「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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2012/08/10
17:05:10
更新出来ました、昼。
本日朝方の保険1発に続き、2発目の石日記です。

今回はちゃんと流れに乗って、未登場鉱物で。
ここ暫く沸石まみれでしたので、合間に挟まった燐灰石から青で引っ張って
別系統の種へシフトして行くとしましょう。
鉛好きにとっては常に見逃せない産地よりこの子です。

鉛ゴム石_中国1
「Plumbo」は鉛(Pb)を指す接頭詞。(Leadじゃないんですよね

複数画像なので続きへ参ります。



中国広西チワン族自治区は桂林産、鉛ゴム石です。
当地は何と言っても緑鉛鉱で有名、他に白鉛鉱等多数の鉛鉱物
(主に燐酸塩系の二次鉱物)を輩出し、しかもその多くが世界的な
良品足りうるという私には天国みたいな所。
実サイズは45x40x25mm程、カバー部の形状と劈開らしきクラックから
見るに方解石系とは思うもののちょっとハッキリしない白い母岩上に、
泡のような水色の本鉱が皮膜状に覆った状態のものです。
一応マクロもマクロな世界では結晶しているらしいですが、肉眼的な
結晶と言うのはどうやら無いタイプのようで、色鮮やかで透明感のある
本品はそれなりに上品みたいです、多分。

鉛ゴム石_中国1アップ1
こうしてみると菱亜鉛鉱に見えなくも無い。

接頭詞があるので一見何かの亜種のようですが、れっきとした独立種。
所属するのは含水燐酸塩の一団ですが、水酸基も含みます。
ただ、基本燐酸塩に含むのが普通のようなのでそうしました。
尚、組成はPbAl3(PO4)2(OH)5・H2Oでアルミニウムも含みます。
まぁこれは明ばん石一族に属するので至極自然と言えるでしょう。
(※リンク先は鉄明ばん石なので別種ですが
硬度が4~5と意外と高いですけど、実感する事は無いでしょうね。(苦笑
また色の触れ幅は多く、書き切れない程なのでこちらをご覧下さい。
ただやはりと言うか、青の鮮やかなものほど上品の扱いになり易いようで。
そして意外に産地は多いみたいですが、良品は現状ここが最大手のようです。

ちなみに元々コイツの親分的存在だったゴム石は既に独立種の座を追われ、
放射性鉱物多種を含む複数鉱の混在物となってしまったのは某図鑑で有名。
ある意味では鉱物界の下克上の見本的な子かもしれません。

ふわりとした水色が涼しげで、そして冷た過ぎもしない良い感じの子。
大変清涼感溢れる子なのですが、名前が。(苦笑

…まぁ、夏の週末の夜に向けては適切と言えなくもないか?(米笑


BGM:Viper「A Cry From The Edge」

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コメント
し・・・知らね~(笑)
鉛ゴム石っていうんですか、この涼し気な
かわいいコ。 名前が・・・^^;
中国産だというのでヘミモルファイトか、もしくは
スミソナイトあたりかな?って程度のあたりしか
つけられなかったのですが、さすがTONGARIさん、
いろんな石をお持ちですね!
ミトリダト石?って、すみませんそんなの
聞いたこともない石だし~。
鉱物辞典ですねTONGARIさんのサイトは(*^_^*)

ひいらぎ│URL│2012/08/15(Wed)10:48:30│ 編集
Re: タイトルなし
鉛ゴム石は堀博士の図鑑・ゴム石の項でちょっとだけ触れられて
いるのでともかく、ミトリダト石は…ね。(苦笑
もっとも私自身も深く知った&調べたのは入手後ですから、余り人の事は。
「知ってて欲しい」と同じくらい、「知らないから欲しい」って事ありません?
私は結構そういう場合が多いので、確かに歴の割に変なもの持ってるかもです。

理解しているのとは別。ヾ(・∀°、)ノ

この鉛ゴム石は個人的にはいい感じだと思います。
実際にはもっと暗緑色系だったり、青も黒ずんでいる事が多いみたいですね。
透明感のある明るい空色気味なものは案外と少ないみたいです。
名前に付いては元がゴム石の含鉛亜種扱いだった(その後ゴム石は独立鉱物から
除外され、こっちだけ残った)ので突っ込まないであげてください。(苦笑

でも逆に、ひいらぎさんがお持ちのような盆栽は盆栽でも煌きに満ちた子は
あまりこちらにはいない(欲しいけど手が出ない)のでうらやましいです。(笑

鉱物辞典…ありがとうございます、未だ私には過分なオコトバですが。
むしろどっちかというと、赤貧コレクターの入手出来た標本実例辞典かも。
安価で良いものというスタンスに関しては、人一倍気にしている自負があります。(笑

TONGARI Take│URL│2012/08/15(Wed)13:34:31│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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