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20:41:41
本日の石日記です。
そろそろ樹形石のお話は終わりになり…

…ません。( ̄▽ ̄)

後今回だけ続きます。
今回登場する子は確認の限りでは一般的な二酸化マンガン鉱タイプなの
ですけど、またちょっとだけ今までの子とはスタイルが違ったものです。
そんな子はこちら。

晶洞_モロッコ2
割とありふれた子。

複数画像なので折り畳みへどうぞ。

という事で、樹形石の流れラストを務めるのはこのお方。
モロッコ産の玉髄晶洞です。
この地の玉髄としては最も多範に渡って流通しているタイプなので、
石好き(特に原石系)の方なら一度はご覧になった事があるでしょう。
実サイズは45x30x25mm程、晶洞の出っ張り言うか引っ込みと言うか
そんな辺りを切り取ったような、椀型をしたものです。
当地の玉髄はまるで問題無くそう言えるものも多い一方で、玉髄と
言いつつ殆ど肉眼的な水晶が結晶して集まったようなものも多く、
モノによっては「玉髄?」と思うようなものも多々ある訳ですけども、
この子はその両者がバランス良く共存した感じになっております。
いかにもな怪しい洞窟感が非常に気に入ってお迎えしたので、画像でも
そこに焦点を当てる感じで撮ってみました。

いや、私クトゥルー神話系の長い大ファンだったり致しますもので。(^^;

で、樹形石。
この子はこうなってます。
晶洞_モロッコ2樹形石

やはりと言うか、見慣れた感じのタイプですね。
ただ、この子の場合はどうも内包されている訳ではなくて、表面に
張り付いているだけのようなのです。
気になったので極目立たない所を炭素鋼の針でちょっとだけ引っ掻いて
みましたら、樹が欠けたんですよ。
玉髄のモース硬度は密度等にもよるでしょうが6.5~7なので、もし内包
されているのであれば軽く掻いた程度では樹は欠けないはず。
なので全体がどうかは判りませんが、少なくともこれは通常のSiO2塊間や
クラック等に内包されたものではない部分があると言う事になります。
まー考えてみれば当然で、当の二酸化マンガン鉱にしてみれば作られる
タイミングを除けばクラックに染みるのも晶洞内で壁にくっ付くのも、
大体似たようなもんなんでしょう。
これが極端な終生鉱物(各種鉱物生成順で末期に出来易い鉱物)なら
また話は違ってくるのかもしれませんけど。

ちなみにこのタイプの玉髄、よく見ると書きましたが1つご注意。
というのも硬度等とは全く別問題として、コイツらは非常に脆い事が多いです。
玉髄って割と頑丈なイメージが強く(実際頑丈なものが多い)、つい同様に
扱ってしまいがちですが、全体的に玉髄部分が水晶状態に近い分粗粒で
尚且つ薄く、更に母岩も薄い上に鉄分等を含んでいて部分毎の状態が
バラバラで劣化崩壊しかけている事も多いため、ちょっとした衝撃でも
割れてしまう例が結構あります。
ですから保存の際の積み重ねは勿論、ミネラルタックの使用もかなり危険。
試した事は無いですが、水浸保存なんてもっての外でしょうね。
長期で言えば剥き出しで置いておくのも、鉄分劣化の面で危険かもです。
実際私はタックで1つ別の子を割ってしまいました。 orz

お手軽な部類に入るものだけに、逆に皆様ご注意あれ。


BGM:Anekdoten「Harvest」


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TONGARI Take

Author:TONGARI Take
多趣味過ぎて常にテンパってる人。実はクラフト歴まだ浅いので、発想勝負。石は鉱物・岩石何でもありの鉱物-造形美好き中間派。パワーストーンは「何やら不可思議神秘系」ではなく、「天然造形芸術力」という意味で信じているタイプ。言うなれば「鉱物無頼・盆栽派」。

石に付いては色々書いていますが、全て「補足」です。本質の一端を知る為に調べた事を書き連ねている事が多いです。皆様はそれに囚われることなく感じたそのままにご覧いただけると嬉しいです。
なお、石暦は3年半を過ぎました、まだまだ精進の身です。 orz

尚、石画像は標本写真と言う意識は殆ど無く、「現物に出来るだけ忠実なグラビア」的指向で撮影しています。
完全再現を求める標本写真がお好みの方には合わないかもしれませんが、その点はどうぞご了承の程お願いします。

使用カメラ:Canon IXY Digital 20IS
コレしか持ってないしー。

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