「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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22:03:26
こんばんわー。
今日の石日記も「合同戦利品」特集ですヨー。

前回鉱物種or産地どちらかが初となる子を出していた訳ですが。
今回はそのどっちも初となる子を含むものでいきましょうか。
つまり、鉱物種そのものが初=産地云々以前の問題、という子ですね。
そういう子はもうちょっと後半に回すと書いたんですが、これに関しては
戴き物なので早めに出しておこうかと。

それに、私自身「そういえば」な緑石好きなのに持ってなかったものを
含むという、見事にスキマへ差し込まれてきたものだったりします。

石英&含クロム透輝石&黄鉄鉱&方解石_フィンランド1
雨に濡れる新緑にはぴったり@東京都。

毎度の如く複数枚画像なので折り畳みへ行きます。

そんな訳で戴き物です、改めましてありがとうございます。
フィンランドはItä-Suomen Lääni、世界的にも高名な鉱物産地の1つである
Outokumpu産の石英&含クロム透閃石&黄鉄鉱&方解石です。
産地自体はいつぞやの針ニッケル鉱以来なので久し振りですね。
…とはいえ、石英は全体の母岩として機能しておりますから、普通はラベルには
書かないか書いても母岩扱い(Mtx.とか)となる方が一般的な状態だと思います。
多分全体に占める割合が多く、同時に当地は世界屈指の希産鉱産地でもありますから
そういった方向で誤解を受けないようにわざわざ書いてあるという感じでしょうか。
実サイズは70x50x35mm程、全体に石英塊で、随所に脈状になったり濃集したりと
各々のスタイルをもって各鉱が散在している状態です。
なので、公正に見て結晶標本というよりは産状標本という状態ですね。

ちなみに初お迎えになる緑色の石…というともう1種しか無いですが。(苦笑
含クロム透閃石がそーなります、透閃石自体はあるんですけどね。

石英&含クロム透輝石&黄鉄鉱&方解石_フィンランド1アップ2
最大濃集部。

この爽やかな緑色なのが含クロム透輝石、いかにもクロム系という緑色ですね。
無論鉱物種としては独立しておらず、微量含有発色の範疇です。
個人的にはカナダやタンザニア産等をそこそこ頻繁に見掛けるのでそんな気は
していなかったのですが、気付くと持っておりませんでした。(苦笑

そーいや、割と角閃石系のもののお話は当ブログは多い方だと思います。
ってか私自身が角閃石を意外と好きなモンで、意図的に一族の子をお迎えする
頻度も、もしかしたらフツーの石好きさんの中では高いほうかもしれません。
でも、何故か他のもの(希産種除)に比べると一族の中でトップクラスの基本に
入るはずの透閃石は、主役標本が非常に少ないんですよね。
まぁ基本的過ぎる種にはままある事と言えばその通りではありますが。
同じような理由でか、直閃石もあんまり見ませんねぇ。

…ってアレ?
透閃石って亜種のヘキサゴナイトはあっても通常種の確定品無いじゃん…。 orz
限り無く確定に近いヤツや緑閃石で近そうなのはあっても、ズバリが無い…。
うわぁ、やっぱ普通過ぎて見逃してたかぁ、迂闊。(´・ω・`)

と、ともかく。
他の子…とはいえ石英はご覧の通りですし、方解石はメイン画像の中央辺りの
透明度高め部分に劈開がある気がして、その辺がそーなのかなぁという感じで
結晶としては現状発見出来ないので、残りは黄鉄鉱だけになっちゃうんですが。

石英&含クロム透輝石&黄鉄鉱&方解石_フィンランド1アップ4
脈状なので結晶系はルーズですが、辛うじて六面体基調ですね。

尤もこれもイマイチ判らないものもいて、例えば↑画像で黄鉄鉱群の中に一部
鋼灰~鋼黒色になっている部分とかは謎。
あとこの辺も。

石英&含クロム透輝石&黄鉄鉱&方解石_フィンランド1アップ3
黄鉄鉱と言われればそう見えるけど、違うと言われたらそう見える。

何せ先にも述べましたが、当地は世界屈指の希産鉱物産地でもありますし、
下手な推測はまるで通じないと言っていいでしょう。
まして私のような歴の浅い者では尚更。
そもそも鉱床区分がCu-Co-Zn-Ni-Ag-Auなんて記載されるだけで充分
えらい事になっている時点でもう無理です。ヽ(・∀°、)ノ
でもmindatの産地登録種数が意外に少ないのはびっくりしましたけど。

まぁ、要するに自分も良く判ってないんですよ、この子。
なんてーか、「宿題」な感じなんです。

でもそんな中、1つだけどうしても気になるというか「そう見える」トコが。
メイン画像でも真っ先に目が行った方も多いと思いますし、他画像にも
何となくチラチラそれらしきモノが見えていた方も多いでしょうが、コレ。

石英&含クロム透輝石&黄鉄鉱&方解石_フィンランド1アップ1
偏菱12面体に見える濃緑。

…これは当地がソイツのロシア サラニーと並ぶ名産地の1つなのを知っている事も
あって言うのですが、もしかしてコイツは灰クロム柘榴石なんじゃないでしょーか?
透閃石にはちょっと見えませんし、あっても不自然じゃありませんし。
結晶状態はここ以外は破断してて見られませんけど、凄くそれっぽい。
でもそうなると名産品な上にこの標本で一番目立つコレがラベルに記載されて
いないのは不自然なので、いまいち確証が持てません。
うーん、どーなんでしょうねその辺。

何かもう、謎の塊みたいな子です。
でもこういう子を持つと、お勉強欲が出るんですよね、若干ムキになる感じで。
こういうのも、一種のヲタ気質なんでしょうねぇ。( ̄▽ ̄;

今回はどーにも煮え切らない感じですみません。
自分が判ってないので、他に書きようが無いんです。
今後モ精進イタシマス。


BGM:Keith Emerson「Summertime」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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