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2012/06/07
21:06:26
おこんばんわTONGARIです。
本日の石日記も「合同戦利品」特集が続きます。

昨日は産地的に意外な子に登場して貰いました。
アレは本当に私にはカルチャーショックというか、虚を突かれた感のあった子でしたね。
いやはや、まだまだ石に限った話であっても世界は広いという事ですか。(-ω-)

で。
本日はそこから「意外性」で繋げた子に登場して貰います。
とはいっても、今回鉱物種や産地は極普通です、そういう意外性ではありません。
珍品度という点でも、昨日よりは確実に低いでしょう…調べれば少なからず出て
来ますし、そこらでよく見るとたまーに紛れ込んでいる事もあるものですから。
ただ、恐らく本鉱で最も普通、しかし意外且つ数的にも少ない姿だと思います。

そんな「そういやフツーの状態」がすっかり忘れられている感のある子がこちら。
お迎えは'11池袋です。

十字石_ロシア2
名に反す。

複数画像なので折り畳みへGO。

名称記載が無いと何だか判らない方もおられるでしょうね。
一大供給元の1つであるロシアはコラ半島、Keivyi産の十字石です。
実サイズは35x10x4mm程、サムネイルケースに傾げて入る程度のサイズ。
そしてご覧の通り、「十字」石の結晶でありながら十字をしていない単結晶です。
念のためルーペで微細な双晶痕が無いかや結晶面の状態にそういう気配が無いかも
チェックしましたが、それらしい部分は一切発見出来ませんでした。
当地で本鉱は高圧化の雲母片岩中に産するのでそういった痕跡は残っておりますけど、
脇の母岩干渉と思われる極小さい凹みと、共産する苦~鉄ばん柘榴石の痕跡と思われる
小さな擂り鉢状の凹みを除けば完全結晶と言って良いであろう、非常に整った子です。
やはり双晶していないと目立たず人気も無いのか、非常に安価でした。

ちなみにこの石、ラベルが2枚あってもう一方ではブラジル産になっておりました。
ただ、普通産地に関しては一部例外を除き古いラベルの方が情報的に精度が高い
(伝言ゲーム的な意味他で)と思われますし、元々付いていたと思われるラベルの方が
店名までしっかり入って造りがきちっとしたものでしたので信憑性が高く感じ、画像には
そちらを採用しました。
一応、そういう事情があったという事で。

で。
メイン画像は見栄えの良い感じがした「表面」ですが、裏も写さないと単結晶の証拠が
足りないと思いますので、ちゃーんとそれも用意しておきましたヨ。

十字石_ロシア2アップ1
「表」よりちょっと各種干渉跡が多めなので「裏」に。

さて、十字石。
和名はもうストレートに読んで字の如く、英名の由来もギリシャ語の「十字」を意味する
「stauros」という、もう何処までも筋金入りな双晶癖を持った鉱物です。
事実、当ブログでも既に2品登場しておりますが、ロシア産ブラジル産共に同様。
掲載はしておりませんが入手済みのマダガスカル産もそうです。
また、店舗やWebで見掛けるのも9割方は何らかの双晶状態にあるでしょう。

…でも、某有名サイト様ではフランス産が載ってますね、流石。

とまぁ、一般的には多分、コレが双晶だという事は判っていても単結晶が存在する事を
ご存知無い方は多いんじゃないかと思うんですよ。
そもそも十字型をしているから有名なヤツなので、ただの薄い菱形っぽい断面の柱では
実物を見ても気付かない方も少なからずおられるでしょうし。
でも、十字石としてはともかく、鉱物の結晶としてはこっちの方が普通のはず。
何かこう、イメージと市場規模と名前だけ充填豆腐に持って行かれてしまい、存在感が
薄れてしまっている本来の絹ごし豆腐的な妙な悲哀を感じるのは私だけでしょうか。
…微妙に例えズレてるかな?(´・ω・`)

なので、何となく以前から探しておりまして、見付けた時には「おお、よしよし」と。(笑
何だか判りませんが妙に可愛く感じてしまっている子なんですよね。

しかしあれですね、本当にモノの名前の付け方って難しいなぁと思います。


BGM:なし


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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