「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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16:05:20
えー、予告通りIMAGE2009「番外編」・その2です。

石の写真を撮っていると、一方で「どんな風に撮ってもそれなりに映える石」が
ある反面、「色々やっても中々巧く写ってくれない石」もあります。
これ、私感ですが一般に多いのは「極めてその石の理想的な状態に近い」程
難しくなる場合のような気が致します。

気が致します、と言いますか、その通りだと思いますです。
理想に近いと言う事は、そのままで素晴らしく美しい反面、「ここだ」という
際立った特徴が無いという事になります。
そういう石は全体を撮るにも部分を撮るにも狙い所が掴み難く、結果的に
どうしても散漫になるので「とりあえず何とかなってるけど今一歩どこか
足らない」画像に仕上がりやすいのです。
例えるなら「その民族の一番の『美人顔』が全パーツの状態の平均値」」だと
いう説が根強い一方で、実際にそれを作成してみると余りに印象が薄くて
すぐに忘れてしまう…という二律背反に近いものがあるかも。

今回の石、そんな極め付けの「美人石」です。
その産地のその石としてはもう素晴らしいくらい「美人」なんですが、
どうやってもそれが再現出来ませんで、暫く悩んでおりました。
まして戴きものですので、きっちり仕上げたいトコロ。

何とか「出せる」画像に仕立てられたと思うのですが…。

蛍石_中国1
本鉱では初登場産地。

という訳で、今回はIMAGE2009「戴きもの軍団」より、昨今目に見えて
人気・流通量とも上昇中な中国 湖南省産の蛍石です。
実サイズは80x80x20mmほどと結構大きめ。
「いかにも湖南省産」なサイズに対し異様な透明度を持つ子で、辺10~20mm
平均の比較的大振りな6面体結晶が平板状に大量連結した一品です。

この産地、私が石好きになった昨年冬頃は時折見る感じだったのですが、
最近ではショーは勿論、Web等でも随分定番化して来た気が致します。
気付かなかっただけかもしれませんけど。( ̄▽ ̄;
ただ、その割に余り価格は変動していない気が。
確かに美しいのですが、人気が出ると量があっても下がるどころか上がったり
するのは、中国産(若しくは中国経由流通中心)の石にはよくある事(馴染みの
石屋さん談)だそうです。むぅ。
中国蛍石は一応幾つか所持しているのですが、共産ものばかりで余り
蛍石単体での美しさにに拘ったものはございませんで、丁度穴を埋める形の
ポジションに落ち着きました。

…が、こんなご立派サイズを戴けるとは思っておりませんで、ご返杯が
小物ばかりだった私は、戴いた際内心冷汗をかきっ放しでしたヨ。( ̄▽ ̄;
いやはや、感謝感謝です。>贈り主様

それはもう、高い光輝の青林檎色が文字通り底まで抜ける、一見にも
美しい子なのですが、いざ撮影の段になって困惑。
平板状集合なので起伏が少なく、色彩がほぼ完全な単色で高輝・高透明度。
底面は綺麗に剥がされているので、母岩もありません。

…これは、あれです。
「ご本尊様」に対して感じた難しさと同種の気配です。
どう写してもそれなりな代わりに、中々「いい」画像にならない。

それでもまだご本尊様は派手な貫入という特徴があったので全体像でも
きっちり立ちましたが、蛍石として形状的に極普通のこれはそうもいかず。
かといって立体感を出そうとしても、高低差が余り無いのでそのまま写しても
左程感じられませんし、サイドから俯瞰で奥行きを出すと透明感等が
再現出来ませんし…。
何とも気難しい子でして、暫くはペンライト(光源シミュレート)片手に
こねくり回して唸っておりました。

…で、結局当初の狙点の「蛍石自体の特徴」という考えを廃棄し、「この産地の
特徴」である強烈な光輝・透明感をひたすら追ってみてこうなりました。
全体だとどうしてもその辺が巧く出ないので、最大結晶付近を接写で。
何とか特徴は出たと思うのですが…どうでしょうねぇ。(怖
どうも私の画像は暗めというか影を大事にする傾向があるみたいですので、
こういう「影がはっきりしない」石は本当に難しいです。
うーん、いい「課題」を戴いてしまいました。(笑
撮影に際し、ここまで実力勝負を挑まれる石もそうそうありません。
今後も折を見て、再撮影試してみますか…。

蛍石の蛍石たる美しさ、それもゾーニング等の副次要素に頼らず、あくまで
本体の美しさのみで丸腰一本勝負をストレートにキメてくれている子です。
故に、やはり文句無く美人。
正統派美人さんは、やはりプロと言いますかオシゴトになると気難しいです。
割と新人ははずですが、そんな大御所女優のような子なのです。

…おお、何となく昨日の記事に繋がったぞ。(笑


BGM:Samla Mammas Manna「Dundrets Fröjder」
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コメント
再結晶同盟闇の幹部、送り主です。毎度どうも。
おおう。化けますな。
手元にあったときにはこんなに「できのよい子」とは思いませんでした。
石への「愛」撮影への意気込み。
なにより、やはり「ふさわしい所」に落ち着けた石の気持ちの表れかもしれません。
ありがたいことです。
こちらにいただいたあの「小さな巨人(古っ)里中君と殿間くん」の撮影ははたしてマクロレンズなしで可能なのか!
基本水晶好き、へんなツッコミどころ好きとしては十分すぎる返礼をいただいております。どうかお気になさいませんよう。

娘の美しい花嫁姿にただ感涙でございます。

謎の送り主│URL│2009/11/11(Wed)07:15:54│ 編集
Re: タイトルなし
何時の間に幹部に。(笑

いやー、あんなに色々ありがとうございました。
皆美人さんでしたとも、残りも早めに出したいところです。
とりあえずダメ出なくてホ。( ̄▽ ̄;

あの子達くらいのサイズですと、接写~x10ルーペマクロで十分いけるはずです。
実際、あのくらいの石幾つか掲載しておりますし。
石と共にカメラも何かで固定するのがコツ…だと思います。
私はルーターのアタッチメントケースに乗せてやってますが、十分です。(笑

他も美麗に写せますよう、がんばりますですハイ。

"TONGARI"-Take│URL│2009/11/11(Wed)15:09:34│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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