「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
2017/07«│ 2017/08| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/09
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
2009/12/29
13:29:55
池袋戦利品、本日2発目っす。

昨日から「IMAGE捕獲物の再度お迎え」品が続いております。
2発目の今回もそーです。
ただ、前回とは産地は近いものの色味が全く違いますけど。

くさび石_アフガニスタン1
くさび石もあるんだよん、すととんとん。

1発目のリチア電気石と同郷、アフガニスタン クナル産のくさび石です。
クナルの産状は大きくペグマタイト系と熱水系に分かれますが、
これはその内熱水系の出身。
実サイズは90x70x60mm程と私にしてはかなり大型の部類に入り、
長石・緑泥石が中心と思われる(はっきりしません)うねった板のような
母岩に、多過ぎも少な過ぎもしないくさび石がバランス良く散った一品。
画像はその内の一部をアップにしてあります。
1つづつの結晶は、2~3mmから1.5cmくらいまでと結構サイズ幅があります。

くさび石は色々な産地から出ますが、実は1つ法則がございます。
それは、地色の緑色のものは価格面で高くなりやすい点。
掲載済の前回捕獲のパキくさびのような褐色系はそうでもないのですが、
鮮やかな草色に透けるものはかなりします。
正直、今回も手が届かずブラジル産を諦めていたりして。(´・ω・`)
ところが、本品は何と¥2000↓。
これもはっちゃけ業者出身なのですが、眼に入った瞬間サーモンハントです。
緑石好きとして、こんな美味しい子は見逃せません。(笑
…サイズでちょっと迷いましたけどね。
まぁ、最大ケースに一応入るからいいやと。

この子のちょっと変わったところは長石にあります。
熱水系らしく細粒の長石がそこかしこに付いているのですけど、よく見ると
その一段下の層にもうちょっと大きめの長石が見受けられます。
で、この下層の長石の一部が熱水蝕でも受けたのか丸められている部分が。
画像だと左側に見える青白い部分がそうなのですが、ここが光の具合によって
ムーンストーンのようなシラーじみた青白い光を発するのです。
しかも表面が丸まっているので、あたかも天然カボションカットの様相。

…となると、一般に熱水系出身に多い氷長石や曹長石ではない?
曹長石のムーンストーンは寡聞にして聞いた事がございませんし、
氷長石も「アデュラリアムーンストーン」があるのでそうかも…と
思ってしまいそうですが、その場合の「アデュラリア」は透明度の
高い長石全般を示す一種の俗称(スイス等では今でも使う様子)なので、
鉱物的に氷長石ではないですし、氷長石はムーンストーン化しないという
話も耳に致しますし。
それに、熱水系にしては見慣れない、小さいながらやけにがっしりした
結晶なんです。ひょっとして初生ペグマタイトで後天性の熱水系?
それなら、普通にカリ長石が出来ますからムーンストーン化も自然ですが。
でもWikiには曹微斜長石かサニディンの亜種であると書いてあるし…。
うーむ、相変わらずムーンストーン周辺は混乱しとりますな。(´・ω・`)

ともあれ。
煌きに満ちた白と暗緑の地に清々しい草色が映え、時折ちらりと
蒼月光が輝く様は非常に美しい。
画像はアップですが、全体像も活きる豪奢なクラスターです。
結晶形がいまいち見えないので。掲載はアップに致しましたが。

冬山で春を待つ植物とその種子のような、静かな力に満ちた一品なのです。


BGM:King Crimson「Elektrik」
スポンサーサイト


コメント
コメントの投稿









トラックバック
トラックバックURL
→http://twws.blog38.fc2.com/tb.php/304-08eeedf3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

これまでの来訪者数
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新コメント
最新トラックバック
リンク
このブログをリンクに追加する
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。