「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
2017/04«│ 2017/05| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/06
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
21:20:48
さて、本日の(普通の)石日記いきましょー。

大好きな重晶石、最近不足気味だったので続けてもう1つ。
いつぞやひいらぎさんとのやりとりで本鉱の標本を地水火風に準えて
「どれがいいですかー?」なんてやった事があったのですが。
その際、は出たのですけど他2つが未登場でしたね。
この機会にそれを出しちゃおうと思います。

まずは割と選定が難しかった火から。
つか、コイツが火になれたからそんなネタが出来たともいえます。(笑

重晶石_ルーマニア2_480
炎のバラ。

複数画像なので続きへどうぞ。

という訳で、「火」のネタ。
ルーマニアはマラムレス、Cavnic産の重晶石です。
実サイズは55x50x50mm程、占有空間がほぼ立方体な中庸サイズ。
薄い金属鉱混じりの苦灰岩似な母岩の上に針状の硫化鉱が密生し、
その上に部分的に恐らくはインク/コートで赤味の付いた薄い重晶石が
折り重なって多弁の花のように咲いた一品です。
決して鮮やかではなくどちらかと言うとやや薄汚れたような色味では
あるのですけども、これもやはり妙な「華」を感じてしまいお迎え。
この辺、私の好みが如実に表れている気がしないでもありません。(苦笑

非常に巧いこと折り重なっているので、局所的に見ると本当に花のよう。
これを見ると「砂漠のバラ」を作る鉱物の1つである事も何となく納得。

重晶石_ルーマニア2アップ1
但し構造上ホコリの掃除は至難。( ̄Д ̄;

赤色は普段なら鉄っ気の可能性が一番高いのですが、この子に関しては
もしかしたら鉛丹など別の要因があるかもしれません。
何か色味が微妙に変な気がするんですよね…無根拠ですけども。

重晶石_ルーマニア2アップ2
でも実にルーマニアらしい存在感だと思うのは私だけ?

その考えが捨て切れない理由の1つは母岩。
詳細種は記載が無く不明ですが、ラベル的にスルーされている事も考えると
恐らくは特に希産でもない毛鉱やブーランジェ鉱辺りと思われる針状の
硫化鉱が密生しているから。

重晶石_ルーマニア2アップ3
この充実具合で希産鉱だったら無視されていないと思うんだ。

全体に強い硫化金属鉱のハードな気配がありつつも微細な集合体の見掛けと、
燻るように苦みばしった赤色を持った儚げな薄い結晶の集まりという相反する
要素を持った子。
この辺が華となり、そして不思議な雰囲気を醸し出しているのでしょう。
決してキレイではありませんが、実に魅力的な一輪だと思うのです。

キレイなバラには棘がある。
でもバラだって、常にキレイなだけが魅力ではないという事ですかね。
消えずに燃えて徐々に侵食する火のような迫力だって出せるんだぞ、と。

…改めてやるなぁ、重晶石。


BGM:Lacrimosa「Und Du Fällst」

スポンサーサイト


コメント
あはは、なつかしいですね~(^^♪
たしか風か水でお願いしたような記憶が・・・

バライト、やりますよね。
薔薇の花びらが折り重なったような結晶は
ホントに魅力的です。
カラーもこれはおもしろいですね。
あんまり見かけない色合いかな?
さすがTONGARIさんは一癖あるのチョイスされますね(笑)

ひいらぎ│URL│2013/02/26(Tue)23:03:52│ 編集
Re: タイトルなし
その通りです。>水風
残りのネタを回収していなかったので、出してみましたよ。

重晶石の良い所の1つは、他鉱との協力(?)態勢に間口が広い点だと
思っています、この子だと色味の分配が正にそうですね。
水晶や方解石等にも言える事ですが、ここが強いと本当に盆栽的に
有利に働くことが多いんですよね。

やりますよ、重晶石。

TONGARI Take│URL│2013/02/27(Wed)21:21:39│ 編集
コメントの投稿









トラックバック
トラックバックURL
→http://twws.blog38.fc2.com/tb.php/1531-7ca0ba59
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

これまでの来訪者数
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新コメント
最新トラックバック
リンク
このブログをリンクに追加する
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。