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2010/01/11
18:18:52
さて、本日の石日記です。
の前に、採集記その3は本日ちと事情によりお休み致します。
ちょっと確かめないといかん事が出来たもので。

いやー…日本では地学、特に鉱物系の浸透が甘いとは堀博士の
御馴染みな言でございますが、地元生まれ・育ちですら全く知らなかった
よーな事実が判明すると、確かにソレを感じますわ。

ともかく。
そんな訳で今日の石は、昨日からは閃亜鉛鉱繋がりでこちら。

黄鉄鉱_ペルー2
ぢっと見ると何かヘン?

ペルーは多々の金属鉱・非金属鉱産出で御馴染みHuanuco地区より、
閃亜鉛鉱を伴った黄鉄鉱2号でございます。
サイズは1号と殆ど同じで各辺30mmほど、やや2号の方が大きいかも?
お迎え元も同じでお値段もほぼ同じ、ついでに鮮度的にもほぼ
似たようなものと、何とも双子ちっくな子達ですね。

ペルーの黄鉄鉱は、高名なスペイン ログニーニョ産のものと並んで
黄鉄鉱のスタンダードとして広く流通しています。
今でも産出は衰えないようで、それこそそこら中で見かけ、
お値段も比較的お手頃。
ただ、スペインのものが正6面体を代名詞とした現代アート的な
美観を売りにしているのに対し、ペルーはより「金属鉱らしさ」溢れる
文字通り鉄塊のよーな姿が多いですね。
(注:一応、どっちの産地も両方出ますけど
そんなこんなで好きな石ではありますが、なまじ半端に気に入ったからと
お迎えしてしまうと元が多いだけに間違い無く溢れます。(苦笑
ので、意外と私なりに精鋭度が高めな鉱物だったりするのです。

で、この子。
黄鉄鉱としては大して変わった所は…あるんですが、そのものは
至極普通なものです。
ただ、ご覧戴いてお気付きになりましたでしょうか?
基本的に方形面での6面体と5角面での12面体が多い黄鉄鉱ですが、
上画像のアングルで見るとやや不完全ながら、まるで水晶のアタマの
よーな3角面の6角形をしているんです。
黄鉄鉱では余り見た事が無いスタイルです。

で、これが他もそうならまだ話は早いのですけど。
ちょいと見る向きを変えますと。

黄鉄鉱_ペルー2別角度
…むぅ。(苦笑

一見同じ不完全3角面で構成されている状態に見えますが、こちらは
何故か輪郭を辿ると何でか5角形。
勿論全面を見れば、これも1号と同じ複雑な貫入双晶の果てだと
すぐに判るのですが、何となくメビウスの輪的釈然としなさを感じます。
実際、この状態から本鉱の立体形をすっとアタマに描ける方、
いらっしゃいます?いらっしゃったら本気で尊敬するんですが。( ̄▽ ̄;
私は未だに現物見てても時折「…あれ?」となってしまいます。

たかが黄鉄鉱・されど黄鉄鉱。
このスタンダードな石は、その実深い深い楽しみに満ちているのです。

…あ、閃亜鉛鉱ですね。
それはこの辺がそーです。

黄鉄鉱_ペルー2裏
鋼灰色のもさもさが閃亜鉛鉱。

実は、Huanuco産でよく見られる閃亜鉛鉱の産状の1つです。
見た目には塊状にしか見えませんが、実際は小さな無数の
結晶群でして、きちんと場所により透ける部分もございます。
これはこれで、何となく味があって良いですね。


BGM:Camel「Hymn To Her」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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