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2012/04/09
17:58:29
本日の石日記デース。

今日も戴き物特集の続き、町田トレジャーさんからの子デース。
そして再度水晶、一応これで今回トレジャーさんからの水晶は
ラストですが、他にも画像が出来てない子はいるんデース。
その辺はまた追々出して行きマース。

…この口調はもういいか。

という訳で、そういう事です。
毎度毎度一芸ある子を戴けて(*´▽`*)なトレジャーさんですが、
今回の子はその中でも特に変な子になります。
それがこちら。

水晶_ブラジル8
アンバランス。

画像多いので折り畳みまっする。

そういう事で、ブラジルMG州はディアマンティーナ産、緑泥石入り水晶です。
実サイズはやや長めの70x35x20mm程、見た目の割に幅があるのは色々と
出っ張った結晶が多いからですね。
全体にはほぼ無色水晶ですが、一部に記載通り緑泥石、そしてこちらは
記載がありませんが少量の角閃石様のインクを含んでおります。
勿論戴き物という事で、感謝感激。

さて。
この水晶の変な部分ですが、ソレは偏にその生成状態にあります。
まずこの画像、ともすれば上下逆に撮影したようにも見受けられますが、
これで合ってます。
画像が切れたその先は結晶が1本だけになっていて、その終端は採取時の
破断面になっており、そして上端には多少ダメージがあるもののそういった
母岩干渉や他結晶との剥離跡は一切見られませんので。
つまり、元々1本のレーザーっぽい結晶があったトコロへ、上に行くにつれて
どんどん別の結晶が生成されて最終的にこんな頭でっかちになったという訳。
セプターのような「でっかちで当たり前」なものと違い、完全にその場のノリ的な
いい加減さで集まってしまった為にこんな妙な事になっていると言う訳です。

で、この上にどんどん乗っかった結晶群ですが、ただくっ付いたのとも違います。
普通ただくっ付いただけのものであれば、状態としては「積み上がった」感じが
強くなり、相互の結晶同士の干渉は必ずしも高頻度にはなりえないでしょう。
しかし、この子の場合は「ただ積み上がった」とは言えない部分が多量にあり。

水晶_ブラジル8貫入1

水晶_ブラジル8貫入2

水晶_ブラジル8錐面表

水晶_ブラジル8錐面裏
どのアングルでも見られるほどの頻度。

上部にわだかまった結晶のほぼ全てに、相互貫入が見られるのです。
中には貫入が深すぎた故か負晶化している部分も多々。
これは各結晶がセプターのような統一性を持たず、好き勝手かつ余り間を
置かずにわしゃっと生成されたであろう状況。
何せ一目見て「コレが先」と判るのが接地するメイン結晶以外ありません。
それでいてほぼ全面が結晶面なので、他の何処かのクラスターから巻き
込んだような形跡も殆ど無く、あくまでこのメイン1本を軸に集まった感じ。
勿論、再結晶で剥離跡を塞いだ可能性も捨てられませんけど、少なくとも
現状ではそれっぽい部分が無いので判断不能です。

水晶_ブラジル8錐面アップ
判り難いですが錐面、割れてないです。

お陰で現状でもその生成過程がトップクラスで謎の子。
前回記事で「ここで戴く水晶はパズルっぽい」と書きましたが、ある意味で
この子はその極みとも言える子です。
何というかこう、バラさなきゃいけない機械を前にどこからバラしていいのか
全然判らないような、そんなカオスっぷりを濃厚に感じるのです。

でも、そこまで徹底しているせいか。
何気に1本の水晶の風景としては案外完成度高いというのもまた面白い。
やはり何事も徹底すれば一つの個性となり得る、そんな定説とも言える
概念をそのまま形にしたような、実に味わいと謎に満ちた子なのです。


BGM:The Black Crowes「My Morning Song」

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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