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2012/04/22
22:25:16
どもこんばんわ、予告通り本日2回目の更新です。
そんでもって「我が家の戴き物」特集続きです。

ようやく先が見えて参りました本特集ですが、何と言うか柘榴石も然る事ながら
国産の登場頻度が普段の数倍増しくらいで多かったですね。
日本国内で蒐集している身での戴き物ですから当然と言えば当然なのですけど、
これが採取なさらない方のものも多い訳で、そういう意味ではやはり皆さん
何だかんだで自国産というトコロに惹かれるものがあるのかなーと思ったり。

そして、今回も国産な訳ですよ。
世界にも名の知れた、国産煙の代表産地から参ります。

煙水晶_岐阜3
あれ、こんなんだっけ?

複数画像なので折り畳みへどうぞ。

実際そんなんです。
岐阜県中津川市はおなじみ蛭川田原産の煙水晶です。
やはり国内を代表する煙~黒水晶の産地と言えばここでしょう。
実サイズは70x45x15mm程で、全体が連晶(否並行)状に集合して
板状っぽくなった感じの子です。

日本国内でも三大に数えられる典型的な花崗岩ペグマタイトを抱く当地は、
正に煙~黒水晶のお手本とも言える素晴しい結晶を多産しております。
そういや我が家の国産ボスもここの出身ですしね。
改めて戴き物感謝でございます。

しかし、この子はなーんか普段の蛭川の感じじゃありません。
蛭川の水晶って言われるともっとじゃっきりした端正な良結晶とか、親分の
ような粘土にまみれつつも威厳を醸し出すガテン系とか、微斜長石辺りと
コンビネーションを組んでペグマタイト出身系独特の造形美を持ったものとか、
その辺が大体浮かんで来るのですが、これはそのどれにも当て嵌まらず。
強いて言えばやや甘い煙色も相俟って、ブラジルのジャカレーのイメージの
方がしっくり来るような感じです。(リンク先はちょっと変則気味ですが
地球の反対側まで行っちゃいます。(苦笑

ってかこう見えて裏まで全部結晶面でして。
端の方に一応僅かな破断面が見て取れるのですが、いまいちそこが元々
母岩接触面だったのかは判断出来ないでいるのが実情だったりして。

煙水晶_岐阜3裏
全部写すと流石に縦長。( ̄▽ ̄;

たまーにこういう感じの子、当地に限らず見受けられますが。
私自身は多分この緑と同じようにして出来たんじゃないかと思ってます。
浮く時の比重境界が緑泥石等ではなく白色系の粘土質だとこうかなって感じ。
結晶の粒度的な差は…まぁ珪酸濃度とか生成温度とか環境的なモノですかね。
その辺まで来ると、流石に専門家じゃないので勘以外には何も無いのですが。
ただ、この子は↑緑とは2点の差異がありまして、全く同じ状況とは言えないかと。
まず緑は全体が平行連晶で錐面が殆どを占めますが、こちらは非並行で柱面は
少ないどころかむしろ殆どを占める状態になっています。
もう1点は緑が基本全体で両錐状の状態を保っているのに対し、こちらはその気配
こそ伺えるものの、メイン画像の下の写ってない部分で破断跡になっているので
完全に全体が両錐摂理なのかは不明であるという事。
無論生成環境とかその辺で纏められる部分でもありますが、やはりそれ以外にも
何か生成上の別ファクターがあったと考える方が自然でしょうね。

ちなみに一時期はファーデン構造も疑いました。
ですがこちらもまだ完全に肯定・否定するに至らない状態です。
全体に結晶の組み合わせが複雑なせいか、ちょっとミストが多くて…。
中が見えにくいと、ファーデンは途端に確認が難しくなりますからねぇ。
まぁ蛭川でファーデンなんて、産出報告聞いた事も無いですけど。(苦笑

この子は見て楽しく調べて楽しく。
そして煙水晶独特の凛々しさがありつつも、何処か優しげ。
いわゆるキレイな結晶が好きな方にはイマイチでしょうが、私的には色々と
反すべき要素を数多く併せ持った、いわば矛盾石。
そういうちょっとヒネた処のある子は大好きですから、嬉しい戴き物でした。

ホント、戴き物はそれだけでも相当に嬉しいですが、ツボに嵌ると通常の
3倍どころの騒ぎじゃありませんね。

※おまけ
更にこの子はシリアスな風であってファニー要素もあったりします。

煙水晶_岐阜3アップ
穴、あります。

※TWWSブログ3周年記念プレゼント企画、応募期間中です!
 まだ大変な勢いで低い競争率をキープしております。 ヽ(・∀°、)ノ
 チャンスですので、こちらをご確認の上びしばしカマーンです。

 …もし余りに少ないようだったら、1回だけ期限延期とかしようかナァ…。(汗 


BGM:The Carpenters「Ticket To Ride」


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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