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17:08:16
さささ、本日3発目です、ずんどこ参ります池袋戦利品特集。
お腹一杯な方もおられるかもですが、まだまだ止まりませんわんこ石。

今日の更新分は重めで若干胃にもたれるかもですけど。(苦笑

前回「金属&水晶タッグ」で欧州から南アジア(かな?)へすかーんと
すっ飛ばしましたので、パキでワンバウンドしつつ今少し飛んで
戴きましょう。
落下点となるのは、お待ちかねな方も多いかもしれないここです。

方鉛鉱&水晶_ロシア1
待ちに待ってたやっと来たっ♪ (←古

ロシアは沿海州、ウラル山脈・コラ半島と並ぶ一大鉱物産地である
ダルネゴルスクより、スピネル式双晶で板状になった方鉛鉱と水晶です。
実サイズは60x50x40mm程で、翼を広げたように板状方鉛鉱が突き出して
いるため空間が多く、実サイズよりやや大きく感じます。
もちろん、殆ど硫化鉛なので重量も中々のずっしり感。
水晶は飾り程度ですが、小さくても自己主張の強い子が付いてます。

えー、池袋は国内ショーでは最もロシアが充実するショーです。
今回はちょっと「甘かった」そうですが、それでも普段他のショーで
目にするよりもずっと多く、この産地を見掛けました。
確かに膨らみ過ぎた期待程はお迎え出来ませんでしたが、そんな中でも
お迎えとなった訳で、やっぱり良いものだーと思うのです。
国内店でこのレベルの方鉛鉱だと、そもそも探すのが難儀ですし、
やっぱりあの値段じゃ済まないでしょうしね。

方鉛鉱の産状として、スピネル式双晶で板状になるいわゆる「板ガレ」は、
特殊産状の中では割合とメジャーな方に入ります。
方鉛鉱そのものの産出量が多いこともあり、国内でも秩父鉱山で銘柄品化して
いるそうですし、世界的に見ても結構な個所で散見されています。
ただ、探すとなると面倒で、売る方も特殊形状なのがメジャー故に
判っておりますので、中々手頃にとは行き難く、また板状になっていない
スピネル式双晶もあるので、きちんと確認しないと手にし辛いものの1つ。
その点ショーなら現物が見れる訳ですし、探せばこのような羽子板かという
立派な板も見付かる訳でして。

水晶はこんな感じで隙間に付いてます。

方鉛鉱&水晶_ロシア1アップ
小さいですが、見事にダルネゴルスクってますな。

…と、板ガレに付いてはそんな感じなのですが。
実は私、撮影してからこっち、この石には少々疑問を感じております。
というのも、↑のアップ写真をご覧戴くとお判りのように、所々に
鈍いブロンズ色の部分が見受けられます。
ぱっと見には「黄銅鉱じゃないの?」という感じなのですが、これが怪しい。

ご覧の通り、スピネル双晶式の板ガレは、総じて6角形基本の平板状に
なる事が多いです。不完全だとその他の角がちょっと出たりもします。
そして表面の模様、これは普通に考えれば方鉛鉱の劈開沿いの成長跡か、
もしくは溶けたか…と思うところですが、ちょっと待った。

実は、ダルネゴルスクにはこの点で「鬼子」とも言うべき鉱物がいます。
それは、方鉛鉱と同じ硫化鉱物で鉄を主体にする磁硫鉄鉱。
コイツが正に、基本結晶スタイルが「6角板状の積層型・ブロンズ色」。
そして、この2種は至極普通に共産します。

今一度↑のアップ画像をご覧下さい。
ブロンズ色のある所が、何故か方鉛鉱上のみに限られていますね。
そして、方鉛鉱の方も結晶し易い鉱物ではありますが、時には
微細結晶の集合や皮膜状・塊状で産出する事もございます。
…これ、もしかして、磁硫鉄鉱の表面を方鉛鉱が覆ってるんじゃ?

磁硫鉄鉱としてはちょっと不自然な部分もございますので、
全体がそうだとは思えませんが、幾つかの結晶は実は中身が…という
可能性が高いように思えます。
思えるんですが、当然のように確認出来ません。(汗
削らないと判らないですからねぇ…。

これもまた、凛々しい姿に惹かれてお迎えした子なのですが、
どうやら真の姿は宿題一族だったみたいです。(苦笑
しかし、だからといってこの子の風景が素晴らしい事に変化は無く。
接地面そのままに置けば、堂々と広がった鋼銀色の翼が。
かように縦置きすれば、要塞の如き重厚感が。
それぞれ激しい美しさを見せる、極東の誉れなる1品なのです。


BGM:Deep Purple「Fireball」


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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