとはいえ、流石にちょっとしょぼくれましたヨ。
という訳で、実はほぼ中央を左上がり斜めに横切るような形で
自己接着修復した子だったりするのです。

海外だとそうでもないのかもしれませんが、日本では標本の
十分な保管スペースを得るのは、特に首都圏や主要都市近辺在住だと
非常に厳しい事でして、「固定されたレイアウト法」は非常に相性が悪いです。
なので剥がし作業は必須スキルなのですが…出来ればそもそも標本を
損なう可能性のある方法で固定するのは、お辞めいただきたいですねぇ。
こういうの、皆さんはどうしてるんでしょう?



BGM:まだ無いです

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コメント
こんばんは。
T店のホットボンドでやけどした私です(-。-)y-゚゚゚
いえ、横着してライターの火で温めようとしてやりすぎたからですが;

熱湯の必要はないのでは?
レンジでチン(最近はピーだとおもうー)したおしぼりの上で温めるとか、カップラーメンが出来るまでの重しにしておくとか(おい)
いきなり一定温度で流動化するので、説明書きの通り「ぬるま湯」で土台から取れればラッキーということで・・・;
でも標本側に残ったボンドはやっぱりライターなどでちょっと温めてヘロっと柔らかくなったところを別の物で水飴のように取れ・・・ないかな;
いっそ薄くのばしてコーティングにするとか(=_=)

モロッコならお値段も様々でいろんな標本が選べていいですよね♪
最近パキスタンの「水晶」が気になりますが、他の鉱物は沢山あっても水晶は思ったほどないのでした;

tomoko│URL│2010/01/29(Fri)19:45:56│ 編集
Re: タイトルなし
直火は危ない、直火は。(汗

熱湯にしたのは訳がありまして。
ものが小さく母岩が極薄の褐鉄鉱という事で、水気との接触時間と
面積を最小にしたかったからです。
仰るとおり掛ける時間より温度の壁でいきなり緩みますから、
短期決戦を狙ったのですが…芯まで届いてなかったかも。(苦笑
ちなみにうちには電子レンジがありませんので、それをやるには
蒸し器でタオルを暖めないといけなかったりして。( ̄▽ ̄
残った分は限界まで取りますが、基本割り切っちゃってます。

一応、外し装置の案はあるんですがね。
ちょっと材料調達がめんどくて、まだ作ってません。

パキの水晶は確かにショーを見ちゃうと普段は無いかも。

TONGARI Take│URL│2010/01/30(Sat)18:58:46│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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