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11:02:17
シリーズ・アフリカ石4回目です。
ちょっとお出かけ予定があるので、何時もより更新時間早いです。
本日は私にとっての「本命国」、南アフリカ共和国より。

…と、申しましてもいわゆる「オレンジリバー」ではございません。
南アフリカはオレンジリバーだけではございません。
かつてキンバレーのダイヤを始めとして、各所で各種の鉱物が
さくさく出て来るとってもウラヤマシイ土地なのです。
最近では杉石がやはり高名ですかね?

が、本日はそれでもやっぱり水晶でして。
割合スタンダードなものから変化球まで色々な水晶を産する
この国でございますが、本日は「変化球の変化球」で固有名も
付いているというこの一品行きましょう。

カクタスリモーネ1
南アフリカ名産、通常アメシストが基本のカクタス(サボテン)水晶の
内、褐鉄鉱コートで鮮やかな黄金色に染まったもの。
その名も通称「カクタス・リモーネ」と申します。

実サイズ50x30x20ほどで、表(?)は鮮やかな黄金色に染まり、
裏を返すと「いかにも」な土臭さが味わえる1本で2度オトクなもの。
このタイプはどうも地色は無色か、アメシストにしても超淡色が
多いのか、殆ど「色混ざり」は見られません。
そしてコート加減が絶妙でして、角度で光の屈折率差による
虹…つまり「ネイティヴアクアオーラ」が楽しめます。
(錐面のみですけど
あと、地味に良く見ると主結晶は3本の連晶になっています。

これが新宿ショー最大の「発掘品」です。
カクタスリモーネ自体はずっと探していたのですが、ただでさえ
南アフリカにしては強気価格の多いカクタスクォーツの更に
特殊型とあって、風景とお値段の対比が中々。
そんな中、新宿ショーで「普通のカクタス」が入った箱を「どーせ
無いだろうけど…」と掘り返したら、1本だけコイツがいました。

む、姿良し、コート良し、サイズ良し。
…でも他はあるのに、これだけ値札が無い。
「んー?」と思いつつ店員のおばちゃんに聞いてみましたら、
おばちゃん普通の紫カクタスとサイズを比べて、

「んじゃ○○○円で。」(←三桁

…い、いいの?(笑
と、思いつつも当然口に出さず(苦笑)そのままお迎え。
いやはや、ある所にはあるもんです。

っと、ちょっとここでよく使われる「褐鉄鉱(Limonite)」について。
ショップさんですら誤った説明がなされている時が結構
見受けられるのですが…
「褐鉄鉱(Limonite)」という鉱物名はありません。
これは鉄の酸化鉱物、一般には水酸化鉄(場合により酸化鉄も
含む)を総称する「通称」または「野外名」です。
これは水酸化鉄鉱物の針鉄鉱と鱗鉄鉱が極端に肉眼判別が
困難な上に混在し易く、また単品標本でもなければ早々厳密に
分ける必要が無いとされている所から付いた名です。
(私感:インクルージョンの際は分けるべきでしょうけど
ま、要は石世界において「天然鉄錆」を表す言葉だと思って頂ければ
大体合ってます。

閑話休題。
この石…といいますかカクタスクォーツは、現地では「精霊の石」だそうで。
確かに普通の水晶と比べると、独特というか個性的というか、
「混ぜても目立つ」スタイルです。
カクタス自体は一応無色(希少)・紫(紫煙含む、普通)・煙(やや少)
・リモーネ(少)の4種が存在すると聞きましたが、どれも「特別なもの」に
見えたのでしょうね。

一応、主軸に水晶が1本あって、その周囲をウルグアイアメシストを
微細化したよーな小結晶が囲むのが基本スタイルです。
よく似た「フェアリークォーツ」と呼ばれる水晶がありますが、こちらは
微細結晶がカクタスは横方向に成長ベクトルが向きそれなりのサイズを
持っているのに対し、フェアリーは殆ど基盤水晶の形を残す程度に
粒のような水晶が上向き(極小キャンドル的?)に錐面まで覆っている
ものを差すそうです。実際両方持っておりますが、確かに違います。

…で、カクタスもこれを含め3本(あと2本は紫と紫煙)うちにはございますが、
どうも同じカクタスでも2種存在するような気がしてなりません。
といいますのも、1個はこのリモーネと同様の単結晶、もう1つはブラジルの
アメシストのように複数結晶がごちゃっと集合したものなのですけど、
どうも集合版の方の「芯結晶」が6角柱でこそあれ質感が半端…
…何か「水晶になり切れてない玉髄」みたいなんですよ。
全部がそうではないみたいなのですが、ちょっと気になります。
で、悪い事にそっちは詳細産地が不明。(涙

ともあれ。(復活
問答無用のはっぴーからーです、しかも気取ってはおりません。
ベ○トンとは違うのだよ、ベネ○ンとは。
折りしも本日は週末土曜、皆様にもこの石の如く「自然な楽しみ」が
訪れますよう、ささやかながらお力添えです。

私?
私はケースにこれと紫単結晶カクタスをコンビで収納していますので、
所持者特権として両者を見て二倍はっぴーに過ごしますとも。(・∀・)

BGM:Adagio「Underworld」

※2011/8/18追記
この産地のMagaliesbergですが、どうも産地として正しくないようです。
実際にはBoekenhoutshoek地区の広範囲で取れる模様。
ソースはこちらです。
<mindat 産地情報:Magaliesberg>
http://www.mindat.org/loc-8026.html

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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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