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14:06:21
こんちゃーすTONGARIです。
今日も出来れば2回更新で行こうと思います。

ただ今日は片方ペトロフ氏モノではなく、双方「我が家の戴き物」特集の続きで。
先が見えて来ましたし、この特集もそこそこ続きましたんでそろそろ区切りを
付けても良い頃かなーと思いましてね。
なので、今日予定の2回を込みで後4回分で一旦終了となります。
次はまた、纏まった量の画像が集まって来たら、ですね。

で。
今回の子は、戴いた状態そのままではありません。
基本私は石はお迎えしたらそのままの状態でせいぜいホコリを払うくらいで、
表面の泥等を落す為にブラシでこすったり結晶を出す為に周囲の母岩を
削ったり等、割とよく行われるらしい「クリーニング」もまずやりません。
だって、お迎えする時点でその辺も込みで「風景」として見てますから。
割りたくなるようなものも割ってしまったらそれまでですが、あえて手出しせず
想像力を膨らませて楽しむとか、そういう方向性の楽しみも好きですしね。
しかし、今回の子は非常に珍しい事にちょーっとばかりイタズラ致しました。
これは戴いた際に「どうしてもいい」というお言葉を予め頂いており、前々から
一度試してみたかった事だったからです。
なので、その御言葉に甘えて実験させて戴いたという訳で。

そんな被検体になったのはこの子です。

黄銅鉱_不明1
こっちの方がキレイな気がしなくもない。

産地不明ですが、塊状の黄銅鉱です。
但し記載した通り元々ただの黄銅鉱だった訳ではありません。
これはいわゆる「ピーコック・オア」として販売されていたものだそうで、それを暫く
塩酸漬けにした後ブラシで残った変質皮膜を取り除いたものです。
リンク先と違い別段これは「斑同鉱(リンク先は真性の斑銅鉱)」として販売されて
いた訳ではないそうなので、その辺誠実と言えば誠実だったのかも。

ピーコック・オアを巡る事情はリンク先記事に任せるとして、戴いた際に
「ああこれは」と思った通り、皮膜を剥いでみたら判り易く黄銅鉱でした。
以前からやりたかったんですが、どうもいい感じに仕上がりそうなものが
見付からず「うーん」と思っていた処へこの子がいらしてくださいまして。
やった本人、まさかここまで判り易い状態になるとは思わなかったです。(苦笑
貴重な検体、ありがとうございました。

実際のところ、世でピーコック・オアとして販売されているものは無数にある訳
ですけども、その中で「斑銅鉱」名義のものってどの程度の割合なんでしょね?
この呼び名自体は別に斑銅鉱専用という訳でもなく、虹色の錆皮膜を呈す
銅鉱物或いは鉱石に総称的に使われる場合もあるそうですから、そこ次第で
「これは嘘だろう」と「別に問題無いか」の境界線となるんですけども。
という事は逆に「ピーコック・オア=虹色に錆びた斑銅鉱」というのも間違った
認識と言える訳で、思い込み方によっては自爆の危険性もありますね。
この辺、やはりきちんと知っておく事の重要さを物語るエピソードだなーと。

何処をもって「損」とか「騙された」とか思うかはその人次第の部分も多いと
思いますが、だからといって果たせるはずの責任を果たさないのは別問題。
それはお店もそうですし、買う側にだって選んだ責任と言うものがあります。
ですから、関わるのであれば率先して調べ、知る事が重要と言うのが私感。
もし自分の油断や知識不足で掴んだものなら、文句は言えませんしね。

そしてこの斑銅鉱と黄銅鉱、そして異名「ピーコック・オア」の関係は比較的
有名なお話で様々なところで触れられているのですけど、その辺を色々見て
いると「錆を落すと中身が斑銅鉱ではなく、表面のみ薬品処理された黄銅鉱の
場合がある」という説明は何処でも見掛けても、通称の範疇として黄銅鉱ver
その他のピーコックが天然でも存在する事に触れている場合は割合としては
少ないように思いましたし、まして実際話に上りまくってるはずの黄銅鉱verの
皮膜を剥がすとどうなるかという具体例はほぼ皆無だったりして。
これを調べたのが私もかなり初期の頃だったので、「そりゃ判ったけど実際
どんな感じになるのよ?」とフツーに疑問が湧いてしまうのも無理の無い話。

なので、後続~私もまだ長い訳じゃありませんが~の方々への凡例的な
意味も込めて、こういう事をして撮影してみたという訳です。
無論、手元には現在もそういう「中身」のサンプルとして大事に確保。
やはり情報と言うものは出来るだけ具体的、且つ豊富な方が役立ちますから。
尤も豊富な場合はその平均的な質にもよりますけどね。

ある意味で、私の鉱物アタマ的側面を顕著に表すであろう子なのです。

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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