「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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15:56:09
今日はまだ木曜日やんけーっ!!

寝起き端、脳内のワタクシによる自己突っ込みでした。
昨日あんな事(オマケ)書きましたが、鮮やか石の日じゃないじゃないですか。 orz
うーむむ、何処まで暦を見失っているのか。

…まぁ、他にもネタはありますので今日はそれで。(汗

さて。
池袋ショー2日目終了1時間前ほどの出来事。
某アメリカ業者と箱売り品の単品購入交渉を成功させ、素晴らしい盆栽入手に
ほくほくしていた私、ついでにその店のものを見回っていた時の事。
足元にあったプラのクローゼットケース一杯に「あの石」。
かなり色味がいいので最初はアメリカ産と思ったのですが、聞いてみたら
メキシコ産、しかも見るからに無処理な上にかなりリーズナブル。
こりゃあコレクション&素材用に掘るべきだと直感し、手をざくっと
突っ込んでは5~6個掬い上げてざっと見るのを繰り返す事4回目。

「がさがさっ」と、指先に「その石」では普通ありえない手触りが。
はて?と思って拾い上げたのが、昨日クイズ問題だったこの子です。

トルコ石_メキシコ2
Annfellさん一発正解! 産地は惜しかったですが…さっすがー。(´ω`)

という訳で、正解はメキシコ産トルコ石2号でした。
そのカゴは全て普通の塊状だったのですが、見た感じ1個だけコレが混在。
実サイズ35x35x25mm程、¥1000でしたから米の国の人が売るトルコ石と
しては悪くないお値段ですし、国内店と比べれば明らかにリーズナブル。
いや、このアリゾナ産を思わせる色味の良さを考えれば、メキシコ産として
上級品に脚突っ込んでいるはずと思えますので、むしろ安いかも。
あのカゴ、かなりいいカゴだったんですが…何で足元置き?(苦笑

トルコ石、1号の時にも少しお話致しましたし、ご存知の方も多いかと思いますが
普通に見受けられるものは全て潜晶質(微細な電子顕微鏡級結晶の集まり)の
塊状で、自形結晶は非常に稀な鉱物です。
しかも、自形になってもせいぜい実体顕微鏡サイズで、肉眼ではまず
見えません。だから普通、トルコ石と言えば1号のようなラフカット的な
品が一般的になります。
ただ、稀とはいえ結晶が見られない訳ではなく少ないだけ。
標本的に言えば、通常石英中にちんまり集まったような結晶群のものが、
探せばそれなりに見付かります。ちょっとお高めですが。

で、お話はちょっと変わって「塊状」という事に付いて。
よく耳にする塊状という鉱物の状態ですが、実際には生成法が大きく
2種あります。1つは最初から潜晶質あるいは非晶質(確認可能サイズの
結晶をしない)の石がもりもりと育っていくタイプ。
これは有名処で言えば珪孔雀石(クリソコラ)がそうで、非晶質である本鉱が
もっさりと脈に詰まったり母岩上に堆積したりと典型的な姿を見せてくれます。
他にも玉髄オパールは潜晶質タイプで同様ですし、恐らく自形結晶の産出しない
産地の紅石英もそのタイプなんじゃないかと思います。

んで、もう1つは何かというと、結晶が育つだけ育って隙間が埋まっちゃった型。
これは今ちょっと例になるものが掲載されていないのですが、近いところではこの
方解石ユージアル石なんてその部類なんじゃないかと思います。
ある意味、ペグマタイト系の母岩なんてもそうですよね。
(↑これは普通「塊状」とは言いませんが
生成を簡単に説明致しますと、この晶洞の状態では「水晶」と呼ばれていたもの
もっと育って空間を全て埋めてしまった場合、このタイプ2の塊状の「石英」と
なるのです。

…と、これをトルコ石に当て嵌めますと、「どっちもある」事になります。
基本潜晶質なのでタイプ1が多いですが、自形結晶もするのでタイプ2もありえます。
そしてこの石の外側は1号同様の普通のトルコ石、という事は明らかにこれ内部空間を
埋めようとして埋めそこなった結果でしょう。
たまに似た感じの部分が外側に向いている場合はありますが、その場合は普通に
考えて内→外への成長でトルコ石にとって生成環境が良いとは思えませんが、
これが内側に向いている外→内の成長なら話は別。
周囲を全てトルコ石に囲まれ、じっくりと育つ事が出来たはずです。
つまり、外的妨害要因が少ない分「結晶しやすい」と考えられます。

そしてこの石、各球粒状部分に僅かな凹凸と、若干色味が鮮やかな
透明感が見えるのです。かなり奥まで続いているようですから、
カゴダメージも逃れられそう。
(注:自形結晶のトルコ石は水色透明で錐面があります
その証拠に何かは判りませんが、相当数の白色針状鉱物が放射状に成長したものが
残存しております。普通、カゴ入りじゃ取れちゃいますよね。

…以上を総合して考えると、これ自形がある…かもしれません。
最終的には我が家のx18ルーペでは倍率と視野不足で確認が厳しいので、
双眼実体顕微鏡&成分分析しないと判りゃしないのですけど、可能性が
ある品を入手出来たのは嬉しい。
もしそうでなくても、メキシコ産としては案外「見ない風景」の子なので無問題。
それに、こんな状況が残っているという事は無処理である事の証拠にもなりますし。
もし樹脂や塗料を浸漬していたら、絶対間に残っているはず。

一見すると「ローザ石?」とか思いそうな、ちょっと違った風景が楽しい子。
そのままですとそれなりに見えますが、ルーペで見るとトルコ石とは思えません。
そして今も続いています、x18ルーペでの自形探し。(笑
風景と鉱物的所持欲求と知的欲求、この石好きさんなら鳴り響いて止まない
大きな欲求を全て受け止めてくれる、懐深くもミステリアスな子なのです。
国は違いますが、これもまた別の「Sleeping Beauty」かもですね。

そして今日もぢっと石を見る。
トルコ石_メキシコ2アップ
あるよーな、ないよーな…。

…x18ルーペを見続け過ぎると眼に良くないぞっ!
良い子のみんなは気を付けようねっ!

…目薬目薬。 (´・ω・`)

※オマケ♪
鮮やか石1日勘違いしちゃっておりました(汗)ので、急遽1問作成。
本日もクイズ行きますですよー。

これな~んだ?
クイズ7

ヒント:これもまた、とてもメジャーな石です。
    そして形はともかく、普通「緑」のイメージは無い石です。

さあ皆で考えよ~。(古
尚、昨日が初級とすると本日が中級、明日が多分最高難易度です。(・ω・)

BGM:Genesis「The Lamb Lies Down On Broadway」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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