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2012/09/28
19:10:13
どもー、本日の石日記です。

古参水晶var共産・インク・コーティングの流れ。
今回は昨日中国より、(旧)共産圏繋がりでこちらへ飛びます。

水晶_ブルガリア2
ホントに古く、コレと同期同店出身だったり。

複数画像なので続きへごごー。

本体以外の場所で中々撮影が成功せず、出演が遅れました。
ブルガリアはマダン鉱区産の水晶です。
実サイズは75x50x65mm程のやや大型で、↑でリンクしたものよりももう少し
太めで端的な砲弾型になった水晶が密生するクラスターです。
但し、こちらは母岩以外に金属鉱を始めとした別鉱物は存在しません。
その分母岩は思い切り石英の染みた金属鉱塊状態のものなので、ほぼ石英しか
母岩にいない↑と比べるとかなりずっしり持ち重りがする感じです。

…と言うのは、表側の話。
実はコイツ、裏側にまるで違う風景を飼っていたり致しまして。
こっちが中々キレイに写らず、またその正体を察せずに出演出来なかったと。

件の裏側はこうなっております。

水晶_ブルガリア2アップ1
針状水晶と一緒。

水晶_ブルガリア2アップ2
金属鉱は銀灰色柱状基本。

水晶_ブルガリア2アップ3
見ようによっては双晶しているようにも。

コレの正体が何なのかですが、最初は硫砒鉄鉱だと思っておりました。
硫砒鉄鉱はまずそこまで珍しいものではなく密生しても不自然ではないですし、
鮮度が高ければかなり明確な銀灰色を呈し、また結晶の具合によっては明確な
柱状にもなります
から、候補としてそれほど的外れではないと思ったのです。

…が、今は違うと思っております。
その原因は、一部に存在するこの部分。

水晶_ブルガリア2アップ4
見覚えのある黄色。

コレと同じ系統の色味と質感。
という事は、ビンドハイム石或いは黄安華の類の可能性が高い。
しかも当地は鉛鉱物をやたらと多産するブルガリア、アンチモニーの鉱物で
ある輝安鉱は屈曲が見られない事も含め確率的に低く思えますから、となると
柱状になる鉛系鉱物…という方向性が有力と思えます。

そうなると候補に挙がるのは一般的な処で考えれば…何でしょうね。
車骨鉱辺りが一番怪しく思えますが、流石にこの系統にはマイナー鉱が
多過ぎて把握が出来ておりませんので、そこまで自信がある訳ではありません。
一応以前放射状集合自体は見ているのですが、どうも色が明る過ぎる気がして。
もし同様のタイプで情報お持ちの方がおりましたら、ご教授ください。

…まぁ、一抹の不安として堀博士の図鑑2巻のカコクセン石の項に、
ブルガリアでの採集記があり、燐酸塩や砒酸塩の二次だとまるで
見当違いになる可能性もあるという問題も蟠っているのですが。
ただ、あれは確かブラウン鉱の産地のお話だった気がするので、
多分違うと思うんですけどね…今ちょっと手元に本が無くて。

ともあれ。
裏と表で二度美味しく、そして深い考察も可能な優秀な子です。
こういうのがきちんと見分けられるよう、自分も精進したくなりますね。

その為にはやはりお勉強と実学。
常に知識吸収に楽しみの見出せる事が、私が石好きな理由の大きな1つです。


BGM:Giuseppe Sinopoli: Philharmonia Orchestra
  「Mahler: Symphony #1 In D Minor, "Titan" - 1. Langsam Schleppend」


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プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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