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21:55:57
さて、新作動画1本挟んでの本日2発目は石日記。
残りも後僅かとなりつつある「合同戦利品」特集です。

今回も前回記事からは「珪酸塩鉱物」で繋いで参ります。
産地は一気に飛んでアフリカ大陸南半球へ、そしてある意味春に相応しく(?)
「杉の華」と言える子に登場してもらいましょう。

…と、書いたらもう何が出るか大体ご想像付きますよね。
しかーし、今回の子は「何時もの姿」とは一味違いますよ。
そんな訳で、お迎えは'12横浜にて、そしてある意味その横浜における戦利品中
最高額であっても当然と言えるこの子です。

…つーかむしろ自分の買える範囲で、こんな良い盆栽が来るとは思わなんだ。(苦笑

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1
うっひゃぁぁ。(´・∀・`)

複数画像なので折り畳みへどぞ。

いやぁ、まさか横浜で見付かるとは。
南アフリカはKurman、Wessels鉱山産の杉石&ゾノトラ石です。
以前登場した杉石も大概アレな感じでしたけど、今回も別の意味で相当です。(笑
考えてみたらベニト石も何かそんな運命辿ってますし、低価格ボーダーで探すと
高額な事が多い鉱物に関してミョーなモノを掴み易い要素でもあるのかもしれません。
もしくは私自身の業かもしれません。⊂⌒~⊃。Д。)⊃
尤も、どれも「ミョーなモノ」等と言うのも随分と失礼な子達ではありますが。
ってか、今回特にそんな事言ったら色々しばかれそうですが。(汗

実サイズは25x20x20mm程のサムネイル級、流石にサイズは無いです。
全体的にごそごそした白~黄色系の粘土とも鉱物とも付かないものが集合したような
ものを母岩として、無色柱状~白色繊維状のゾノトラ石と帯紅紫色の針~柱状の
杉石が多数散在する、非常に典型的且つリッチな標本です。
そして、共に塊状が多い鉱物でありながらしっかりと自形結晶、特に杉石。
ラフ片や研磨品を見慣れた方にとっては、「これが?」という感じだと思います。
ちなみに某美晶系のお店でお迎え、流石に正札ではダブルブレイクを越えておりましたが、
幸いにもダブル未満まで値引きして戴けましたので非常に助かりました。

杉石は本標本の文字通り主役ですが、それにしてもやたらと付いております。
そりゃーもう、普段の希産の鬱憤を晴らすかのようにこれでもかと。
一応、最大結晶はメイン画像の柱状部分になりますけど、細かいものが山ほど。

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ1
基本紫色ですが、青系と赤系の部分があるみたいです、多色性あったっけ?

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ3
光の当て具合を変えると、柱状集合が良く判りますね。

このメインに当たる結晶は非常に美しく、目立つダメージは皆無でトップも残っています。
恐らく私がお迎え出来る本鉱自形結晶としては、これ以上望めぬレベルでしょう。
柱面は一部結晶面ではありませんが、これもダメージではなく母岩干渉部のようです。
こうして見ると塊状の杉石でもモノにより透明感があるものも納得いきますね。

更に微細な結晶は、破断面と思われる1面を除き全体にぶちまけたように散在。

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ2
半埋没結晶を少し割り出したような部分も多いです。

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ4
無色でも板状の脈はどうもぶどう石のような気がします。
(これも忘れられがちですが、ぶどう石の本来色は無色です

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ7
黄色っぽい粒はなんでしょうね?

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ9
どれも1mm前後ですが、完全な単結晶の群れもあります。

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ10
他鉱との並行連晶?

…と、まぁ。
かなーり当地のパターンを網羅しているかもしれない感のある豪勢っぷり。
正直、何で未だに普通の塊状を持っていないのにコレを持っているのか判りません。
やはり業か、業なのか?( ̄▽ ̄;

もう1方のゾノトラ石は見た目も地味で知名度も低いであろう、多分真逆な存在。
一応ざっと解説しておきますと、割合単純なCaの含水珪酸塩鉱物で通常は絹糸光沢の
白色繊維状としてほぼ塊状~脈状の集合体で産出、独立状態での産出は少数派で、
特に肉眼で太さを感じるくらいのサイズの柱状と言える透明感のあるものは少ない模様です。
産地は多く日本でも産出し、サイズもそれなりに大きくもなりますが大体は集合体。

で、この子はどうかと申しますと。
確かに集合体と言えば集合体が基本なので、その点は一般的。
但し「太さを感じられる柱状」で無色透明な部分があるのは珍しいかもしれません。
ただ、はっきり言って私自身も初遭遇の鉱物なので詳しい事は如何とも。(苦笑

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ6
壁面部分の錐面がある無色柱状、及び手前の白色繊維状は全て本鉱の模様。

杉石&ゾノトラ石_南アフリカ1アップ8
面が露出した脈状っぽくなっている部分。

コイツに付いては私自身にもまだお勉強が必要ですが、それでも標本としてはとても
並とは言えないであろう存在なのは、画像検索1発で判りました。
サイズの小ささを除けばこれまた産状網羅状態な上に、普段繊維状と言われて
いるのにきっちり自形が見えている訳ですから、そりゃあ自覚もします。
この点に付いては良い教科書が手に入った…というのが心情です。(苦笑

ともあれ。
普段比較的見慣れた石の見慣れない姿。
皆さんは塊状のアレとどちらがお好きでしょうね?
私はと言えば、何か一層塊状のものをお迎えするに当り「色」と「透明感」の審査基準が
無意識に高くなりそうで戦々恐々としております。( ̄▽ ̄;
でも間違い無くこれは盆栽としても標本としても、そしてその両立度も一流と言えそう
ですから、大事に大事にさせて頂きたいと思うのです。

出会いって、ホント思い掛けないタイミングで起こりますよねぇ。


BGM:Ozzy Osbourne「Time After Time」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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