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2012/05/20
19:50:55
食べる方じゃなくてね。

本日2発目の石日記、引き続き開催中の「合同戦利品」特集です。
前回はオハイオの蛍石から再度ルーマニアの重晶石へと引き戻した訳ですが、
またそこから折り返してオハイオへ。
ちなみに「天丼」とは、同じネタを2度繰り返すという演芸方面での隠語です。
そんな訳で'12横浜戦利品、実はコイツは2ついたんですねー。

蛍石_オハイオ2
こういう買い方は私独特なのかな?

複数画像なので折り畳みへ、です。

そんな訳で再び米オハイオはクレイセンターに戻り、鉱物も同じ蛍石です。
実サイズは1回目の子よりちょいと大きめの35x20x20mmくらいで、スタイル的には
単結晶ではなくほぼ蛍石単独での群晶状態になっています。
ちなみにお迎えのお店も…というか、同じ均一カゴの中の出身ですので、これもワンコイン。

ってか同じなのは鉱物種と産地、出身店くらい。
色味は同じに見えますがこちらの方が褐色味が強く、また表層に無色のゾーンも
殆どありませんから、よりこってりした感じの琥珀色に近い蜂蜜色になっています。
更には結晶表面がマットなので、1号と比べると大分落ち着いた雰囲気。
光を通しても、群晶状態でストレートに抜けないせいか1号のように煌びやかさと
までは行かない感じです。

蛍石_オハイオ2アップ1
気配の違いがお判りいただけますでしょうか?

まぁ、ワンコイン出身なのでダメージやらクラックやらはそれなりに。
それとこの子には天青石を始めとした共産鉱物もほぼおりません。
ぶっちゃけ色んな意味で、同じワンコインカゴ出身でも1号と比べるといわゆる一般的に
言うトコロの「質」は低いです…色味だけは趣味次第だと思いますけども。

そうそう、蛍光もやっぱりしますが、1号と同じ理由で省略です。(苦笑

でも、この子の気に入ったポイントはメイン画像が示す通り。
恐らくは何らかの…例えば褐鉄鉱等の…極薄い、肉眼ではせいぜいマットな結晶面に
しか見えない程度の層が光の干渉で作り出す「虹」にあります。
原理的には多分「虹の石」と同じ状況なんでしょう。
とはいえ、この表層に薄膜の光干渉で虹色が出る現象自体は蛍石独特のものでは
ありませんし、出方ももっとはっきり出るものが探せば普通にあると思います。
ってか実際それを前面に出して売られている同産地同系の蛍石見た事もあります。

ですがこの子はこの子故にお迎えした訳で。
何と言うかこう、虹の出方と色味やその強さ、流れの方向といったよーな部分と全体の
スタイル・色味・雰囲気みたいなものが見事にマッチしている…と感じまして。
確かに明確な美麗さがあるようなものではないのですけど、侘び寂びとも言えそうな
渋さをもって纏まったものであると感じたのですよ。
虹も全体の雰囲気を壊さないよう、あえて力加減を抑えてるというか。
全体的には決して「良いもの」でない事柄が1つに纏まって、風景として「良く」なった、
そんな総合的な盆栽力を持っているなぁ…と。

1でダメならもっと大勢で。
蛍石を活かすチカラは、必ずしも蛍石だけのチカラのみで成り立つものではなく。

お互いが支えあってこそ在る、そんな美しさのある子だと思うのです。

※余談
この蛍石の群晶はどうも1点を基礎にして、沸き立つように結晶したみたいです。
その証拠と言うか痕跡みたいなものが、裏面に残っています。

蛍石_オハイオ2アップ2
全てはここから始まった。

四角のシルエットは蛍石の最初の結晶痕跡として、バツ印はちょっと謎。
蛍石の劈開ラインなのか、それとも基礎になった板状で交差した別鉱物なのか。



BGM:Dark Lunacy「Motherland」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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