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2012/06/18
14:14:44
さー、本日の石日記です。

予定通り今回は「合同戦利品」特集のトリ軍団2個目、'11池袋のMVPです。
この子は、某所で少し前に多数コレクションの放出があったとか何とかいうお話を
見ていたため確かに少し期待はしていた子の1つではあったのですが。
それにしてもこれはちょっと予想の上におりました。
もう一目で気に入ってしまい、文字通りのサーモンハントでお迎えしたという。

(※サーモンハント:TONGARI語、熊が鮭を水中から弾き捕る様に、見た瞬間に
惚れ込んで半ば脊椎反射的に購入を決定する事。即決の更に極端な状態。)


そんな訳で、私の大好物且つ超銘山産のこの子が受勲です。
本ブログを暫くご覧戴いておられる方ですと、一目で理解して戴けそうな気も。(笑

白鉛鉱_ナミビア3
キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・* !!!!!

餅のロンで複数画像なので続きへどうぞ。

大好物でコレは最早凶器(対TONGARI用)でしょう。
ナミビアは銘山ツメブ産の白鉛鉱です。
現在登場済では…ええと、前回がトリオ品のコレですから本品で4号になりますか。
実サイズは40x20x35mm程でサムネイルのワンサイズ明らかに上なくらい。
ほぼ全体が本鉱で、座椅子のようなスタイルをしている「背もたれ」の方が若干の
表面チッピングこそあるものの、ほぼクラック・インク皆無で10mmをやや越える肉厚、
更には何もしなくても高い屈折率だけで勝手に随所に虹が浮きまくるという素晴しい
透明度と照りを誇る逸品です。

この座椅子っぽい形は2本の結晶の双晶なので、画像で母岩っぽい部分も本鉱。
こちらは母岩や他鉱(不明)を巻き込んだりしてごそごそとしておりますが、基本的な
状況は背もたれ側と同じですから、こちらもきちんと接触晶なりに良質。
これが正札で僅かなシングルブレイク、更に値引きして頂いてボーダーを下回ったの
ですから、今回池袋戦利品の中でも大変なインパクトがあった訳で。
そこへ大好物補正まで加わったので、晴れて独壇場なMVP受勲となりました。
ぱちぱちぱち。

でもこれは、その事前情報にあった「流出品」とは無関係だそうです。
そして割合古めの標本らしいです。

それにしても、確かに今までツメブ産の白鉛鉱は複数所持しておりましたが、
こと結晶としての美しさに関しては問答無用のぶっちぎりでトップです。
もうこのままの状態で半ばカット石にも近い程の印象がありますし、実際ルーペで
確認出来るような範囲では殆ど内部に問題も無いので、もしかしたらテーブルカット
長辺10mmくらいは採れるんじゃないかってくらい。
まぁ、私はルースには疎いので実際どうかは判りませんけどね。

そんなメイン結晶をアップで。

白鉛鉱_ナミビア3アップ1
複屈折も向こうの結晶面に勝手に浮いた虹もばっちり。

白鉛鉱_ナミビア3アップ2
下方の若干の荒れは母岩或いは双晶干渉部、細かい白点はホコリと微細錐面。

白鉛鉱の結晶自体が正面を面側にした板が重なるような構造をしておりますから、
横向きに反射しているのはその構造故の細かい結晶面ですね。
画像ではどうしてもミストやインクに見える部分がイマイチ平面化して何処にあるのか
確認し辛いのですけど、美しさの片鱗くらいは多分写せているかと。
ってか透明度も照りも凄いので、狙った位置にピント食わせるのが大変でした。
マニュアルにすればいいじゃんって感じですが、実の所三脚等の固定具を使わずに
マクロ撮影をしている身にはマニュアルはむしろダメなんですよね。
微細な震えとかでまたやり直しになっちゃうんで…。(´・ω・`)
双晶の美しさに関してはコレコレ等が既にありますから、ちゃんと分業も成立。

母岩に見える側の結晶はこんな感じ。

白鉛鉱_ナミビア3アップ3
多分方鉛鉱風化部の干渉を多々受けたのでしょう。

とはいえ、その素性の良さは一部見られる無事な部分だけでも十二分に。
メインの美しさに比べると色々仕方ない感じですが、これはこれでルーペ観察すると
色んな付着鉱物があったり細かい錐面が大量に見付かったりとかなり面白いので、
巧く「鉱物的興味」を受け止める部分として機能している感じです。
美しい上に観察して楽しい、何と気の利いた子でしょうか。

尚、私の画像には珍しくケースが写っておりますが、これはちゃんと理由が。
この標本、ご想像の通りケースに接着されているのですが普段よく見るシリコン系剤や
ホットボンドのようなものではなく、恐らく本当に石材接着用であろうと思われるもので
カッターの刃も受け付けないほどがっちり付いています。
ただ、接着されているケース底のクッション材自体も完全に固定されており「持ち上げると
クッション材しか付いてこない」状態ではありませんし、ケースにはこんなものがあったり
しますので、あえてそのままにして保管してあります。

白鉛鉱_ナミビア3アップ4
これは店の管理番号かな?

白鉛鉱_ナミビア3アップ5
でもこっちは謎、掠れちゃってて読めません。

どちらもケースと共にやや古びた感がありますから、確かにそれなりに前の
ものだと思います、上画像が店の管理番号なら「古い在庫」ですかね。
尤も店以外の元ラベルがある訳では無いので、推測しか出来ませんけど。

ともあれ。
大好物鉱物でコレ、しかも結果的にボーダー以下。
もうどうしようもなく独走状態での受勲となりました。
そして、皆様にも好みの差はともかく多分ご納得戴けるかと思います。

こうやって記事を書いているだけでも心が幸せに、そして美しさの再認識が出来る。
しかもそれが事実上分離結晶でありながら、風景としてもきちんと成立している。
トドメに大好物である。

こんな幸福な品との出逢いは、それだけで貴重と言わざるをえないのです。


BGM:The Moody Blues「Visions Of Paradise」
    「楽園の風景」…ぴったりじゃないか。

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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