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19:47:22
さて、本日2発目の石日記。
とことこ続きます「'12新宿戦利品」特集。

今回は産地特徴で言えば「古典的産地」、それもかなりの伝統的なトコロ。
普段は中々良い物は高価故手が出せない子なのですけども、今回はかなり
美しいながらリーズナブル(と、思う)子を発見出来ました。
前回からは珪酸と緑色で繋げて、余りにも有名なこの石です。

エメラルド_オーストリア1
押しも押されぬ銘品。

結晶アップも用意しましたんで折りたたみます。

もう色味と姿だけでもご飯3杯はいける。(*´ω`*)
オーストリアはザルツブルグ、Habach渓谷産のエメラルドことベリルです。
実サイズは15x10x4mm程のマイクロ級ですが、典型的な雲母片岩(この雲母は
所謂『フックサイト』状態なんでしょうか?)上の良い感じの位置に、エメラルドの常と
してインクやクラックは多いものの、高い透明度と発色が非常にナイスな結晶が1個、
すとんといった感じで乗っているものです。
ちなみに結晶のサイズは勿論小さく、せいぜい4~5mm高といったところ。
そして結晶の状態自体も柱面が全面露出している訳でも無ければトップも母岩干渉で
残ってもいない訳でもありませんけど、風景の纏まりは素晴しい子ですね。
これが1枚ちょっとなら充分過ぎる盆栽力と質感だと思います。

結晶のアップ、インクは多分母岩由来の雲母一族。

エメラルド_オーストリア1アップ1
むしろ小さいとはいえ、基本埋没晶なのですから優秀な方ではないでしょうか。

インクの量等で若干変化幅があるように見えますが、概ね色味は均一。
がっつり透かしても全然飛ばない、頑強なエメラルドグリーンです。
ってかこのインクとクラックが渦巻いているようにも見え、それもまた1つの
風景として貢献している感じもありますね。
普段私が見慣れたブラジルや王道コロンビア等とはまた違った、欧州系
ならではと言って良いのか、非常に深い味わいがあるように感じます。
煎茶に対する濃茶とゆーか、基本は同じだけど目指している処が違うというか、
そんな感じの同品でありながら明らかに別系統な雰囲気。

流石、長く欧州ほぼ唯一のエメ産地として名のあった所というべきでしょうか。

小さくても数多の人が心奪われ、長らくその夢を支えた地の当事者。
この子はその片鱗程度なのでしょうけど、それでも充分に人を魅惑するだけの
風景を、そして自身の姿も創り出すチカラというものを伺う事が出来ます。

今回の戦利品群には、こういう歴史的な重みを感じるものが多いですね。
知れば知るほど深い、石と人との関わりもまた、大きな楽しみの1つです。


BGM:R.E.M.「Exhuming McCarthy」


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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