「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
2017/04«│ 2017/05| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/06
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
2013/01/14
22:21:28
皆様こんばんわ、TONGARIでございます。
雪の降られた地域の方々は色々大丈夫でしたでしょうか?
こちらは普段以上にぬるい雨でした。

や、相模湾からの海風がギリギリ上ってくる場所なもんで。

ここ数度石膏記事が続いておりますね。
何となく話を繋げたらそーなっただけなんですけども、流石にそろそろ
違うものにシフトしてもいいかもしれません。
ひとまず一旦、本日の子で石膏を終えて明日から他に移りましょう。

今回は見事な単結晶盆栽のこの子で参ります。

石膏_ルーマニア1_480
色味の割に中々の華。

複数画像なので続きへ参りまする。

そんな訳で石膏軍団ひとまずのトリ。
ルーマニアはマラムレス、Cavnic産の石膏になります。
実サイズは私には結構大きめな75x80x60mm程、見た目に少々メイン結晶が
奥まった感がございますが、これは左斜め上を本来の天頂方向として斜めに
付いているからで、実際には母岩厚を完全に貫通し80mm長少々ある中々に
堂々とした結晶だったりします。
そうご覧戴くと「単結晶だとカッターの刃型」というのがご実感戴けるかと。

石膏_ルーマニア1アップ1
裏側から縦方向を合わせてぱちり。

黄褐色の筋状部分は恐らく母岩のようなロゼット状の何かがくっ付いていた
跡だと思われますが、定かではありません。
と言うかこの子は石膏というだけで手前母岩部分等の副次情報は全く無い
状況下にあるもので、その辺含め色んな部分が謎だったりします。
ま、私には良くある事ですけども。
特にこの子みたいなほぼ純粋な「盆栽買い」だと、ね。

石膏_ルーマニア1アップ2
母岩部分。

産地的に考えるといわゆるルーマニア水晶群中でも最大の故郷の地ですから、
恐らくはそれに準じたような共産関係は保っていると思います。
ただ水晶と石膏が同時にというものは余り見ない気がしますので、その辺は
如何とも言えないのがちと苦しいところでしょうか。
一応調べた範囲では方解石か苦灰石或いはその鉄置換系種方面の辺り、つまり
苦灰石⇔アンケル石や方解石⇔菱鉄鉱といった処が情報としてはかなり多く
引っ掛かりますので、球状塊のメイン構成物を成す褐色の強い偏菱結晶群は
その近辺の何れかという可能性が濃厚でしょう。

ただ、別の情報としてほぼ同一系統の標本でフィゼリ鉱(Fizélyite)とされている
ものも同時にそこそこ見受けられます。
※参考:mindat フィゼリ鉱ページ
※及びWeblio(加藤の鉱物、化石コレクション様)の酷似品

これは銀・鉛・アンチモンの硫化鉱物で雰囲気としてはフランケ鉱等に似た板柱状
黒鋼色の結晶の鉱物らしいのですが、どうも風化の強いものだとこういった濃い目の
褐色になり、またこの子のような球状塊を良く作るようなのです。
正直断面に見えている部分や風化の様子から考えると本品はこちらの方がそれっぽく
見える…と言うか余り炭酸塩っぽくは見えないのですけども、如何せん他に本鉱の
確定品を所持している訳でもなければ良く知る訳でもなく、更に言えば中までどうか
見えるはずもないので、ここでは「珍しい種という期待は出来るだけ廃除」の法則に
従う意味も込めて、「詳細不明」としておきましょう。

…それが自分にも他人にも一番安全。(苦笑

2回前のスペイン産程の明瞭な美しさはありませんが、深い味わいの中にしっかりと
結晶としての良さも併せ持つ、個人的にはかなりお気に入りの子です。
全体の空気感がいかにも「東欧」って気配なのもナイス。
大好きですからね、あの辺。

それにしても、やはりまだまだ修行不足。
今年はどれだけの「実践的な知」を蓄えられるでしょうかねぇ…。


BGM:Mike Oldfield「Crystal Clear」

スポンサーサイト


コメント
コメントの投稿









トラックバック
トラックバックURL
→http://twws.blog38.fc2.com/tb.php/1494-1523e95a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

これまでの来訪者数
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新コメント
最新トラックバック
リンク
このブログをリンクに追加する
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。