「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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22:09:19
本日の石日記始めまーす。

今日で新宿ショー終了ですね。
皆様改めてお疲れ様でした、ぼちぼち戦利品のアップも各所で始まって
いるようで、楽しく拝見しております。
…まぁ自分のところはその前段階で足踏みしてる訳ですが。 orz
で、今回もまだ新宿「開催日」の内ですから、引き続き「合同戦利品」特集の
新宿でもお世話になったお店出身縛りで行かせて戴きます。

今回は国内店、某磨きが本職の店舗様。
ここは文字通り常時半分以上は磨きモノなのですけど、毎回磨き屋としては
それなりに多い方に入ると言っていいであろう量の原石も持って来ています。
その大部分は磨き或いは磨き用の素材を買い付ける際、そのついでに仕入れて
来るものだそうですが、どうやらこれが海外直結らしく中々面白いものが
混じっている事が多いので、ちょくちょく利用させて戴いているのです。
ってか'12横浜の最大戦果2つをお迎えしたのもここですから、その時の運次第な
一面はあれど「掘り甲斐」のあるお店というのは確実と言って良いでしょう。
何だかんだで、毎回1個はお迎えさせて頂いている気が致しますし、あくまで基本は
磨き屋ですから、原石派の方々には盲点となっている部分も大きいのかも。

そんな毎回お世話になっている店舗様出身、'11赤レンガでのお迎えがこちらです。

菱マンガン鉱&水晶&黄鉄鉱_コロラド1
…ついでなのか、これが。(笑

複数画像なので折りたたみますです。

という訳で、磨き物系のお店でお迎えした原石標本。
米コロラド州はモナーク山産の水晶・黄鉄鉱を伴う菱マンガン鉱です。
かの有名なスウィートホーム鉱山との位置関係では、山系ごと南西方面へ一塊
ずれたような場所にあるため結構離れておりますが、地質的には河川侵食等で
離されたよーな感じの場所で、本質的には連続していそうな地形です。

実サイズは25x25x20mm程のサムネイルぎりぎりくらい、全体が各鉱物の群体と
なっていて、明確な母岩っぽい部分は裏面に水晶群を透かして見える黒いモノくらい。
後は若干粘土っぽいものが付着している事を除けば、全面がびっちりといずれかの
鉱物の自形結晶で埋め尽くされています。
主役の菱マンガン鉱は良い感じのサーモンピンクを基本としており、ご覧の通りトップに
当る部分に最大のアグリゲート部を持っていて、そこから周囲に量的グラデーションと
なるような状態で散在していく感じで分布していて、細かい単独結晶は勿論、最大の
アグリゲート部の表面も含め、どれもがきっちり菱型6面体結晶となっており、本鉱の
結晶標本としても小型ではあれどかなり優秀と言って良いでしょう。
また脇役となる水晶と黄鉄鉱にはややダメージがあるものも見られますが、こちらも
しっかりとキレイなものはキレイですし、風景への貢献度も高め。
結果として盆栽度が大変に高いものになっていると言え、私好みの1品になっています。
しかもこれでお値段がボーダーをほんの僅かに超えるだけでしたから、充分お買い得。

尚、我が家では初となる、コロラド州出身の菱マンガン鉱標本でもあります。
つーかSH鉱山産じゃなくても基本それなりに高いんですよ、コロラド産ってば。(汗
SH産自体物凄い値段なので、便乗感が拭えない事が多くお迎えを躊躇しやすくて。
何割かは穿った見方なんでしょうけどね…。

この菱マンガン鉱、表面からでは伺い難いですがかなり均等に光が抜けます。
集合体部分は鈍っても仕方ありませんが、単結晶がこう抜けるという事は内部に
光の進行を阻害するインクやクラックが無いか、あっても極小(サイズ・数共)で
ある証拠となります、特に方解石一族で複屈折があるから尚更ですね。

菱マンガン鉱&水晶&黄鉄鉱_コロラド1アップ1
角のチッピング等も非常に少ないです。

また、ラベル上脇役扱いとはいえ水晶及び黄鉄鉱も個々を見ると中々楽しめます。

菱マンガン鉱&水晶&黄鉄鉱_コロラド1アップ2
水晶は全体的にニードル系っぽくインクの無いものが基本の様子。

菱マンガン鉱&水晶&黄鉄鉱_コロラド1アップ3
黄鉄鉱は遠慮無く割られてしまっているものが多いですが、非常にキレイ。

このトリオは他の菱マンガン鉱産地でも頻繁に見られる、言わば「お約束」的な
共産関係の1種なのですが、個人的には非常に互いの特性を引き出しあえる
良いトリオだと思っています。
特にこの子はそのバランスが良い感じでしたので、割と一目惚れに近い感じでした。
実は他に同地産でここへ更に薄目で透明度の高い紫色の蛍石も追加されていると
いう、更に豪奢な感じの子もいたのですけど、結局お迎えしたのはこの子。
あれはあれで惜しい風景とは思いましたが、心残りはありません。

…とか言いつつ新j(ごにょごにょ

ともあれ。
華美な風景は徹底して華美、しかし原石故の土臭さもきちんと残す。
個人的には大変理想的な「盆栽」として当地当鉱が入手出来たのは、正に僥倖と
言える事であり、またそれに恥じぬ一品だと思っているのです。
…ま、当然「最高級品」には敵いませんけどね。
でもほら、私別に最初からそんなものと勝負しようなんて思ってませんから。(´ω`)

こういう時、私の趣向は気楽で良いなぁとか自分で思ったりして。

※おまけ画像
今回のメイン画像は結局↑にしましたが、実はこのアングルとかなり悩みました。

菱マンガン鉱&水晶&黄鉄鉱_コロラド1アップ4
メイン画像の左側を上にして立てた状態。

他の鉱物をもうちょっと前面に出すかが非常に悩ましかったのですが、今回は
ラベルでの扱いを尊重して菱マンガン鉱に完全にスポットを当てる事に。
でも、試し撮りなので余りきちっと撮ってませんが、このアングルも捨てがたいですよね。
そんな訳でオマケに登場させて供養供養。(´-人-`)


BGM:神保直明「Encounter ver.R」

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プロフィール

TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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