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2012/06/13
23:50:11
さて、本日の石日記。

「合同戦利品」特集、今回は'11池袋より。
昨日記事からは「見かけ」の結晶形で繋げて行きましょう。
…というのも、昨日登場の2種の内レディング石はよく正八面体のスタイルを取るの
ですが、コイツ実は正八面体になるべき等軸晶系じゃありません。
実際には斜方晶系な所、細かい面が色々組み合わさって最終的にそう見えるだけらしく。
言葉だと判り辛いですが、mindatの3D結晶図をご覧戴くと判り易いです。

で。
本日は「見かけ」ではなく本来の正八面体構造、つまり等軸晶系の子でいきましょう。
ただし登場するのは正八面体ではなく、それが組み合わさって出来る正六面体です。
つまりこれもまた別の「見かけ」の形、ですね。

蛍石&閃亜鉛鉱_カナダ1
等軸晶系代表選手の1つ。

複数画像なので続きへ行きます。

ほんに結晶系と結晶形のカンケイは奥深いで。
という訳で、カナダはオンタリオ、Flamboro採石場産の蛍石&閃亜鉛鉱です。
実サイズは40x25x15mm程、金属塊状の母岩上に大量の中心が黄褐色~外縁が
無色の六面体蛍石が群れているものです。
色味的にはどちらかといえば無色の方が多く、黄褐色は本当に中心のみ。
小さな結晶になるとこの芯の色は無くなり、完全に無色になっております。
表面にホコリだか鉱物だか判らないものが付着していて少々マットに見える部分も
ありますけど、全体的にシャープな結晶と高い透明度を持った美しい子です。

…で、閃亜鉛鉱何処ですか。(苦笑
一通り見たのですが、確実に「コレ」って部分が見当たりません。
替わりに黄鉄鉱っぽい部分ならあったのですけど。

蛍石&閃亜鉛鉱_カナダ1アップ1
ただ、これも黄鉄鉱としてはちょっと迷うスタイル。

もしかして、観察時には気付きませんでしたが母岩上のもっちゃりした感じの
細かいものがそうなのかな、何か均質の褐色っぽく見えるし。
ちょっと後で実物を観察し直してみましょう…。

蛍石は全て立方体~直方体で、正八面体は見当たりません。
方鉛鉱等もそうですけど、この方形は等軸晶系には普通の見かけスタイルですしね。

蛍石&閃亜鉛鉱_カナダ1アップ2
しかしこれはホントに埃なのかなぁ、掃除して良いか悩む。(汗

で、その蛍石の中央部の褐色は確かにゾーニング的に入ってはおりますが、
広がり方がちょっと普通のゾーニングとは違う気がします。
もしかしたら何か「芯」になる部分に入っているのかもしれません。
黄鉄鉱の際の画像でも写っておりますが、微細な蛍石は完全無色なんですよね。

蛍石&閃亜鉛鉱_カナダ1アップ3
ちょっと紛らわしいですが、褐色味は母岩の色。

私は蛍石だと結構この金属鉱と一緒にいるパターンが好きで、この子もその
対比とダイナミックな造形に惹かれてお迎え致しました。
カナダ産の蛍石をお迎えするのは初めてだったのですが、この子に限っての
印象は地味だけど煌びやかで不思議な存在感がある感じですね。
この間のハウ石もそうですけど、カナダ石には派手なものもありますが地味系の
子はそういう感じの雰囲気持っている子が多い気が致します。

こういうのを通好みと言うのかな、というような味わい深い子なのです。


BGM:White Willow「Anamnesis」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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