「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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2012/08/05
18:29:52
石日記、2発目です。

今回は古参の流れはそのまま、電気石で繋げて南米へ飛びます。
これ、最近は何故かぱったり見なくなったのは気のせいでしょうか?
一時期前は割と色んな処で見掛けていたような気がするのですが、
この子を見て思い返すと暫くの間売れ残り以外見ていないような。
本当に流通量が減っているのか、気のせいなのかは不明ですけど。

ともあれ。
パターンとしてはよくあるものの、ちょっと個性的な感じに纏まる、
そして何気にやたらと色んな水晶を出すお国柄のコレです。

鉄電気石入り水晶_ペルー2
それだけではないみたいですけどね。

複数画像なので折り畳みどぞー。

戴き物を除けば、ここの水晶関係は案外久し振りでしょうかね。
ペルーはHuanuco、Huanzala鉱山産の鉄電気石入り水晶です。
何気に結構な水晶大国であるペルーですが、お迎えには意外とここ一発の
「決め手」のある子を見付け辛いようで、お迎えの頻度的にはその量の
印象に比べて低めだとワタクシめは思うんですよ。
尤も、だからこそ来る子は個性派がより揃って行くのですが。

この子は実サイズ45x30x10mm程、一見先細り気味のポイント系のものに
見えますが実際は裏面を接触痕とする変則的なDTが集まったもの。
そのため稜線等はきっちりしているのですが、妙にくねった印象の
造形と、多量の針状電気石及び恐らく緑泥石系と思われる黒~暗緑色の
インクによってシャープさが和らげられているせいか何処と無く存在感も
写りもソフトな感じになっている子です。
画像でも一応ピント合ってはいるんですけど、何となくソフトフォーカス
気味に見えるのはそのせいかもしれません。
お陰でモノとしては地味でありつつも、妙に印象に残る感じの子です。

鉄電気石は先述の通り針状で大量にインク。
というか、多過ぎて水晶外にも存分にはみ出しております。
また、鉄電気石とは記載されておりますが何処と無く極濃緑色~褐色の
色味を滲ませる部分もございますので、もしかしたら単純な種割りは
出来ない、複雑な固溶体となっているものなのかも。
流石にそこまで私では同定出来ませんけど。

鉄電気石入り水晶_ペルー2アップ
白っぽいのは光の反射、黄色味は緑泥石(?)の変質の模様。

鉄電気石入り水晶自体は、国産も含めそこまで珍しいものではありません。
つか当ブログでは余りまだ登場させておりませんが、ブラジルやパキスタン等
大規模なペグマタイト鉱床がある所だと至極普通に見られますし、実際に
多数ではないものの私自身いくつか所持しております。
ただ、ここまで徹底的にある程度均等な太さの針状まみれなのは結構独特。
水晶もそっちとはちょっと系統が違う感じで、喩えるならネパールの尖頭型
国産の所謂「ススキ入り」を合わせて中途半端に割ったような、そんな感じです。
そういえばペルーは地味にネパール似の子の多い処でもありましたね。

…って、ススキもまだ出ていないんでしたっけ?
何か1個くらいは出していた気がしたのですが、乙ヶ淵と勘違いしたかな?

ちなみに他産地ではありますが、ペルーでも国産のススキ入りの多くと同じ
苦土電気石入り水晶が出るみたいです。
ただ書いていて気付いた事ですが、鉄と苦土以外の種の電気石に関して
ペルーは意外な程苦手としている国のようですね。
mindatの産地データでも、国単位で一族の名が殆ど無かったりします。
言われてみれば、確かに余り見た事が無いですよね…。

濡れたような光に何処と無く緑や黄色がかった黒色。
何となくこう、夏の闇夜を思い起こさせるような、一種郷愁的な
気配を持った余り他に無い感じの気配の子です。
これより時は宵の口、そういうタイミングでは相応しい子だったかも。
意図した訳では無かったのですが。

で、本当に最近見掛けないのは私だけなのでしょうか?(苦笑


BGM:Marillion「If My Heart Were A Ball It Would Roll Uphill」

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コメント
もう8月だから残暑お見舞い・・・って
まだまだこれから「炎」たけなわって気がするのは私だけでしょうかー#

まずは50000ヒットおめでとうございます。
あっという間に追い抜かれそうです~
やっぱり地道に楽しく愛のある更新こそがヒット数につながりますね。

さて、こちら、ちょっとみはパキスタン?中国?と思うような。
以前いただいたショールびしばしの一見真っ黒ポイントはパキスタン産でそっくりさん持ってましたが、これのそっくりさん中国産で持っています。
インクルも入り方とかそっくりだ。

はっきり言って「全然綺麗じゃない」
むしろ「なにこれ?」と言われそう。うちのは形もすっとしていないので余計。
でもそれも風情のうち。

というか、実はある自然現象の戒めを忘れまいと強く目を引いたのが購入のきっかけでした。
あの風景をそのまま凝縮したかのような石なのでした。

tomoko│URL│2012/08/05(Sun)22:19:23│ 編集
Re: タイトルなし
はっはっは、暑さに弱い私は実質10月初頭めで夏ですよ。

…。(´・ω・`)

まずは5萬HIT祝辞ありがとうございます。
ここまで主題のクラフトが見事にアレなのは個人的にどうかと思う(苦笑)部分も
あるのですが、それでもやはり予想よりかなり早くてびっくりです。
尤もその辺は色々あって割と早期充実の予定ですけども。
…でも、きっともう「石ブログ」で印象固まってるよなぁ。( ̄▽ ̄;

今回の子、差し上げたアレと同郷です、出身店も多分産地も。
というか、この子がいたので差し上げたというのもあります。
ですので、すぱっとそのお話で反応があってちょいと「おお」と思いました。
個人的にパキやブラジル産だと、細いものでももうちょっと「柱状」な
感じの雰囲気で、入り方もここまで密でない方へ纏まり易い気がするのです。
勿論その辺には個体差もありますし、針状電気石も出ない訳でもありませんから
多分私が余り出会っていないからでしょうが。
中国は余り印象にないですねぇ、我が家にある変わり者系産地だと他に米国某所
産を持っておりますが、それはまた全く違う感じだったりして。
つくづく電気石は演出家として、そして水晶はキャンバスとして有能です。

風情は大事ですよー、風景要素の大きな部分ですから盆栽派の私には特に。
この子も水晶として見れば色々欠陥とか汚点とか呼ばれるような部分は
多く持っておりますが、そんな事は気に入ってしまえば無問題。

…自然現象、ですか。
察するに鉄骨とか瓦礫とかですかね。
壊すのも自然なら産むのも自然、所詮人は最後まで自然には敵いませんね。

TONGARI Take│URL│2012/08/05(Sun)23:20:09│ 編集
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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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