「TWWS」~TONGARI Wood&Leather Workshop …の、一応オフィシャルサイト
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11:20:27
こんちゃーです皆様。
本日は通常版とペトロフ氏版の2回更新予定です。

1発目はペトロフ氏版から。
私は何時もある程度自力で判らない事は調べるよう心掛けている
(そーすると覚えが違うので)のですが、今回ちょっとどうしても
判らずギブアップ気味のモノがございまして。
氏に直接聞けばいいんですけど、生憎私は英語が、氏は日本語が
どうやらお互い苦手なよーでして、こういう込み入った話をしようと
すると、なかなか難しいんですよね。
なので、ご存知の方がおられましたらお力借りたいなぁと。

件の子はこちらでございます。

ペ3445A_苦灰石
モノとしては一般的な鉱物なんですがね。

鉱物に関してはこちら。

苦灰石といえば菱形六面体結晶が普通ですが、この子の場合は
六角平板状というちょっと違う結晶になっています。
それがひたすら平行連晶気味に連なりまくって板になっているのがコレ。
色は内部から発色している可能性もありますが、光で虹色を呈するので
多分鉄分か何かのコーティングによるものだと思います。

…で、問題はラベルにしかと記載されたこの「Oriented xls.」。
xls.って事は個々の結晶の状態の事を指していると思うんですけども、
これがどういう意味なのか判りません。
普通に考えれば本来の菱形六面体結晶ではなく、恐らくは双晶か何かで
このような形になった結晶の事を指していると思うんですが…。
でも双晶の名称であれば「Twin」或いは「Law Twin」ですしねぇ。
となるとこの形の通称的なものだと思うんですが、今度はそういう記載が
してある同種の他のものが見当たらず裏が取れないんですよ。
情報があまりに少ないのでもしかすると古い呼称なのかもしれませんが、
そういう場合でもちょっとは引っ掛かって来てもいいと思うのですけど。

他にこういう色味や光彩を呈すものを指す可能性もあるのも勿論です。
でも、そういうの結晶形に比べれば遥かに決して珍しくないのに、
それでも情報が引っ掛かって来ない以上、判断出来ません。

見た目には非常に美しく、それだけで一風景として成立する勢いなので
もうちょっと大きめのものを通常版コレクションとして欲しいくらい
なんですけども、気になって仕方ありません。
もしこの点に付いて何かご存知の方がおりましたら、是非ともご教授ください。


BGM:人間椅子「夜叉ヶ池」

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コメント
こんにちは~はじめまして。
私も最近気になってxlsについてちょっと調べたのでコメントさせて頂きます。
ホリミネラロジーさんのtwitter、3/19あたり見るとxlはpseudocubicと関連がありそうで、3/18にはxlsの記述もあります。
pseudocubic xlsで検索すればかなりひっかかるので、それを読めば答えが見つかると思います。

手っ取り早くいくならホリさんにリプライするのがいいのかも…
私は時間があるときに勉強してみようかなと思います。

SHINRI│URL│2012/03/28(Wed)20:58:33│ 編集
先程のコメント、全然間違ってました。
xls=crystals の略語ですね。
つまりこの場合のoriented xls = 方位性のある結晶群?

xlはただの単結晶程度の意味だったのかも…
お騒がせしてすみません。


SHINRI│URL│2012/03/29(Thu)20:12:18│ 編集
Re: タイトルなし
いえいえ、お間違いだからとお謝りにならずとも。
そのお心遣いだけでこのTONGARI、揮発しそうな程に嬉しいです故。

仰る通りxls.はエ○セルの拡張子…ではなく、そういう意味ですね。
海外ラベルだと頻繁に使われますし、私自身も使います。
またpseudoは「疑」とか「仮」とかの意味の接頭語なので、仮晶「pseudomorph」や
また鉱物名でも疑板チタン石「Pseudobrookite」等で使われますね。
また、仰ってた「Psudocubic xls.」は疑立方体の結晶って意味です。

しかし、そこから思い立ってちょっと調べてみましたら、「もしかしたら」という
ヒントになるかもしれないものをみつけました。
もっとも、完全に推測で裏付け等は全くございませんが。

まず1つは、メキシコでの産出を確認出来ませんでしたが、してもおかしくない組成の
鉱物として疑六方結晶で六角板状になりうる斜方晶系の「Orientite」という
鉱物種が存在する事が判りました。
http://www.mindat.org/min-3017.html
苦灰石は三斜晶系なので、自身の双晶等で疑六方になる可能性もありますが、
Orientiteが希産鉱物なので、もし特産的な仮晶だったりする場合は
このような通称が付いてもおかしくないかもしれないかもと。

もう1つは苦灰石と成分連続する方解石の多形であるあられ石(斜方晶系)。
これが非常に頻繁に疑六方晶を取ることを思い出しました。
その場合苦灰石と完全に固溶体を成す事は無い(苦灰石グループにも
あられ石グループにもどちらかの端成分鉱物が存在しない)ですが、
両者はかなり頻繁に混在したり仮晶を作ったりしますから、あながち
無関連でも言えないと言える間柄です。
そこへこのような特徴的な産状を持っている場合、その上で仮晶等の
特徴を後押しするような「ローカル通称」が付いてもおかしくないかなと。

んで、ローカルな通称であれば、調査が難しい…特に言語圏が違えば
なおさら…のは当然という事になるかも。
しかも標本自体が古いものなので、過去の通称である可能性もありますし。

とまぁ、そんな感じです。
全く違う方面からの調査アプローチ手法に気付けたのは、今回のコメのお蔭です。
いやはや、本当にどうもありがとうございました。

もうここまで来ると自力解明出来ないのは何か悔しい(笑)ので、ペトロフ氏への
答え合わせをもしするにしても推論が固まったあとにする事を決めました。
なので、引き続き情報をご存知の方、どんな些細でも構いませんのでよろしければ
どうぞご教授の程お願い致します。

TONGARI Take│URL│2012/03/29(Thu)20:51:14│ 編集
なんか色々勘違いしていたみたいです。
お言葉ありがとうございます~
不明な言葉はxlsでなくorientedの方だったのですね。
orientedには結晶に関する特別な意味は含まれてない思ってました。結晶物理などで(111) oriented とかoriented (111)といったら"(111)方位の"の意味ですよね。
だからxlsを特殊な面方位等の表記なのかと勘違いしてしまったんです。

それだと配向性のある結晶群程度の意味しかなさないのでなんのヒントにもならないですが…

SHINRI│URL│2012/03/29(Thu)21:09:49│ 編集
Re: タイトルなし
!!!

何と、結晶「物理学」の方ではそんな呼称があったんですか!?
実は私、鉱物の結晶系の事はそれなりに頑張って吸収しましたし、実物での
概念はある程度把握してはいても、「結晶物理学」レベルの知識までは
まだ全然追い付いて無いんですよ。
確かに結晶の方位等を指して(a,b,c)という記載をするのは知っていたんですが。
何せ元々全然関わりの無い方面から、単に盆栽的に気に入って石世界に
足を踏み入れた人なので。
なので盲点と言うより、全く「知らない」方面の知識です、それ。

そのお話、非常にありえます。
というか、どちらかというと双晶や仮晶、産状方面からアプローチしていたのが
自分の手法だったので極端に煩雑な状況になっていましたが、むしろシンプルな分、
「特殊或いは特徴的な方位に成長した苦灰石結晶」の記載という事象である方が
遥かに現実味があります。

正に私の弱点部分を的確に補填する情報です。
本当にありがとうございます、その方面から詳しく調べてみます!

TONGARI Take│URL│2012/03/29(Thu)21:33:49│ 編集
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Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
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