「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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17:14:48
皆様へろーです。
予告通り本日もIMAGE2009戦利品特集、第2回目です。
明日・明後日が週末で恒例「鮮やか石タイム」になりますので、
本日はちょっと色味的には控えめなモノで参りましょう。

さて。
お話はちょっと飛びますが、私も含め多数の原石派石好きさんは、好きな石の
産地ごとの特徴や共産鉱物をある程度把握しておられるかと思います。
「ここのはこんな形が多い」とか、「よく○○と一緒にいる」とかですね。
で、その中でも水晶、かつ人気の高いネパール ガネーシュ・ヒマール。
というかほぼネパール全域がそうだとは思うのですが、この地域では今まで
確実に「あるもの」が入っている水晶を見かけておりません。
私もそうですが、某スペシャリスト様他様々なトコロの方の情報を見ても、
「これははっきりアレだ」というものは無いみたいです。
紛らわしいのはあるみたいですけど、大部分は違うっぽいですし。
実際にはあるのかもしれませんが、少なくとも私は見ておりません。

…が、まさか「ソレ」がこんなに判り易く居ちゃったりなんかするとは。(汗

水晶_ガネーシュヒマール6
そう、「アレ」ですとも。

と言う訳で、ネパール ガネーシュヒマールより水晶&金紅石&赤鉄鉱です。
そう…今までロクに正体を表さなかったルチル様を発見してしまったのです。
本品は実サイズ40x20x15mm程の小型ポイントで、無論未研磨。
画像だとちょっと判り難いですが(汗)、極々薄っすらとした、やや赤味の指す
灰色系のスモーキーで、微かに構造的カテドラルになっています。
また、底面には少しだけ石英・長石質の母岩が付着。
これもガネーシュヒマールでは見慣れた母岩です。

ヒマラヤ鉱物を専門に扱ってる業者さんのブースで捕獲致しました。
お値段はやはりこれも夏目さん弱。
最初は随分照り・透明度共に高くて、スタイルも纏まったいいスモーキーだなと
ひょいっと手に取ったものなのですが、ちょっと細部を見てびっくり。
「いるよ…ヤツが。(´Д`;)」
というのも決め手の一つになったので、お迎えとなった次第。

で、赤鉄鉱は全体にぱらぱらと、主にファントム状に内包されているものと
表面に付着しているものがありまして、これは殆ど風化してません。
そして肝心のルチルはといえば…実は全身像とルチルの居場所が
撮影上どうしてもバランスが悪く、上画像では違うアングルから撮って
しまっているので写って無かったりします。( ̄x ̄;

とはいえ、勿論画像出さないなんて事は致しません。
ちゃーんと個別に撮りましたのでどうぞ。

水晶_ガネーシュヒマール6太陽ルチル
よりによって「太陽ルチル」かよ!Σ(゚Д゚)

…多分普通のルチルだったらそこまで驚かなかったと思うんですよ。
しかしまさか、ブラジル基本の私に合わせた訳ではないでしょうが
実に見慣れた太陽ルチル様にこんな処でお会いするとは…。
流石に「太陽」なのは表面付着だけなのですがめり込んでおりますし、
ファントム部分にはそこそこの太さのルチルもおりますから、水晶の後に
結晶したものとは考えられません。
(※錐面下側の白いのはチューブインクルージョンです
今まで「疑わしいもの」として出て来ているものは、殆どが角閃石似の
繊維状のものでそりゃーよく判らんよな、というものばかりだったのですが、
これは…疑わしい以前に間違え様がありませんわ。(汗

さて…そうなると他の疑念が湧いて来ます。
「これは本当にガネーシュか?」という。

もうちょっと言えば、ヒマラヤ山系に引っ掛かりつつもルチルを普通に
産出している、パキスタン北方産ではないか…と。
…しかし、これはちょっと考え難いです。
というのも、水晶自体が実にガネーシュっぽいのも去る事ながら、既に
「ルチル入り&付き水晶」が普通に産出する上に、水晶の標準的な
グレードがネパールより低めパキスタン北方という産地。
パキ北方産はキレイなものもあるにはありますが、水準としては照り・
透明度共にもっと低めなものが普通です。
という事は、わざわざガネーシュとして、しかも卓上にごちゃっと一緒に
並べて安価な部類として売る理由がありません。
「パキスタンの高グレードルチル水晶」の方がずっと高く売れるはずです。
ついでに言えば、そこの業者さんのその卓上には、ネパール内での
産地違いこそあれガネーシュ以外は全部シールに産地を書いて
貼ってありましたし、そもそもガネーシュ以外が少なかったです。
パキスタン系鉱物は…少なくとも私は見ませんでした。

それに…まぁ素人目ではありますが、実際幾つか所持しているパキスタン
北方系水晶と比べても、あんまりパキっぽくありません。
どちらかというとやっぱりガネーシュヒマール似です。

なので、一応私は納得しております。
が、南米系に比べるとこの辺の水晶は遥かに暦が浅いので一抹の不安も。
もし「違うんじゃないかな?」というご意見がありましたらご教授ください。

ともあれ。
その辺を抜きにしても、高輝度・透明度に美しい結晶形、そして時折
きらりと煌く赤鉄鉱&ルチル片が実に美麗な一品です。
クラックは多めですが、これもまた煌きと虹の素になって無駄ではありません。
昨日は「色味」でしたが、これは「光味」で選んだ、そんな子なのです。

BGM:Angra「Angels Cry」
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コメント
某t店には「ルチル入り」と記されたでっかいガネーシュが出てまする。
あれほどのショップがそういわれるのだから・・・という気持ちと、そこを疑えっ!という、うんと向こうからの声とが頭の中で交差しまする。
いやはや、興味は尽きませんね~

tomoko│URL│2009/10/22(Thu)19:38:52│ 編集
Re: タイトルなし
あー、アレも微妙に角閃石似タイプで判り辛いですねぇ。
現物見ていないので何とも言えませんが、写真見る限り
あーゆータイプも今まで結構な数検証されたはずなんですが、
それでも「もしかして」と思ってしまうのは晶洞違いを期待して
いるのか、それとも単に石ふぇちの性なのか。
きっと性ですけど。

ただ、1つ確実に言えるのは「全部鑑別してるはずが無い」てこと…。
…余計わかんないですね。(汗
というか1枚の画像では如何とも、というのも大きいです。

ただ、今回のこれは完全にルチルですからねぇ。
1晶洞だけなのか、鉱脈の性質なのかによっては、今後随分と
違った塩梅になる…かも、しれません?
いずれにせよ、12月池袋と今後数ヶ月の動向は要注目ですね。

"TONGARI"-Take│URL│2009/10/23(Fri)08:29:44│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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