「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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16:12:11
さて。
ばたばたした週末も終わりまして、何だか久し振りに落ち着いている
気配が街に漂っている気がする今日この頃、皆様ご壮健でしょうか?
私は自分の個人的ポカミスで今日もこれからばたばたです。 orz

本日はそんな「抜けた」自分にちなんで、危うく抜けそうな石で。

スケルタル_メキシコ1
同じ石です、念の為。

水晶で骸晶といえば、という代表産出国・メキシコ産のスケルタル水晶です。
相変わらず「あの標本屋」出身なので産地がアレですが、実サイズおよそ
30x30x30mm・お値段三桁中盤というダブルでお手軽な出自の割には
やたらと気合の入った骸晶構造が見て取れる、上質の一品です。
インクルージョンはメキシコ骸晶には付き物の粘土質と赤鉄鉱細片。
勿論、画像では判り辛いですが透明感・照りもかなり良です。

…そういえば、水晶の骸晶に付いてお話しておりませんでした。
水晶の骸晶は、一般に鉱液中の珪酸濃度が極めて高い際に、結晶が
猛烈な速度で生成される事で、成長し易い稜線が一気に育ち、面部分が
膜状に育って行く事で凸凹になったものです。
なので、正確には成長途中だった「外見が完全に骸晶」なものと、
成長が完了した「構造的骸晶」がある訳ですね。
以前出した石で言うと、インドモリオン(?)は完全に前者、ブラジル
セプターシトリンのセプター部分
はやや後者に近いものとなります。
完全に面が埋まってしまっても、層状構造さえ確認出来れば成長段階で
骸晶として生成された「構造的骸晶」ではある訳です。
また、その性質上各種インクルージョン、特に母岩由来の粘土質と
気泡・液体等を噛み易いので、これらが見付かればその石が骸晶と
して生成された可能性があるとも言えます。
ちなみによく「エレスチャル」と言われますが、私には正解・不正解どっちの
側面もあると思えます。一応表面構造は複雑ですかららしくもありますが、
同時にここまで「エレスチャル的凸凹」と解釈すると、ちょっと結晶面の
荒れたものまでエレスチャルの範疇に入ってしまう気も致しますので。
なので、私は厳密に分けるという意味では「スケルタル」の方が
混同が無くて良い…と思いますね。
「水晶の最終形」という記載に付いては…作り掛けに何を言いますか、と。(苦笑

さて。
この骸晶の醍醐味は、透明感がある場合は表面の複雑な構造と、
層状構造によって生まれる光の乱反射の表情がキモかと思います。
その点この子は一発合格!(´▽`)
小振りな癖に見事にざっくざくですし、頂点付近に至っては正に
「首の皮一枚」で辛うじて貫通していないほど深く窪んでいます。
層もかなり細かく見られますので、光も通した瞬間ぶわーっと散りまくり。
これはもう、メキシコ骸晶のお手本みたいな一品なのです。

思えば始めて馴染みの石屋さんで、「そこで買った石以外」で選別眼的に
お褒めのコトバを戴いたのはこの石だったような。
やはり1つ1つに、それぞれ思い出ってあるものですね。

私はダイヤモンドには別段興味はございません(例外:苦ばん石榴石入り)が、
この煌きの石には多大な興味がございます。
しかし、中々気に入った表情のものが見付からず増えない石の1つでもあるのです。

いざ選ぶとハードル高いんですよ、ほんと。(´・ω・`)

BGM:Yes「South Side Of The Sky」
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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