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2012/03/31
22:34:29
さて、本日の石日記です。

どの子を出そうか迷ってる時に、ふと手元を見たらコーヒーが。
数杯目で薄めに作ってグラスに入ってたたソレを見て決めました。

斧石_ロシア1
ちょっと違いますが、画面表示内では一番近い色味だったもんで。

複数画像なので折り畳みへどぞ。

まぁ、撮影時に透過光を強めに使ってるから、普段の見た目に比べ若干印象が
違う部分もありますかね…前方光だと褐色がもうちょっと強いんですが。
尤も私の画像は時々書いている通り「標本写真」という意識は低く、姿をどれだけ
現物を逸脱せずに美しく出せるかの謂わば「グラビア」的な方向でやっております
ので、その辺は別物になっちゃわない限りある程度の許容幅はあるんですけど。
ってか実物も意図的に透過光入れるとこんな感じになりますから、普段の見た目と
違うように感じても、その状況下においては忠実ではあるんですよね、一応。

…って、盛大に閑話休題。( ̄x ̄;

そんな訳で本日はロシア沿海州、ダルネゴルスク産の斧石です。
よくある事ですけどこの状態はグループ名で、成分変動による詳細種は判りません。
とはいえ、この産地だと大概は鉄かマンガン・及びその間の固溶体種かいずれか
でしょうけど…まーこの点ラベル以上の事は見たって判りませんし、そこは割り切りで。
そういえばミックス状態での登場は昨年に一度ありましたが、完全な主役での登場は
コイツ以来ですから実に久しぶりになりますねぇ。(しみじみ

実サイズは45x25x15mm程、但し厚みは画像のように一部佇立状態になっている
部分があるため割増になっていて、全体的にはせいぜい10mmくらい。
母岩は薄く板の芯となっている状態で何だかはちょっと不明、その両面にびっしりと、
ご覧の通りの小さくシャープな結晶形となかなかの透明感を見せる斧石が全く隙間の
無いくらい密集しているものです。
ちなみに画像に付随記載してある水晶と硫砒鉄鉱は何処かというと、

斧石_ロシア1アップ1
ルーペで見ると斧石の実力も判り易い。

まず、この斧石の結晶上に付いた微細な無色針状結晶が水晶。
この状態で他に考えられるものは方解石と魚眼石で、実際両者共当地では付随して
いる事が少なくないものの、x18ルーペでなら割合はっきり六角柱状である事が
判りますし、光沢がそれらとは明らかに異なりますからまず間違っていないでしょう。
多分以前だったらもっと自信無かったと思うんですけどね。
この辺、やっぱりペトロフ氏モノで鍛えられた部分があるのかなぁ。

そしてもう一方のお供はこちら。

斧石_ロシア1アップ2
これは自分でもよく気付いたと思う…。

メイン画像の裏面、全体の中央付近の斧石群に殆ど埋もれたような状態で
この1箇所にのみ、柱状結晶数個が組み合わさった硫砒鉄鉱が付いてます。
やや風化しておりますが、形や組み合わさり方が非常に端正。
それに周囲に群れる斧石&水晶との調和も良いバランスです。
ってかこれは画像幅で5~7mmって処なのですが、別途これをそのまま20mm
程度まで拡大したサムネイル標本があったら、私喜んで買うと思います。(笑

この二者は実の所どちらも店舗さんのラベルには記載されておりません。
とはいえ水晶はもう見れば存在がすぐ判る表面に、しかも多量にいるのに
比べると、硫砒鉄鉱の方は正に探さないと見付からない隠れキャラ。
見逃さなかったのは多少なりとも観察眼が鍛えられて来たという事でしょうか。
確かに私の一連のコレクションには圧倒的に小さいものが多いので、そういう
ベクトルのものに関しては眼が慣れやすいんでしょうね。

石、特に原石で母岩付きだと、こういうラベル記載外の楽しみ的存在は割と
頻繁にある事で、その考察もまた楽しみ方の1つです。
あんま行き過ぎると悩みの種にしかならなくなっちゃいますが、適度に色々
見て調べて悩んで判断するのは、一種推理小説めいたアタマの遊戯に
なりえますし、まして今回の子のように風景も良ければ尚更。

全体で、そして細部で。
そして盆栽として、美しい結晶として、鉱物として、そして観察対象として。
一粒で幾度も美味しいこの子を、私は大変に気に入っているのです。


BGM:Cream「Sitting On Top Of The World」


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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