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04:14:14
ひぃ、寝落ちてしまって危うく更新逃す所でした。(汗
なので、データ上は19日ですが、これは18日相当分の石日記という事で。

まだ午前様タイムだから、大丈夫ですよネ?(´・ω・`)

気を取り直しまして、昨日からはアメシスト繋がりでこちらです。

紫水晶_インド2
うーむ、煙がかって見えるのは何でだ。

インド タミル・ナードゥより、紫水晶2号です。
1号は丸っきりインクルージョンの無い子でしたが、こちらはより南インドらしく
色々とごちゃごちゃに入っております。
一応、お店の記載と自分の調査結果を照らし合わせて、「確実にいるであろう」
鉱物のみをインクルージョンとして記載しましたが、多分他にも入ってます。
正体不明な白い粒やら、雲母のようでそうでなさそうな鱗片状のものやらが
結構一杯入っていたりしますので。
実サイズは30x10x10mmほどと、相変わらずのコンパクトサイズです。

あ、インクと言えば記載中の「Liquid」に付いてなんですが。
こういう液体の入っている水晶は通常「水入り(Water in」と呼ばれておりますが、
実際には成分的にただの「水(H2O」が入っている事は殆ど無いそうです。
不純物を何処まで許容するかにもよりますが、出所は間違い無く「鉱液の
残滓」となりますので、場合によっては通常「水」の範疇に入らないほど
何かの成分を含んでいる可能性も無くはありません。
まぁそれでも水溶液であれば「水」でも構わないとは思うのですが、一応
「中には『水』が入っている」という微妙な誤解を防ぐ為に、ここでは「液体」と
記載致しました。「Bubble」も「大気」に対し同様です。
神経質過ぎかもしれませんが、「可能な限り正確に」という事でひとつ。

さて。
形状がまるで教科書のように整ったセプター型のこの子ですが。
実際には小さい体に関わらず、異様な程の見所を持った役者さんです。
まず、ぱっと見てお気付きかと思われますが…ファントムが変。
途中からみょーに段差が付いているの、よくお判りかと思います。
これはじっくり見てみましたら、どうもまず最初の土台結晶が普通の
ポイントとして育った後、その先端に殆ど太さを変えないままほぼ柱面の
無い数個のDT結晶がセプターとして成長、そしてその後に表層の
大きなセプターが成長する事で生成されているようです。
また、そのDT成長完了→メインセプター生成間にどうも急激な熱水の
流入と思われる「イベント」があったようでして、メインセプターの下層には
やや骸晶を思わせるような部分が見受けられ、更にファントム周辺には
多数の負晶と思しき気泡状インクルージョンが点在しています。
また、最大の液体&気泡入り負晶も、やはりこの内部DTに張り付くように
存在しておりますので、まず間違い無いかと思われます。

そして、メインセプターの内部は…。

紫水晶_インド2セントエルモ
こんな感じです。

最下層からかなり表層まで、淡い色ながら相当数のクリア・アメシスト双方の
ファントムが連続しております。生憎と煙は無いみたいですが。
で、そのファントムに沿うように赤鉄鉱・鱗鉄鉱が点在しており、そこから針状の
針鉄鉱と白いもの(チューブインクルージョン?)が錐面へ向かって放射状に
多量にインクしています。
また、散在する黄色っぽいものはルーペで見ますと放射型針状をして
おりますので、多分カクコセン石で間違い無いかと。

こーゆーファントム表面から放射状に針鉄鉱が広がって生えているものを、
「セントエルモの火」と言うそうです。
船のマスト等に発生するアレに例えられた訳ですね。
確かに感じは「炎」っぽいですし、固有名が欲しくなる美しい現象ですから、
これは良いネーミングだと思います。
白いものは…多分ですが、針鉄鉱が鉱液に溶かされた「チューブ」か、
もしくはファントム表面の赤&鱗鉄鉱が鉱液に晒された際に発生した
ガス状物質か何かの通過後では…と思います。推測ですけどね。
内面があんまりキレイにまっすぐじゃないんですよ。

本体の美しさに特化した1号に比べると、こちらは正しくインドアメシストの
「産状」そのものの美しさに特化している感じです。
やや表面はマットなんですが、それでも鋭い反射光がレンズを焼く事多々。
びっくりするほど撮り辛い子でした…。(汗
しかしながら、この整ったスタイルに多数の見所を抱えたこの子は、
正に「南インド水晶界の観光大使」的存在。
個人的には、この石(出来れば現物)を気に入って頂いた方は、
まず間違い無くインドアメシストが好きor好きになれる方だと思っております。
そんな、はるばる日本まで魅力を伝えに(?)航海して来た石なのです。

BGM:Japan「Taking Islands In Africa」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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