「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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17:50:04
おこんぬつわ。(*´ω`)ノ
新宿戦利品群の第一回目の撮影、先程完了したTONGARIです。

思ったより強敵は少なかった…というか、強敵だと思っていたものが然程でもなく、
楽だと思っていた方が実は強敵だったという傾向が強かったような気がします。
1個だけはもう誰がどう見ても強敵にしかなりえないので、それは流石にその通り
だったんですが、他の子はかなり高確率でそんな感じでして。
妙なトコにピントが行ってしまったり、何処にあるか判ってるはずの狙い所が
何故かファインダー越しだと見付からなかったりと、変な苦戦を。(苦笑
ま、後は大量の画像をチェックして使用分の選別と、掲載スタイル画像の作成が
待っています、後はダメ出しがあれば撮影リテイク。
でも、少なくとも現特集の間には何とかなりそうです。

で、その現特集「合同戦利品」特集。
今回はちょーっと変化球気味に、前回からは本体ではなく母岩で繋げます。
あの母岩は硬石膏という情報のある蒸発岩系のものでしたが、これは何気に私の
所持品の中ではかなりの少数派に入るタイプです。
というのも、蒸発岩というのは文字通り水気のあった場所(最も多いのは塩湖)から
水分が蒸発・固化して生成されるタイプの岩。
基本的に乾燥地帯に出来るもので、湿気の多い日本国内には存在しません。
但し条件さえ揃えば岩の中では生成がインスタント並に簡単なので、大規模に出来ます。
その主成分は石膏岩塩苦灰石等からなっている事が普通です。

つまり、強度の水溶性や潮解性を持つものが自動的に多くなります。
代表的なのは先述の岩塩や、そういう場所に良く出来る鉱物でボラックス(硼砂)など。
…で、これらの鉱物は保存が非常に困難なものも多く、盆栽派故強度の劣化性を持つ
鉱物をお迎え自体NGにしている私には、最も縁が薄い一群だったりするのです。
故に、その基礎となる蒸発岩も自然我が家には少ないという訳でして。
(そう考えると、最も普及してる蒸発鉱床系鉱物って「砂漠のバラ」なんだろうか?

とまぁ、ここまで前置きをしたという処で。
そんな私には珍しい、蒸発岩系出身の鉱物、しかも母岩付、そして同様の理由もあって
意外に増え辛い硼酸塩鉱物を'11池袋にてお迎えしておりますので、登場とさせます。
毎度お世話になっているクリスタルワークスさん出身のこの子です。

ボラサイト_ドイツ1
この鉱物もやっとウチに来ましたねぇ。

複数画像なので続きはぱたぱたします。

そんな硼酸塩鉱物中、掘先生もオススメの比較的簡単保存可能な子。
ドイツはサクソニー、Bernburg産のボラサイト(又は方硼石)です。
実サイズは45x40x30mm程、ブロック状に採られた白~灰褐色の母岩上に
本鉱のシャープな単結晶がちょこんと埋まっている、独特の愛嬌を感じる子。
色味が少々沈んだ感じなので透明度は実感し辛いですが結構高く、照りも
あって尚且つノーダメージ、この辺は流石CWさん出身品ってトコでしょう。
母岩サイズの割に付いている結晶は10mm程のこの1個だけなのですが、
ずばり「ここだ」と思える場所にぴたっと乗っている為、余り気になりません。
この辺はいかにも我ながら盆栽派思考だなぁと思ったりして。

ちなみに以前登場したハイドロボラサイトは、その記事内でもお話しておりますが
当鉱とは名前と産状が極端に似通っただけの別鉱物です、念為。

結晶のアップ。

ボラサイト_ドイツ1アップ1
何か模式図みたい。

んで。
この子も以前から知っていて、しかし良く見る割にお迎え出来なかった鉱物の1つ。
確かに掘博士の仰る通り本体は硼酸塩には珍しく硬度が7もあって一応水溶性では
あるものの極微弱で潮解性も無し、しかも結晶がシャープで見応えありと充分に
とっつき易い条件を揃えております…が、それはあくまでも「本体」の話。
問題はこの母岩で、実はこれがどうも私にとっては最大級のNG鉱物である岩塩を
主体とした蒸発岩だという情報を持っていたため、入手を止めていたからです。
ただ、一口に岩塩と申しましても結晶標本のようなものは殆どのものが日本の
気候では余程厳重な保管をしない限りさっさと溶けて無くなってしまいますが、
岩になっている場合は実はその限りという訳でも無かったりします。
勿論水洗いレベルの扱いは例外無く不可能ですが、潮解性に関しては含有度等の
差によるものなのか、溶けてしまうものと全然大丈夫なものがあるそうで。
で、この母岩がどうなのかをずっと調べていたのですけど、昨年ようやく複数の
鉱物店の方々から情報を集めたところ「まぁ大丈夫だよ」という方向で纏まった為、
ようやくお迎え出来たという事情があったのです。
いやー、長かった長かった。(´ω`;

ちなみに余談ですが、現在同じ理由で入手制限をかけている鉱物が1つ。
ペルー産の黄色い石膏です、あれも確か母岩が岩塩なんですよね。
姿が凄く魅力的なので欲しいと思う事は多いのですが、その辺どうなんでしょう。
もし情報お持ちの方いらっしゃいましたらお教え戴けると嬉しいです。

閑話。

んで、このボラサイトですが、実はコレも白熱灯だとよく透けるという話を何処から
ともなく聞きましたので、試しにやってみました。
蛍光灯下で確認する限りは帯青暗緑色なのですけど…さてどうか…

ボラサイト_ドイツ1アップ2
…っておい。

確かによく透けてますね、うん。
色が殆ど白熱灯の赤味で吹っ飛んちゃったりしていますけど。 orz
ただ確かに緑っ気のあるのは判りますし、内部にクラックやインクは殆ど皆無
(中央あたりに入って見えるのは母岩接合部)なのは良く判りますか。

ついでに一発バルス級の高ルーメン値白色LEDでも透過チャレンジ。

ボラサイト_ドイツ1アップ3
意外に青く写るなあ。

ちょいと緑が消え過ぎてますが、こっちの方が現物には近いかな。
青系とはいえども、意外に渋味走った中々他に無い感じの青色なんですよ。
良い意味で落ち着きのある感じ、似た印象の色味というと香水ボトルですが
フェラガモのサブティールプールオムの瓶の色っぽい?
判り難い例えですみません。

鉱物標本としても盆栽としても上質で、保存もまぁイケる。
硼酸塩鉱物でこういう子は本当に少ないので、非常に有難い話ですね。
単に姿を気に入ってる部分に+αとして、そういう部分もある子です。

うーん、ワインセラーみたいに鉱物保管庫的な便利アイテムあったらいいのに。
…って、保管条件が個々で違い過ぎるからダメか。(´・ω・`)
ちなみに自己流ですが、遮光にはアルミホイル・密閉には風呂等に使うシーリング剤
(剥がせるタイプ)が今のところ最強です、あんまりそこまでやる子もいませんけどね。
でも今回新宿でお迎えしたアレはやらないといかんかな…。

形あるものは何時か壊れますが、自分で可能な限り延命努力をするのが、地球から
欠片をおすそ分けしてもらった我々のささやかな義務だと、私は思うんですよ。
うん。


BGM:なし、つか何か急にiTune常時起動が重くなった…


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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