「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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00:11:40
ようやくすっきり致しましたこのアタマ。
お休み戴いておりました、石日記も再開です。

ちと間が空いてしまいましたので、仕切り直して参りましょう。
まずは、我がアタマがすっきりしたので石もすっきりさんで。
尚且つ、採集記にも引っ掛けて国産の子でいきます。

水晶_宮崎1
これまた「小さな巨人」。

宮崎県は板谷の水晶です。
実サイズは約30x4x3mm程と小型ですが、ご覧の通り素晴らしい
透明度と整った結晶形を持った優等生さん。
インクも若干のミストのみで、クラックも根元以外ありません。
購入時の煽り文句で「現在日本で最も美しい水晶を~」というのも、
お迎え前は「言い過ぎ?」とも思いましたが、これを見るとあながち
オーバーでもないかなぁと思えてしまいます。

水晶の「美しい」にも色々と方向性はございますが、この子は
ある意味最も直球な、「水晶という鉱物の基本」的部分において
非常に美しいと感じさせる子。
印象としては海外有名産地に例えるならばブラジル欧アルプスよりも
米アーカンソーが一番近いかな?という感じです。
但し、私はアーカンソーが少々苦手ではありますが、この子にそのような
気配を感じた事はございません。
無論、ただのイメージではなく現品で比べての話。
どっちもじゃきっと整ったクリア水晶なのに、イメージが変わって
くるのは水晶を見慣れた今でもやっぱり不思議です。

ただ、この子に関してはちょっとだけそれも判る気が。
内部で渦巻くミストが、何処となく「水っぽい」んですよね。
日本の無色・インク無し水晶だと多かれ少なかれ感じる印象ですが、
やっぱりこの子もそういう意味では日本の石なのかも。
こーゆー「何でもない」ものがきちんとしている産地は、
やっぱり大地の底力みたいなものを感じるのです。

で、余談。
無色の水晶と言えば、苦労するのが「ファントム探し」。
実は気付かれたか判りませんが、この子にもあります。

水晶_宮崎1ファントム
何とか写った。(汗

どーしたってファントムを「見える」状態にしているもの、つまりは
内包物一族が少ないので見辛いのはしょうがないのですが、ここで
それを出来るだけ見易くするちょっとした自己流のコツを。

水晶は、基本的に5~7角形と3角形(ものにより異なります)が
1面置きに3つづつ並んだ6角形で構成される錐面を持っています。
で、曲がり水晶等はちょっと特例としても、基本的にその錐面から
垂直方向に頭を向けてファントムは現れます。
そして、よく見るとこのファントムも大体の場合は錐面の並びが
トップ部分と共通している事が多いです。
この錐面にミストやインクルージョン等の内包物が発生する事で、
いわゆる「ファントム」は構成されている訳です。

じゃあ、それが少なくて見辛い場合はどーすればいい?
…となりますと話は実に簡単、増やしてやればいいのです。
勿論、物理的に内包物を増やそうなんて念力なお話ではございません。

やり方は簡単。
まず、水晶の錐面の内5~7角形の面を探します。
その内、最も中を見通しやすい面を探し、ルーペとペンライトを用意。
そしたら、両脇1つ奥の5~7角面に対して平行になる状態の目線、つまり
その面が「ただの線」に見える角度に目線を持っていきます。
ペンライトはやや斜め上方から照らすのが、経験的に良いかも。
この状態ですと、ファントムがあればその同面も自分から見て
線状になります。そしたら、内部をよーっく見てみましょう。

面が線に見えるという事は、横から見る事である程度の広さを1箇所に
纏めて見ていると言う事になります。
これがどういう事かというと、例えばファントムの錐面にほんの僅かな
ミストが付随しているだけの状態でも、それを全部纏めて見れるという
事であり、つまりは最も「ファントムが濃く」見れる角度となるのです。
これはかなり有効で、慣れれば肉眼でもかなり判るようになりますし、
その水晶の成長段階を知る貴重な手掛かりにもなります。

勿論、「ぱっと見て判らないファントム」に意味は無いと仰る方も
いらっしゃるでしょう。その辺の価値観は人次第。
ただ、石を隅々まで知る為に有効な手段ではあると思うのです。
肉眼で見えるかどうかなんて、所詮ニンゲンの都合ですしね。

お役に立てば幸い。


BGM:Gentle Giant「River」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
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