「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
2017/07«│ 2017/08| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »2017/09
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
2012/11/11
10:24:38
おはようございます。
作業疲れで昏々と寝ておりましたらミョーに夜型になってしまった夜道を
歩くと自動的に保護色化する黒尽くめ基本の不審度高めなTONGARIです。
お陰で今体感的には割と深夜な感じです。 orz

同じふしんでも自分の普請度が高くなると良いのですが。(苦笑
今は思い切り安普請なもので。

さて、ちとそんな理由もあって珍しい時間に更新な石日記です。
昨日からもう1個、研磨品のインク系水晶を登場させましょう。

磨き水晶_ブラジル3
これは2年目お迎えだったかな。

複数画像なので続きへ参ります。

一見普通のファントムに見えて何か変。
今回も詳細産地がアレですが、ブラジル産の山入り水晶研磨ポイントです。
前回の子からは少々大型化して実サイズ高で40mm強、ご覧の通り無色系の
多段ファントムを見せる事に特化したタイプのもので、中程から先端にかけて
一気に薄くなるもののかなり大量の段数を持つ子。
一応数えては見たのですが、30過ぎた辺りで精度に自信が失せてやめました。(苦笑
また山以外にもちょいと妙なインクも含み、意外と技持ちな感のある子です。

この山はお店によれば当初「緑泥石」として情報があったそうで、陳列もその
系統に混じる形で置かれておりました。
しかし記載の通りラベルにはそれが明記されておりません。
これは私自身も見た時に「…何か違うな」と思ったのと同じ事を、そのお店の
オーナーの方がやはり同様に思ったためラベルから外したせいだそうで。

磨き水晶_ブラジル3インク
山の濃い&ミョーなインクが判り易い部分アップ。

一口に緑泥石と言っても大概は鉱物種ではなく鉱物グループである一族を
総括した記載である方が多いので、色に付いては余り気になりません。
しかし、このちょっと違和感のある粉っぽさと謎インクが私もオーナーさんも
引っ掛かったポイントとなっておりまして。
そして2人の意見が一致して怪しいのではという事になったのが「絹雲母」。
要は極微細なパウダー状になっている白雲母系統の事で、粘土鉱物の1種とされる
亜種と言うか特徴的な形態のものです。
上記の色の問題もありますから確実にとは言えないのですが、質感がどうも
いわゆる緑泥石系とは随分違って、内包されていても粉っぽい感が強い。
そして手前の謎インクも、恐らくはその塊・或いは崩解粉末化する前の絹雲母塊
または何らかの仮晶ではないか…というのが統一見解となりました。

つか、どうも色んな処でこういうインクもののお話を聞いたり現物を見たりすると
緑泥石名義の子の中にも相当の率で絹雲母を始めとする粘土鉱が真犯人な子は
多いんじゃないかと思います。
そもそも特にペグマタイト系を基本にした場合は長石の分解物として、堆積鉱床への
石英貫入系なら堆積物そのものとして、そして恐らくはそれ以外の産状でも何らかの
崩解・変質物として非常に遍在するのが粘土鉱物というものでもありますから、
その可能性は高いかはともかく低くはないと思うのですよね。

また、そういった「積もった」形跡がこの子の場合しっかり残っておりますし。
何処にかと言えば、この状態で山がきっちり見える事自体がそう。
こう見えると言う事は、断面的にはこんな感じになっている訳で・

磨き水晶_ブラジル3底面
見事にきっちり半分に積雪。

沈殿しての付着による白色層形成であれば、この状況も納得。
東欧水晶の苦灰石等のように思い切り結晶質だと何処から何処までがそういう
要素を持っているか判断に困りますけども、粉末状となればそう考えても
さほど問題はないかと思うのですよ。

ちなみにこの子にはもう1つお邪魔しているものが。

磨き水晶_ブラジル3貫入
やぁ。(・ω・)

数箇所にどうやら元々小さな貫入水晶があった痕跡が複数。
素体は恐らくこの山の見事さからして自形だったと思いますが、削られた要因の
1つはもしかしたらこういう小型水晶がやたら刺さっていたというのが一因だった
可能性も無くは無いですね。

天気予報では本日後半~明日にかけて雨のマークがついておりました。(関東
皆様、霞空となる前にお洗濯等はどうか早急にお済ませください。

では、良い休日を。

※拍手反応:Dさん
いやはや、そうなっちゃいました。(苦笑
まぁ少し更新がまばら&移動前後は間が空くかもしれませんけど、本ブログは
撤退予定は一切ありませんのでどうぞこれからも宜しくお願いします。
そちらもA氏に負けず、適度に気にせず、どうぞご自愛のほどを。


BGM:Johnny Winter「It's My Own Fault」

スポンサーサイト


次の記事:棘。
このページのトップへ
前の記事:考え中。
コメント
コメントの投稿









トラックバック
トラックバックURL
→http://twws.blog38.fc2.com/tb.php/1464-bf21c0a0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

これまでの来訪者数
検索フォーム
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新コメント
最新トラックバック
リンク
このブログをリンクに追加する
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。