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2012/06/18
21:19:56
さあ、とうとうこの時が来ました、本日2発目の石日記です。

長かった…ホントに長かった(´∀`;)…「合同戦利品」特集ラスト記事。
思えば第1回が5/6でしたから、1ヶ月以上やってたんですね。
日に複数回うpもかなりあったのに、検索でも5P近くありやがった。(苦笑
我ながら何という完走乙。

その大トリとなるのは、MVP受勲品最後の'12横浜。
ここも前の記事で書いた通り、同じ店舗様出身品同士、そしてまたしても
近隣であるアフリカ南部同士の闘い(自己脳内)となりました。
結果、僅差どころか事実上の引き分けとなりましたので、こちらは純粋に
より好物な鉱物(米笑)である方へと軍配が。

いや、実際かなり長い事手が届く、そして良いものを探しておりましたから
一種思い入れ補正も入っているのかもしれません。
何せその受勲品は、私の愛するあの一族の子だったのですから。

灰ばん柘榴石_タンザニア1
多分これ以上は望めまい。

複数画像なのはお約束化しつつあるので折り畳みへ。

本当によーーーーーーー(中略)------やく手元に。
そんな訳で'12横浜MVP受勲品となりましたのは、ある意味必然性有なこちら。
タンザニアはMerelani産のエメラルドグリーンも眩しい灰ばん柘榴石、人呼んで
一名「ツァボライト」です。
実サイズは20x15x10mm程と程好いサムネイル級。
ご覧の通り分離結晶ですが、このサイズで私の手が出せる価格帯としてはほぼ
望みうる最上位レベルにあるであろう透明度と照りを持ち、そして若干の極小さな
破面(多分元々クラックのあった処)と基本的に埋没した産状故の干渉跡こそ
あるものの、全面がほぼきっちりと柘榴石としての結晶形を保ったグレイトな子です。
完全な単結晶ではなく、複数個の集合体である部分も個人的にはナイス。
更には分離結晶でありながら、母岩残滓として適量の鉱物数種を決してスタイルの
邪魔にならないよう伴った、分離結晶の風景としても充分な子と言えるでしょう。
しかもこれで正札でダブルブレイク近かったのに、何とシングルブレイク+ちょっとまで
値引きして頂けたとあってはもうお迎えしない手は無かった訳で。
ぶっちゃけ超破格と言え、某店様には感謝しきりでございます。
ある意味入手出来た時点で、相手は母岩付ジェレメジェフ石という超強敵であっても
受勲は約束された子であったのかもしれません。

そして、流石のあの珪孔雀石でも、この2者相手では分が悪かったのも恐らく
皆様にもご納得戴けるかと思います。(苦笑

裏側はこんな感じ、こっち側はやや1個としての纏まり具合が高いですね。

灰ばん柘榴石_タンザニア1アップ1
現物より少々ぐずぐずに見えるかも。

段差や破面っぽく見える部分は、殆ど母岩系鉱物由来の干渉跡です。
この子自体には黄鉄鉱(金色立体)・石墨(若干光沢のある黒色系板状、或いはその
不定形気味な集合)・そして恐らくはぶどう石であると思われるルーズな無色板状結晶の
3種を伴っておりますし、他に灰簾石(いわゆるタンザナイト含む)やスピネル燐灰石
コランダム等も共存するはずなので、そういったものの形状を跡として残しているのでしょう。
何れにせよきちんと結晶面があって母岩接触跡であろう破面・剥離面が見当たらない以上、
完全な埋没晶ではなくこの裏面の何処かで接地していたはずです。
なので、跡が残るのは当然ですからむしろこの程度で済んでいるのが幸い。
きちんと柘榴石の結晶形は残している程度に収まっておりますからね。

ちなみに一応解説。
ツァボライト(Tsavorite)は記載の通り、バナジウムと微量のクロムを含む鮮緑色の
灰ばん柘榴石の亜種という扱いになっている感がありますが、本来は灰簾石における
タンザナイトと同じくティファニー命名の「宝石名」。
実際には灰クロム灰バナジン柘榴石というものが存在しますから、亜種というより
中間種の1つと言うべきかもしれませんが、mindatの灰ばん項にはに灰ばん~灰バナジンの
連続体記載が無いのを鑑みると灰クロム方向への中間種なんでしょうか。
もしそうだとすると、クロム発色であるカナダ産緑色灰ばんと似た事情とも言えますけども。

ともあれ。
もう只でさえ柘榴石好きな上に、緑石好きの私には前回白鉛鉱と並び凶器そのもの。
文字通りの一発KO、価格交渉もあっと言う間に終わった為これもサーモンハント相応。
やはりそういうお迎え方をした子というのは強いですね。
そんな訳で、ようやく我が家にやって来た文字通り待望の逸品がMVP受勲致しました。

さて。
長らく続きました「合同戦利品」特集、いかがでしたでしょうか。
諸事情によりショー3回分という極大ボリュームでしたが、何とか完走です。
冗長な部分もあったかもしれませんが、お楽しみ戴けたならこのTONGARI、本懐です。

そして、お待たせ致しました。
次回からは本特集と連結する形で、「'12新宿戦利品特集」の開始になります。
こちらも色々数癖ありまくりな子達が揃っておりますのでお楽しみに。

…そういやまだ、こっちのMVP決めてなかった…早いトコ決めなきゃ。(苦笑


BGM:Breeze Brass Band
    「John Golland:Allegro Euphonium Concerto, No 1,Op64」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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